
国内外のDX先進事例の紹介に加えて 今年話題となったAIの進化やDX人材育成までを網羅
#DX白書2023
大きな反響をいただいた「#DX白書2022」を大幅にアップデートし、ディズニー等のDXの次に進もうとしている企業の先進事例やそれらを取り巻くAI/Web3などのDXトレンド紹介、そしてDXを推進するための人材戦略まで、検討のヒントになる情報を多数詰め込んだ内容となっております。
国内外のDX先進事例の紹介に加えて 今年話題となったAIの進化やDX人材育成までを網羅
#DX白書2023
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TikTokに興味はあるもののどうすればいいかわからない方
縦型動画を試してみたいけど、アサイン、ディレクションに対してノウハウが無い方
一度は試してみたけど、成果が出ず伸び 悩んでいる方
DX推進のご担当者、事業責任者の方
新規事業や組織改革を担う事業責任者の方
マーケティング担当、Web担当の方
著者: Kaizen 編集部
ランディングページは、商品やサービスをWeb上で展開する企業にとって、ユーザー獲得のきっかけとなる重要なページです。そのランディングページのCVR(コンバージョン率)を最適化する対策のことをLPOと呼びます。
ランディングページの改善がCVR向上に繋がることはわかっていても、どのような施策が効果的なのか、どの指標に着目すれば良いのかなど、具体的な手段がわからない方も多いのではないでしょうか。
本記事では、LPOの基礎知識から施策実施における指標設計、着目すべき改善点など具体的なポイントを解説します。Kaizen Platformがこれまでに取り組んできたLPOの事例を交えて、実際にランディングページの最適化がどのようにCVR改善につながっていくのか、知見と実績をもとにご紹介します。
"ランディングページ改善"のお役立ち資料を無料でご覧いただけます
デジタルの顧客接点強化の必要性が増す中、Webサイトは重要な役割を持ち、LPOは欠かせない施策の一つです。成果をあげるためにも適切な設計と、検証と振り返りを行い改善サイクルを回すことが大切です。
CV改善や売上UPの実現を目指したい方へ、これまでKaizen Platformが1,000社・50,000回以上の施策支援から得た知見や実績に基づいた『サイト改善で成果を上げるノウハウガイド』をお届けします。
LPOやEFO、ABテストをはじめとしたサイト改善における打ち手にお悩みの方、ノウハウがないとお困りの方、、具体的なLPOの取り組みを知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
▼目次
LPOとは、Landing Page Optimization(ランディングページ最適化)の略語で、CVRを上げるために、ユーザーのニーズに合わせて、ランディングページの構成やデザインなどを最適化する施策です。
ランディングページの構成や問題点によって実施する施策は異なり、ファーストビューの訴求改善や導線設計の変更などが具体的なLPOの施策になります。
広告やメルマガなどを経由し訪問するランディングページは、各種流入経路からCVを獲得するために欠かせませんが、近年さらにその重要性が増しています。
その背景に、プライバシー保護によるCookie規制で、ターゲティング広告の効果が減衰していることが一因として挙げられます。
そもそも、「Cookie(クッキー)」とは、「Safari」や「Chrome」といったWebブラウザに、訪問したWebサイトにおける行動ログや入力したユーザー情報を一時的に保管しておく仕組みのことです。
これによりユーザーの行動履歴といったデータを広告主は入手することが可能でした。
しかし、欧州や米国の一部ではCookieを個人情報だと判断し、第三者への提供を禁止した法律が施行されたことで、Cookie規制の動きが広まりました。
Googleなどもこの影響を受け、2023年にCookieの第三者提供を廃止すると発表しました。
これによりこれまでのCookieを利用した分析ができなくなり、広告のパーソナライズ化(「ユーザーの年齢、性別、行動のパターン」からの配信)が難しくなりました。
Appleも同様にプライバシー規制の強化を行っており、今後はさらにターゲティング広告の効果が減衰する可能性もあるため、広告以外で効率的にCVを獲得しなければいけません。
そのため、今後はよりCVに繋がりやすいランディングページを作成する必要があり、ランディングページの改善を目的とした、LPOの重要性は高まっています。
LPOに取り組む目的はCVR向上です。ランディングページはユーザーに特定のアクションを起こしてもらうことを目的としているため、離脱が多ければ改修を行う必要があります。
特に、ランディングページの内容次第でCVRが変動する商材ほど、LPOが有効な施策といえます。
たとえば、金融系の企業や脱毛サロンなどの美容業界が代表例です。これら企業の提供するサービスは「月々少額の投資で老後に備えたい」「安く全身脱毛をしたい」などユーザーニーズが明確です。そのため、ランディングページでサービスの魅力を効果的に伝えることができれば、高いCVRを実現することができます。
一方、多数の商品ラインナップがあり、それぞれの商品を目当てに幅広いユーザーが訪れるECサイトや不動産の物件紹介プラットフォームのような場合は、LPOはさほど優先される施策ではありません。多くの場合、ユーザーはサービスを提供している媒体よりも各商品の特徴を検討し、購入を決断するからです。
