国内外のDX先進事例の紹介に加えて 今年話題となったAIの進化やDX人材育成までを網羅
#DX白書2023
大きな反響をいただいた「#DX白書2022」を大幅にアップデートし、ディズニー等のDXの次に進もうとしている企業の先進事例やそれらを取り巻くAI/Web3などのDXトレンド紹介、そしてDXを推進するための人材戦略まで、検討のヒントになる情報を多数詰め込んだ内容となっております。
国内外のDX先進事例の紹介に加えて 今年話題となったAIの進化やDX人材育成までを網羅
#DX白書2023
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TikTokに興味はあるもののどうすればいいかわからない方
縦型動画を試してみたいけど、アサイン、ディレクションに対してノウハウが無い方
一度は試してみたけど、成果が出ず伸び 悩んでいる方
DX推進のご担当者、事業責任者の方
新規事業や組織改革を担う事業責任者の方
マーケティング担当、Web担当の方
著者: Kaizen 編集部
WebサイトのCVRや広告のクリック率を改善する上で、ABテストは有効な手法です。
しかし
など、ツール選びに悩みを抱えている方もいらっしゃるかと思います。
今回は、ABテストツールを選ぶ際のポイントや、おすすめのツール全10選をご紹介します。初めてABテストを導入する方にもおすすめなツールもピックアップしているので、比較検討する際の参考にしてください。
ABテストツールの決定版『Kaizen Platform』をご存知ですか?
Webサイト改善に取り組みたくても「始められない・継続できない・成果が出ない」 これらの課題を Kaizen Platformが解決します!
Kaizen Platformの強み
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この資料で分かること
1.Kaizen Platformのご紹介
2.コロナ禍で加速する『Webサイト』の重要性
3.Webサイト改善を阻む壁
4.Kaizen Platformのソリューション・活用メリット
5.成功事例
6.改善プロジェクトの進め方
▼目次
ABテストを行う際には、ツールを用いて改善していくことが一般的と言われています。
ただ、そもそもABテストツールとはどのようなものかと疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。
ABテストツールとは、一部の要素のみを変更したAパターン、Bパターンを同時期にランダムなユーザーに表示し、成果を比較できるツールです。
など、一般的には難易度の高いことも、ABテストツールであれば簡単に行えます。これにより、より高い効果を得られるテキストやデザインのパターンをスピーディに見つけることができるのです。
ABテストツールはさまざまなものがあり、簡単に設定できるサービスが多いので、マーケティングの専門家でなくとも取り組むことができます。
ABテストツールは、その名の通りテスト機能がメインのツールですが、それ以外にもいくつもの機能があります。ここでは、ABテストツールの代表的な4つの機能について見ていきましょう。
機能名 |
主な内容 |
ABテスト配信機能 |
一部の要素を変更したAパターン、Bパターンを同時期に配信する機能 |
セグメント設定機能 |
ユーザーターゲティングを行うことができる機能 |
分析・施策実行機能 |
ABテストをするための複数のパターンを管理する機能 |
レポート作成機能 |
ABテストの結果をレポートとして表示する機能 |
主に、一部の要素を変更したAパターン、Bパターンを同時期に配信する機能です。
また、同時に複数の要素を変更し、各要素の相互的な影響を詳細に分析する「多変量テスト」を実施できるツールもあります。
デバイス、ブラウザ、初訪・再訪など、テストページを表示させたいユーザーの条件を詳細に設定することで、ユーザーターゲティングを行うことができる機能です。
ABテストをするための複数のパターンを管理する機能です。ページでのユーザーの動きを分析して、それをもとにテスト案を実行したり、その結果を管理したりできます。
詳細は次の章で説明しますが、以下のような分析が行えるツールもあります。
ABテストの結果(CVRやクリック率など)をレポート表示し、どのパターンが一番効果が高いかを判別する機能です。
ABテストツールでは、ただ単にテストを行えるだけではなく、テストに必要なデータを細かく分析できる機能や、スムーズに施策を実行するための機能などが備わっています。
具体的にどのような分析・施策が行えるのかを解説します。
ユーザーがページのどこを閲覧し、どこに興味を持っているのかを視覚的に表示できる機能です。