そのため、ランディングページの構成をどれだけ良くしても、訪れるユーザーが商品に対してそもそも興味がなければ、CVを獲得するのが難しいです。
LPOとよく比較されるものとしてEFOが挙げられます。LPOとEFOの違いをまとめると下記のようになります。
LPO |
EFO |
|
対象 |
ランディングページ |
エントリーフォーム |
ファーストビュー |
◯ |
× |
導線 |
◯ |
× |
CTA |
◯ |
× |
フォーム |
◯ |
◯ |
どちらもCVRを上げるという目標は同じですが、LPOはファーストビューや導線の改善などランディングページ全体の改善を指します。
一方、EFOとは訪れたユーザーをフォーム完了まで導くために、エントリーフォームを改善することです。基本的にサービス申し込みや商品購入、相談や問い合わせのために、ランディングページにフォームが設置、あるいはフォームへ遷移するリンクが設置されています。
ランディングページの中でもフォームでの離脱率は特に高く、フォーム改善を行うことでCVR改善に大きく貢献します。
EFOの詳細については、「EFOとは?コンバージョンを改善する13の施策や事例、ツールを解説」でも解説しています。併せてご覧ください。
LPOが有効な施策と考えられる場合に、どのようなタイミングで施策を行うべきでしょうか。Kaizen Platformが推奨するのは、Web広告などの集客施策が、これ以上パフォーマンスが上がらないほど最適化できたタイミングです。
サイト全体で売上の向上を考えたときに、LPOよりもWeb広告などの集客施策の見直しが必要な場合もあります。費用対効果に注目するならば、アフィリエイト広告などのWeb広告運用を導入したほうが効果が期待できるケースもあるためです。
ただし、Web広告の集客効果が見込めなくなるフェーズは必ずやってきます。Web広告にはリスティング広告、アフィリエイト広告、ディスプレイ広告などさまざまな種類がありますが、広告の配信ボリュームと獲得効率は比例するとは限らないためです。
ボリュームを増やした分だけ獲得効率が良くなるわけではない
上図のように、ボリュームを増やし始めた段階ではCPAに大きな変化はないものの、ある一定のフェーズからCPAは上がっています。これは、リーチする人数を増やせば増やすほど、商品やサービスとの親和性が低いユーザーにまで広告が届くためです。
つまり、広告施策にも頭打ちがあるのです。LPOは、このようにCPAが高騰してきた段階で取り組むべきです。一定数のボリュームを獲得できているため、数%のCVR改善でもインパクトのある売上アップが見込めます。
仮に、CVRが1%であったものが、LPOを実施したことでCVRが2%になるとしたら、売上が2倍になるということです。また、CVポイントが問い合わせなど売上に直結しないものであっても、予算をかけずにより多くのリードを獲得することができます。
また、ユーザーの流入数が多ければ、ランディングページの問題点を把握しやすく、LPO実施の手助けとなります。訪問ユーザーが少ないサイトでは、問題点を見つけることが難しく、ある程度予測して改善する必要があります。
より広範な売上向上を目指すのであれば、まずはWeb広告運用など集客戦略の構築を優先し、そのうえで訪問ユーザーを取りこぼさないためのLPOに取り組みましょう。
ランディングページの平均的なCVRは約2〜3%ほどとされていますが、業界や扱う商材、流入経路などによってCVRは異なるので、一概にこの数値を目指す必要はありません。
業界ごとの流入経路別(検索・バナー経由)のCVRは下記のとおりです。扱う商材によってCVRの差は出ますが、CVRの目標設定の際に参考にしてみてください。
業界 |
CVR(検索) |
CVR(GDN) |
マッチングサービス |
9.64% |
3.34% |
法律事務 |
6.98% |
1.84% |
消費者サービス |
6.64% |
0.98% |
自動車 |
6.03% |
1.19% |
人材サービス |
5.13% |
1.57% |
金融・保険 |
5.10% |
1.19% |
旅行・娯楽 |
3.55% |
0.51% |
教育 |
3.39% |
0.50% |
健康・医療 |
3.36% |
0.82% |
B to B |
3.04% |
0.80% |
テクノロジー |
2.92% |
0.86% |
ECサイト |
2.81% |
0.59% |
家庭用品 |
2.70% |
0.43% |
不動産 |
2.47% |
0.80% |
※参考:WordStream「Google Ads Benchmarks for YOUR Industry [Updated!]」
闇雲にLPOを実施したとしても、効果が改善されるとは限りません。むしろ、誤った施策により、これまでよりもCVRが落ちる可能性もあります。
LPO施策の成果をあげるためには、サイト改善で成果をあげるための設計ポイントや成功事例の把握が欠かせません。
Kaizen Platformでは、これまでのノウハウをもとに作成した「サイト改善で成果を上げるプランニングのポイント」を公開しています。どなたさまでも無料でご覧になれますので、ぜひダウンロードください。
業界や企業によって、ランディングページの設計方法は様々です。ただし、CVを目的に制作されたランディングページには様々な共通点が見られます。
特に効果の高い、ランディングページには以下のようなポイントを抑えた構成をしております。
詳細については、「ランディングページとは?効果を出す改善ポイントや事例を解説」で解説しています。併せてご覧ください。
実際にLPOに取り組むときはどのような流れで進めていけばよいのでしょうか。着目すべき指標とあわせ、LPO施策のポイントをご紹介します。
LPOを行ううえで、注目すべき指標は5つの数値です。
LPOの実施はCVR改善を目的としているため、効果測定の基準として「ランディングページのCVR」をまずチェックします。次に、ランディングページからどれだけ次のアクションにつながったか、フォームに遷移したユーザー数を分析します。
さらに細かな改善点を見つけ出すために、ファーストビューにおける離脱率とユーザーの滞在時間を確認します。これは、数々の分析や改善施策を行ってきたなかで、ほとんどのユーザーがファーストビューで離脱する傾向にあるためです。
また、ファーストビュー以外にも、ランディングページの導線に問題がないかなど、離脱が多いポイントを分析・把握します。
これらの指標を分析しながら、最適化するべきポイントや手法を選び、改善を重ねていきます。
LPOのPDCAを回す上で重視したいのは、ペルソナ設計です。
先ほど挙げた指標からユーザーの行動を読み取ることはできても、行動に結びついたユーザーの心理まではわかりません。改善施策を重ねるためには、ユーザー心理の仮説を立てる必要があり、この仮説の根拠となるのがペルソナです。
ペルソナの一例
ペルソナ設計が誤っている、あるいは仮説の精度が弱いと、LPOの施策そのものが的外れなものになってしまい、CVR向上が見込めません。そのため、Kaizen Platformはペルソナ設計の精度を高めるためにもユーザーからのフィードバックを重視しており、LPOでは必ずABテストなどの手法を通じてユーザー視点に立った改善を進めます。
届ける相手がだれなのか、そのユーザーがどのような感情を抱き、なぜ離脱してしまっているのか、ユーザー視点を持つことがCVR改善につながります。
ペルソナ設計について、詳しくは「【事例付き】2社のペルソナマーケティングから進め方やメリットを解説」で解説しています。併せてご覧ください。
仮説と対策の一例
ペルソナを設計したら、問題の仮説を立て対策を決めましょう。
現状のランディングページがうまく成果が出ていないときに、「これでだめだったから、次はこれをやってみよう」という、思いつきの施策をしてはいけません。
ランディングページに蓄積されたデータに基づいて問題点の仮説を立てていき、それらを解消するための施策を考える必要があります。課題・原因・施策を整理してから改善に取り組むことで、結果を振り返るときの精度も向上できます。
例えば、ユーザーの滞在時間が短く、CVRが低い場合、下記の仮説と対策が考えられます。
現状の問題からどのような対策があるかいくつか考えるようにし、その中で特に効果が大きいと考えられるものを実施し検証をしていきましょう。
ランディングページを分析する際に、ヒートマップを活用することがおすすめです。
ヒートマップとは、ユーザーがWebページ上でとった行動や反応を確認できるツールです。ページのどこが見られているのか、ページ上のどこでクリックやタップをしているのかが色や図形で表示されます。また、ユーザーのスクロール状況、離脱ポイントの可視化も可能です。
これにより、サイトの離脱部分や熟読された箇所を分析できるため、サイトの問題箇所を特定することができます。
ヒートマップの詳細については「ヒートマップ分析とは?活用方法や改善事例、無料ツールを解説」で解説しています。併せてご覧ください。
ファーストビュー改善の一例
ファーストビューは、パソコンやスマートフォンなどのデバイスでそのページを開いたとき、はじめに視認する情報(動画、キャッチコピー、写真など)を指します。
約50~70%のユーザーがファーストビューで離脱しているデータもあり、LPOではファーストビューの改善が最も重視されます。LPOに取り組むとなれば、まずはこのファーストビューを最適化し、離脱を防ぐことから始めましょう。
ファーストビューでは、サービスの訴求ポイントを的確に伝えることが大切です。ペルソナ設計に応じて、ペルソナに刺さる訴求とはなにか、競合他社と比べたときの自社の魅力はなにか、を徹底的に考え抜きます。
たとえば、動画配信プラットフォームの場合、「配信番組の多さ」「月額費用の安さ」「独自番組の提供」などがアピールポイントと考えられます。このうち、どれが一番ペルソナにとって魅力的なのか、どのようなメッセージを伝えるべきか考え、ファーストビューで打ち出していきましょう。
その際、集客時の訴求メッセージとファーストビューの訴求メッセージを合わせることが重要です。たとえば「配信番組の多さ」を訴求する広告を出す場合は、ファーストビューでも「配信番組の多さ」を伝えるべきです。動画やイラストなどのビジュアルも活用し、どのような組み合わせが最も効果が高いのかを検証しましょう。
ファーストビュー改善の詳細については「ファーストビュー改善における7つのポイント」で解説しています。併せてご覧ください。
CTA最適化の一例
CTA(Call To Action)とは、申し込みフォームや商品購入ページにリンクしたボタンや訴求文など、ユーザーのアクションを促す箇所を指します。CTAは次のアクションを促すための仕掛けになるため、ファーストビューの次に優先順位の高い改善ポイントです。CTAが最適化されることで、ユーザーが購入や申し込みといったアクションを決断しやすいランディングページになります。