このような分析を行い、施策を考えてテストできるようになります。
Webサイトを訪れたユーザーの行動・特性などを分析できます。流入チャネルや、サイト内での行動履歴・ユーザーの動線といったデータを活用し、CVRを上げるための施策を検討する際に有効です。
LPOとはLanding Page Optimization(ランディングページ最適化)の略語で、LP(資料請求や商品購入といった特定のアクションにユーザーを誘導するためのページ)に対して適切な訴求や導線設計を行うことで、CVRの向上を目指す手法です。
例えば「ファーストビューを変更してテストしてみたい」と考えた際に、ファーストビューの文言や設置するCTAの文言を簡単に変更し、テストを実行できるツールもあります。
主にLPに課題がある場合は、LPO機能付きのABテストツールを検討しましょう。
LPOの詳細な手順については「LPOとは?劇的に改善した施策例やポイント・ツールについて解説」でも詳しく解説しています。参考にしてください。
EFOとは、Entry Form Optimization(エントリーフォーム最適化)の略語です。ユーザーにとってスムーズでストレスのない入力フォームを実現するための施策で、フォームの入力完了率改善を目的とします。
例えば、
といったことを行えます。
EFOに特化した機能を備えたABテストツールも多く存在するため、主にフォームに課題がある場合はEFO機能付きのツールを検討しましょう。
EFOの詳細な手順については「EFOとは?意味や効果的な施策例・ツールの機能・成功事例を徹底解説」でも詳しく解説しています。参考にしてください。
Web接客とは、商品購入を後押ししたり、アクションを促したりするためにWebサイト上で接客することを指します。「CVRの改善」という観点で、ABテストツールに搭載されていることもあります。
Web接客の機能は主に『ポップアップ型』と『チャット型』の2種類が挙げられます。
ポップアップ型とは、キャンペーン情報などのポップアップをデバイス上に自動表示する接客方法です。ポップアップ型の特徴は、主に2つあります。
1つ目は、視認性が高いことです。ページコンテンツとは分けて表示されるため見逃されることを避け、目的のページに誘導したり商品購入のアクションに繋げたりできます。
2つ目は、ユーザーに訴求するメッセージをパーソナライズできることです。パーソナライズとは、一人ひとりの属性や行動履歴にあわせて最適な情報を届ける仕組みを指します。
チャット型とは、画面上にチャットツールを埋め込み、テキストチャットでユーザーと対話する接客方法です。Webサイトの画面右下などユーザー行動の邪魔にならないエリアに表示させることで、問い合わせを必要とするユーザーに使ってもらえます。ユーザーと相互コミュニケーションができるため、ポップアップ型と比較して、ユーザーニーズの把握や適切な提案に優れた手法と言えるでしょう。
現在自社サイトのユーザー体験に課題を抱えていると感じる場合は、ABテスト機能、Web接客機能の両方が備わったツールを選択しましょう。
導入の際は、各ツールがどこまでの機能に対応しているのかを事前に確認しておきましょう。
ABテストツールを選ぶにあたり、気をつけるべきポイントについて解説します。ツールによって機能や価格などが異なるため、まずは下記3点を確認してみると選びやすくなります。
ABテストツールは、種類によって価格の幅が広くなっています。有料のものは月額固定パターンとPV数によって変動する従量課金パターンがあります。
月額固定パターンは基本的に決まった金額以上の価格となることはありませんが、従量課金パターンの場合は、突発的にPV数が増えた場合に想定以上の価格となってしまう可能性があるため、注意が必要です。
ツールによっては価格を公開していないケースも多くあります。正確な価格を把握したい場合は各サービスサイトにて見積もり依頼をしましょう。
ABテストツールは日々何度も操作するものとなるため、運用者にとって使い勝手が良いかは事前に把握するべきです。トライアルとして、無料でデモ画面を操作できるツールも多いので、必ず導入前に使い勝手を確認しましょう。
また、国産か海外製かも操作性に関わってきます。日本人に合った操作性を実現している点や、ほとんどの機能やサポートが日本語対応されている点により国産製品は安心して導入できます。
前述の通りABテストツールには、ABテスト機能のみのものと、ABテスト以外のコンバージョン最適化機能が付帯しているツールがあります。
利用できる機能は多くあるため、目的・課題に応じて、どのような機能が必要なのかを洗い出しましょう。
「そもそもどのような機能が自社の課題にマッチしているか分からない」という場合は、一度問い合わせをして相談してみることもおすすめです。