Kaizen Platformでは、視認性やクリックのしやすさなどの観点から数多くのCTA改善を繰り返し、その結果独自のCTA改善パターンを体系化できています。たとえば、ページ全体の中でCTAが目立つ色になっているか、ユーザーの行動を促す具体的な文言がボタンに書いてあるか、など。このチェックポイントに照らし合わせてCTAを最適化することで、CVR向上を行っていきます。
加えて、期間限定のキャンペーン情報などをCTAに挿入する施策も効果的です。CVR向上を狙った付加的なキャンペーンは、購入に対して前向きなユーザーにこそ刺さるからです。「今だけ」「〇月〇日まで」など期間を限定することで、ユーザーがCTAで離脱することを防ぎ、申し込みや購入へと促すことができます。
CTA改善の詳細については「CTAとは?8つの改善策でユーザーの行動喚起を最大化させる方法」で解説しています。併せてご覧ください。
CTAまでの導線を改善した一例
ファーストビューとCTAを結ぶ導線を最適化します。
競合サービスと比較してどのような点がすぐれているのか、商品を購入すればどのようなメリットがあるのか、自社サービスの魅力や説得力のある構成でないとユーザーの心は動きません。
一般的なランディングページの流れとしては下記のようなものが採用されています。
ファーストビュー
ボディー
クロージング
必ずしもこの構成の必要はありませんが、ユーザーがランディングページを読みたいと思ってもらえるよう、ユーザーの視点に立って最適な構成をしましょう。
短期と長期の改善施策の違い
ペルソナに合わせた改善策を打ってLPOは終了、というわけではありません。その改善がどれだけの効果をもたらしたのか、そもそも改善できたのかを検証しなければなりません。
その際、改善施策の実施において、長期の大々的なリニューアルよりも、短期で素早くPDCAを回すことを推奨します。これは、リニューアルにおける成功確率はたった30%ほどしかなく、現状維持もしくは悪化するケースのほうが多いことが分かっているためです。時間をかけてリニューアルを行っても失敗するリスクは生じてしまうのです。
そのため、前述のファーストビュー、CTA、導線の改善においても、ユーザーからの反応を見ながらABテストを継続的に行い、成果の出る施策のみを残していくほうが、確実かつリスクの少ないLPOを実現できます。Kaizen Platformが過去に取り組んだ案件でも、6か月のABテストを経て59%の効果改善が見られました
ABテストの詳細は「ABテストで陥りがちな課題とは?成果が出た事例も紹介」で解説しています。併せてご覧ください。
LPO施策の進め方を踏まえ、具体的にどのようなLPOを実施すればいいでしょうか。効果が出る、LPO施策について解説します。
長さが異なるランディングページの例
まずは、長さが異なるランディングページを用意しABテストを実施するようにしましょう。
商材の特性により配置する必要があるコンテンツは異なるため、ランディングページも必然的に長さが異なってきます。最適な長さのランディングページを知るためには、2種類のランディングページでABテストを行うようにしましょう。
また、最適な長さのランディングページを知ることで、その後のLPOも効果的に進めることができます。
ランディングページでの機能解説がわかりやすく良いUXの例
ランディングページのCVRを上げるために、ユーザーが使いやすいサイトにする必要があります。そのために、UXを改善するようにしましょう。
UXとは、ユーザーエクスペリエンスの略で、製品やサービスを利用する際のユーザー体験を指します。ユーザーがアプリやWebサイトを利用する際にどのように感じ、どのように操作していくかということが、UXに関わる要素となります。良いUXを提供することで、ユーザーはストレスなく製品やサービスを利用でき、満足度が高まります。
良いUXの例として、ランディングページでの機能解説がわかりやすい、商品の使い方が動画で分かりやすく説明されている、使い方がわからないときにいつでも質問できて答えてくれる、といったものが挙げられます。
文章量や画像の見せ方、導線設計の工夫で、小さな画面でもストレスなく操作でき、わかりやすいコンテンツにすることでUXを向上させることができます。
UX改善の詳細については「UX / UIとは?違いとUXを高めるポイントを徹底解説」で解説しています。併せてご覧ください。
ページ速度を改善した例
ユーザーからの離脱をなくすために、ページ速度の改善を行うようにしましょう。ページの表示速度が遅いとユーザーがストレスを感じページに訪れる前に離脱をしてしまう可能性があります。
具体的に表示速度が何秒以内という基準は存在しません。ページ速度のチェックにはGoogleが提供している下記サイトを利用してみましょう。
ページ速度の改善には、下記を改善してみるとよいでしょう。
Web接客の例
LPO施策の1つとして、Web接客の導入もあります。Web接客とは、Webサイト上でユーザーに対して接客することを指します。
Web接客にはポップアップ型とチャット型の2種類あります。
ポップアップ型とは、キャンペーン情報などのポップアップをデバイス上に自動表示する接客方法でユーザーに訴求するメッセージをパーソナライズできます。
チャット型とは、チャットを通じて双方向のやりとりができることで、ユーザーが入力した情報や選択した項目を元に適切な情報を返答することができます。
Web上でユーザーの不安や疑問を把握し、その場で解決策を提示することでユーザーストレスが軽減でき、CVR向上に大きな効果をもたらすでしょう。
Web接客の詳細については「Web接客とは?導入メリット、ツール比較や活用事例まで」で解説しています。併せてご覧ください。
ランディングページにユーザーの口コミを入れた例
UGCやユーザーの口コミなど、第三者の評価を掲載し、商品の信頼性を高めることも効果的です。
UGC(User Generated Contents)とは、企業の手ではなくユーザーの手によって制作・生成されたコンテンツの総称です。具体的には、個人のSNSの投稿、写真、ブログなど、消費者発信のコンテンツのことです。
ランディングページにおいて、ユーザーに商品を理解してもらうために、商品の訴求ポイントやメリットを伝えますが、企業側の発信のみでは「本当に効果があるかわからない」と心配する方もいらっしゃいます。
それに対してUGCは、実際に使用したユーザーの商品の使用感や体験談などのリアルなクチコミであり、商品の効果が信頼されやすくなり、CVRの向上に繋がります。
ランディングページに動画を入れた例
ファーストビューの改善においては、動画を埋め込み、訴求力を高める手法もあります。文章のみでは実現しづらいスムーズな情報伝達をできる点が最大のメリットです。
ランディングページに動画を埋め込むことで以下の3つのメリットがあります。
文字だけでは伝えられる情報に限界があるため、動画を導入することで「必要最低限の文章でCVへと誘導する」というランディングページのメリットを失うことなく情報量を増やすことができ、ランディングページの質が向上します。
動画の活用については「【事例付き】動画でLPの訴求力を改善すればCVR120%改善も」でも詳しく解説しています。参考にしてください。
エントリーフォームでユーザーのモチベーションを高める例
前述したように、フォームからの離脱率はランディングページの中でも特に高く、フォームの改善を行うことでCVR改善にも繋がります。
エントリフォームを改善するEFO施策として、主に下記の施策があります。
EFO改善の詳細については「EFOとは?離脱要因やフォーム最適化施策、事例、ツールを解説」で解説しています。併せてご覧ください。
シェフ監修といった信頼性を高めた情報を記載した例
ランディングページが信頼できるページであることを証明するのも重要なLPO施策の1つです。そのため、ランディングページの信頼性を高めるような情報を記載しましょう。
例えば、運営会社が安全であることを証明するために、ランディングページの下部に、会社名や設立日、資本金や取引先などの会社情報を記載するのがおすすめです。
他にも、「企業の実績」、「商品をプロや専門家が監修している」、「個人情報の取り扱い方法を示す」などさまざまな方法が挙げられます。
ランディングページのコンテンツが信頼できる情報であれば、ユーザーも安心してフォームの入力を完了させるため、CVRの向上に繋がります。
LPOを実施しても、期待した効果が出なかったというケースは少なくありません。例えば、ランディングページの表面的な見た目を変更しただけでは、CVRが向上するとは限りません。
LPOを成功させるためには、そもそもなぜLPOを行うのかという目的を考え、ゴールから逆算してどのような設計を施すのかを順序立てる必要があります。またランディングページを改修したものの、逆に効果が悪くなってしまうというケースもあります。
ここでは、LPOにおけるよくある失敗を6つ解説します。
LPOを成功させるためにも、LPOでよくある失敗を理解するようにしましょう。
Webマーケティング施策全体で言えることですが、LPOにおいて「誰を」ターゲットとし施策を進行するのか、を考えることは非常に重要なことです。
当たり前のことなのですが、できていない企業は多くあります。
例えば、30代女性に特化したランディングページに改善したいとしても、どのような30代女性なのかといった細かい設定までを考えられておらず、ターゲティングを曖昧にしてサイト改善を行っていることがあります。
30代女性と言っても子育てをしている主婦なのか、仕事で忙しいビジネスウーマンなのか、どのような趣味嗜好があるのかなど多種多様です。
まずはどのような人物がターゲットであるのかを明確にするために、ペルソナを設計するようにしましょう。
ランディングページを改善する時、「なんとなく今時のデザインを取り入れてみる」や「これまでランディングページを触ってなかったからとりあえず内容を変更してみる」というように目的を明確にせず、LPOを行う企業があります。
このような場合、表面的なデザインのみを変えてしまい、結果が伴わないケースが多く見られます。コストばかりかさみ、利益を生み出すランディングページからほど遠い結果になりかねないため、まずはランディングページの役割を明確にし、LPOを考えるようにしましょう。
担当者の勘に頼ってLPOに着手すると失敗するケースもあります。
日々、進化しているデジタルマーケティングの世界では、過去の成功体験が通じなくなっています。
以前は情報量が多いレイアウトが好まれていましたが、現在はシンプルなレイアウトが好まれているなど、変化は目まぐるしいので、過去の経験に頼らずランディングページの離脱率などしっかりと数字を使った分析を行うようにしましょう。
ランディングページで他の商品のリンクを入れるなど、外部ページへ遷移するリンクを入れることで失敗することもあります。
外部へのリンクが複数あると、ユーザーの離脱率が高まるばかりで、CVRは改善されるというわけではありません。
ランディングページ内のリンクを減らすことで、離脱率も減りユーザーがコンテンツの内容のみを熟読するため、CVRの促進に繋がります。ランディングページ内には極力外部へのリンクを貼らないようにしましょう。
仮に、関連商品などのリンクを入れたい場合は、フォーム入力後に訴求する方法がおすすめです。
ランディングページに口コミを入れることは商品の信頼性を高められますが、口コミの内容次第では、逆効果になることもあります。
例えば、商品の効果が明らかに大げさに書かれたものであれば、ユーザーが商品に対して不信感を抱くこともあります。また、自作自演の口コミといった虚偽の口コミをランディングページに掲載し発覚した場合は、企業の社会的地位を落とす事態を招く可能性もあります。
そのため、口コミを掲載する際は、ユーザーのリアルな声がわかるものを利用するようにしましょう。
商材の情報をより伝えるために、画像や動画などを掲載することは効果的な施策の1つです。ただし、画像や動画を複数載せることで、ページの表示速度が遅くなり、ユーザーの離脱率が上がってしまうこともあります。
そのようなことを防ぐためにも、ランディングページの表示速度が少しでも遅いと感じたら、画像や動画の容量を圧縮したり、CSSなどのコードを一部変更したりして、表示速度を改善するようにしましょう。
では、具体的にどのような改善施策を行い、どのような成果が見られたのか、実際にKaizen Platformが手がけたLPO施策をご紹介します。
課題 |
ランディングページのテキスト量が多く、ユーザーの離脱率が高い |
施策 |
イラストや図を活用し、保険の仕組みやプランのメリットなどを視覚的に伝えた |
結果 |
ユーザーの滞在時間は138%増加し、CVRの改善に繋げた |
生命保険を扱う『ひまわり生命』では、自社商品を訴求するランディングページを設けていました。しかし、保険商品の特性上、丁寧な言葉遣いや具体的な説明が必要不可欠であるため、どうしてもページ内のテキスト量が多くなってしまい、ユーザーの離脱率が高いという課題を抱えていました。
テキストの羅列になってしまっていることがユーザーの離脱につながっていると考え、ランディングページの訴求内容をわかりやすく改善することで、CVRの改善を図りました。
商品の特性上、説明すべき内容を削るなどができないため、訴求内容の見せ方を工夫することに。イラストや図を交えながら、これまで文字で説明していた保険の仕組みやプランのメリットなどを視覚的に伝えることで、より直感的に商品の魅力を感じてもらえるようデザインし直しました。
この改修によって自社商品の内容を正確に伝えつつ、魅力的なランディングページが完成。結果、ユーザーの滞在時間は138%増加し、見事CVRの改善につながりました。
Huluの訴求ポイント別LPOの成果
課題 |
ファーストビューの離脱率が高い |
施策 |
3つの訴求ポイントをユーザーニーズに合わせて出し分ける |
結果 |
施策効果の高い広告とランディングページの組み合わせを発見し、100~102%のCVR向上 |
動画配信プラットフォームの『Hulu』では、会員登録を目的としたランディングページを設けていましたが、データ分析を行うとファーストビューの離脱率が高いことが課題として挙げられました。そして、さらにペルソナ分析を深めていくと、複数のニーズを持つユーザーが1つのランディングページを訪問していることが判明し、それぞれのニーズに応じた訴求ができていないことが離脱を招いているのではないかという仮説が浮かび上がったのです。
そこで、『Hulu』のアピールポイントである「安心」「お得」「簡単」という、3つの訴求ポイントをユーザーニーズに合わせて出し分けることに。Web広告とランディングページの訴求内容も合わせるようにし、3タイプの広告とランディングページを作成しました。
効果検証の段階では、オリジナルのランディングページと新たな3タイプのランディングページを比較し、広告パターンごとにランディングページのパフォーマンスを検証。結果、最も施策効果の高い広告とランディングページの組み合わせを発見することができ、ランディングページの効果を最大化することに成功しました。各デザインは全体で100~102%のCVR向上を実現し、自然流入において108%の向上を見せた組み合わせもありました。
ファーストビューにインパクトのある動画を設置
課題 |
ランディングページからの申し込み完了率を上げたい |
施策 |
ランディングページのファーストビューに動画を挿入 |
結果 |
申し込み完了率120%アップ |
証券会社である『楽天証券』がLPOで導入したのは、ファーストビューにおける動画訴求です。
ユーザーにとって魅力と感じられる、「条件なし、誰でも運営管理手数料が0円」というポイントをインパクトのある動画で訴求し、申し込み完了率を120%アップさせることに成功しました。
引用:SBI証券
課題 |
サイトの課題が不明瞭だった |
施策 |
ランディングページでABテストを行い、結果を定量と定性で分析した |
結果 |
ユーザーの離脱箇所がわかり、ユーザーにとって使いやすいサイトに改善できた |
オンライン証券を運営するSBI証券。
投資に興味を持って口座開設する顧客は多いものの、実際の取引まで進んでいない方が一定数いることに悩んでいました。
投資に関する情報を多く載せているため、顧客が困惑しているのではないかと仮説を立てましたが、それが本当に正しいのかわからず、解決策を求めてKaizen Platformに相談しました。
その結果、複数のABテストを通して仮説が正しいことを立証し、より顧客に愛着を感じてもらえるようなサイトの改善を実施できました。
引用:銀行内のDXを進めながら、地域企業のICT導入をサポート。山陰合同銀行が示す、地域に寄り添った新しい銀行の在り方|KAIZEN PLATFORM
課題 |
Webサイト改善が手つかずで、スマホ対応すらできていなかった |
施策 |
ランディングページの成約率向上を目的に、ファーストビューやCTAのABテストを実施 |
結果 |
ランディングページのCVRが改善した |
山陰地方で最大規模の地方銀行である山陰合同銀行。銀行内業務のデジタル化を進める一方、Webサイト改善は手つかずで、スマホ対応すらできていないことが課題でした。
上流のコンサルを含めた部分から、共に伴走してくれるパートナーを求めてKaizen Platformに依頼した結果、「カーローン」や「教育ローン」のランディングページが改善し、成約率アップにつながりました。
LPOを効果的に実施するためにLPOツールを活用していくことがおすすめです。LPOツールを利用することで、ランディングページの使い勝手を良くしたり、問題点や改善施策などを効率的に発見することができます。
LPOツールではどのようなことができるのか、ツールで利用できる機能について解説します。
ターゲティング機能は顧客の属性や行動履歴に合わせたランディングページを自動で表示する機能です。具体的には検索キーワードや流入経路、過去の行動履歴など、さまざまな条件ごとに表示されるページを変えられます。
これらの機能を活用することで、それぞれのユーザーに合ったページを提供でき、CVRの向上が見込めます。
例えば、これまで誰がアクセスしても同じ情報しか出なかったランディングページを、ユーザーの居住地域に合わせてランディングページを自動的に切り替えるよう変更しました。
これにより、ユーザーが求めていた情報を即座に表示できるため、ユーザーの満足度向上に繋がり、離脱率などを改善することができます。
LPOツールはユーザーのランディングページ内での行動を分析し、レポートとして閲覧・出力できます。また、分析したデータを自分の見たい形式でダウンロードすることもできます。
分析できる例としては、ランディングページを訪れたユーザーの行動が色別に可視化できるヒートマップ分析や、ユーザーがCVに至った経路がわかる流入経路分析などがあります。
これらのデータを用いることで、離脱率の高い箇所や、どのような流入経路が効果的なCVを獲得できているかを見つけることができ、具体的な改善施策を考える上で大きく役立ちます。
例えば、商材を説明している箇所での離脱率が高いとわかれば、商材の魅力が伝わってないという可能性があるため、文字や画像だけでなく動画を用い、視覚的に訴える方法が考えられます。
また、ツールによってはランディングページの離脱ポイントだけでなく、ユーザー属性別の離脱率も分析することもできます。このように、LPOツールを用いることで、ランディングページの問題点を細かく分析することができます。
LPOツールのABテスト機能を活用することで、複数のページのテスト検証を行い、最もCVRが高いページを導き出すことができます。
ツールによってはコンテンツブロック単位でのABテスト実施が可能のため、ページを複数用意せずに、クリエイティブテストを実施できます。また、セグメント毎のABテストの結果を見ることができるため、どのようなユーザーにどのような見せ方をすればいいかもわかることができます。
LPOツールによっては、テスト途中の結果から、効果がよくないと統計上有意に判断されたページを自動的に配信停止する「テストの自動最適化機能」もあり、ランディングページの改善を効果的に実施することができます。
LPOツールを活用するうえで、ツール導入だけでなくそのツールベンダーの担当者が運用をサポートしてくれるケースがあります。
サポート内容はベンダー各社によって異なりますが、ツールで分析したデータの見かたや、ランディングページの改善提案をしてくれたりと、LPOのノウハウがない初心者でも改善に取り組めるようサポートしてくれます。
例えば、一部のデータを抽出したレポートの作成方法が分からない時に、運用サポートに連絡すれば手厚いサポートをしてくれます。
また、サポートを受けることで社内でノウハウが身につくため、より精度の高いフォーム改善施策を考えられるようになるでしょう。
ランディングページをどのように改善すればいいかわからない場合や、思ったように効果が現れない場合などに積極的にサポートを利用するようにしましょう。ツール活用が不安な方は、どのような運用サポートが受けられるかを事前に確認しておきましょう。
LPO施策に活用できる具体的なツールを紹介します。
KAIZEN UXはABテスト、CVR改善などUX改善をトータルで実施するプロフェッショナルである「Kaizen Platform」が、長年蓄積したノウハウをパッケージ化したサービスです。
自社Webサイトのページにタグを挿入するだけで、HTMLやCSS、PHPなどをコーディングする必要なく、Webサイト改善のための環境を活用可能。高機能テストツール、分析機能、パーソナライズ機能などが搭載されています。
レガシーシステムが、比較的まだ多く残っている金融業界などでも簡単に導入してサイト改善に寄与してくれます。
KAIZEN UXのユーザーレビュー・口コミ
Optimizelyは米Optimizely社が提供する、世界No.1シェアを誇るABテストの最適化プラットフォームです。
Optimizelyは特別なコーディングスキルを要さず、直感的に操作できるため、誰でも簡単にテストを実施できるため、高速で改善サイクルを回すことが可能です。
世界8,000社で活用されており、様々な企業から信頼を得ています。分析できる点が幅広く、デバイス、ブラウザ、キャンペーン、または任意の切り口でセグメント分析が可能です。
参考:Optimizely正規代理店ギャプライズ|No.1ABテストツール
DLPOはDLPO株式会社が提供する、国内で800社以上の導入実績があるLPOツールです。
オーディエンス全体だけでなく、流入元やセグメント別のAB・多変量テストを実施することができます。
800社以上の導入・改善実績に基づいた、実装・導入マニュアルやサポートサイトの他、実際の活用事例を提供しており、はじめての利用でも、安心して運用を行うことができます。
多変量テストにより、CVRの高いページの検出だけでなく、どうしてCVRが高かったのかを理解することができます。
参考:DLPO株式会社 - LPOツール「DLPO」でABテスト・多変量テスト・パーソナライズを実施
CVXは株式会社ポストスケイプが提供する、シンプルな操作で簡単にランディングページが作成できるLPO支援ツールです。
約200種類のテンプレートからベーステンプレートを選び、テキスト・画像を差し替えるだけの簡単操作でランディングページが作成できます。
解析ツールとの連携で、一括管理画面から欲しい情報へアクセスできるため、複雑な操作を覚える必要はなく、リアルタイムで現状分析が行えます。
また、CVX独自のABテスト機能を活用すれば、テスト毎にHTMLの編集やタグの設置は必要はありません。
参考:インハウスLP制作・LPO支援ツール CVX | コンバージョンラボ
Visual Website Optimizer(VWO)はインドのWingify社が提供する、JavaScriptタグをWebサイトに埋め込むだけで、ABテストが開始できるツールです。
テスト対象ページに訪問したユーザーをVWOがデザイン変更したページに自動的に振り分け、どのデザイン・レイアウトでCVRが1番高くなるか自動計測します。
ABテスト、スプリットテスト、多変量テストなどが実装されており、目的に応じたABテストを実施することが可能です。
参考:【VWOプレミアムパートナー】世界6000社導入ヒートマップ付A/Bテストツール (VWO) | Visual Website Optimizer
LPOは、広告などから流入したユーザーを、より多くのCVにつなげるための重要な施策です。
ファーストビューでの離脱を防ぐ、CTAのクリック率を高める、導線を最適化するといった施策を、課題に応じて一つひとつ実施していくことが大切です。
本記事で紹介したLPOのポイントや改善事例と照らし合わせ、自社のランディングページにある課題がなにかを検討してみましょう。ペルソナの視点に立ち、細かな改善を積み重ねていくことがLPO成功のカギを握ります。
LPOとは、Landing Page Optimization(ランディングページ最適化)の略語で、CV獲得を目的としたマーケティング施策の一種です。広告や自然検索を通じて訪れたユーザーに対し適切な訴求や導線設計を行うことで、CVRの向上を目指します。
詳しくは「1. LPOは、ランディングページ最適化によるCVR改善施策」をご覧ください。
LPOは、Web広告などの集客施策がこれ以上パフォーマンスが上がらないほど最適化できたタイミングで実施するのがおすすめです。
Web広告を配信し続けることで、効果が頭打ちになるタイミングがあるため、その時にLPOで数%のCVR改善ができればインパクトのある売上アップが見込めます。
詳しくは「1. LPOは、ランディングページ最適化によるCVR改善施策」をご覧ください。
LPOを成功させるための下記の5つのポイントがあります。
詳しくは「3. LPO施策の進め方|成功に導く7つのポイント」をご覧ください。
Webサイト改善にお悩みはありませんか?
サイト改善に取り組んでいる、あるいは検討しているけれど、「自社にノウハウがない」「施策の打ち手が分からない」「成果が上がらない」といったお悩みはありませんか?
いざサイト改善に取り掛かっても、導入したツールがうまく運用できていなかったり、施策がやりっぱなしで振り返りができておらず、成果に繋がらないケースは少なくありません。
LPOやEFO、A/Bテストをはじめとしたサイト改善施策では、成果をあげるための適切なKPI設計と施策の検証と振り返りによってPDCAサイクルを回すことが大切です。
そこで、サイト改善のノウハウや次の打ち手にお悩みの方へ、『サイト改善で成果を出すノウハウガイド』をお届けします。これまでKaizen Platformが900社・50,000回以上の施策支援から得た実績を元に、サイト改善に活用できるノウハウや成功事例をまとめました。
コンバージョン改善や売上UPを実現したい方、改善の打ち手に悩んでいる、ノウハウがないとお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。