比較的安価で導入でき、リスクなしでABテストを始められるものや、リソースやノウハウがなくても安心な、サイト改善の実動部隊が付帯しているサービスなど、初めてABテストを導入する方にもおすすめなツール10選をご紹介します。
サービス名 |
月額料金 |
特徴 |
要お問い合わせ |
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要お問い合わせ |
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10万円/月~ |
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5万円/月 |
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要お問い合わせ |
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12.5万円/月〜 |
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0円/月~ |
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0円/月~ |
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要お問い合わせ |
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要お問い合わせ |
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※2023年10月時点での料金・内容です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
出典元:Kaizen Platform
Kaizen Platformが提供する、ABテストやサイトリニューアルなどを行えるWebサイト改善サービスです。ABテストの設計、デザイン作成、効果測定までを一気通貫で伴走する「KAIZEN TEAM」も展開しているため、自社にABテストを実施するリソースやノウハウがなくても安心です。
【特徴】
URL |
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価格 |
要お問い合わせ |
操作性 |
国産のため比較的操作しやすい |
機能 |
ABテスト、ABnテスト:◯ ヒートマップツール:◯ アクセス解析ツール:◯ パーソナライズ機能:◯ ローコード/ノーコードカスタマイズ:× |
※2023年10月時点での料金・内容です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
【初めて導入する方におすすめのポイント】
ABテストの設計、デザイン作成、効果測定までを一気通貫で伴走する「KAIZEN TEAM」により、初めてABテストを実施する際に発生する「リソース不足」や「ノウハウ不足」が解消されます。
特にサイト改善ノウハウはCVR向上のために非常に重要となるため、まずはKaizen Platformのサービスでノウハウを学び、その後ツールだけの利用に切り替えるのもおすすめです。
【事例】
改善効果は約110%!コピーとフォームの改善でユーザー数アップに成功|Huluの事例
出典元:SiTest
株式会社グラッドキューブが提供している、有料のサイト改善ツールです。
高機能なヒートマップツールを搭載しているなど、機能面が充実しています。
最大の特徴はデザインパターン作成時に「ノーコード」で完結するため、HTML、CSS、JavaScriptなどの知識がない非エンジニアでも簡単にABテストを進めることができる点です。
【特徴】
URL |
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価格 |
要お問い合わせ |
操作性 |
国産のため比較的操作しやすい |
機能 |
ABテスト、ABnテスト:◯ ヒートマップツール:◯ アクセス解析ツール:◯ パーソナライズ機能:◯ ローコード/ノーコードカスタマイズ:◯ |
※2023年10月時点での料金・内容です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
【初めて導入する方におすすめのポイント】
デザインパターン作成時に「ノーコード」で完結するため、HTML、CSS、JavaScriptなどの知識がない非エンジニアでも簡単にABテストを進めることができます。ヒートマップツール、アクセス解析機能、パーソナライズ機能など、多くの機能が備わっているため、まずは導入してみて自社に必要な機能を見極めるのも良いでしょう。
【事例】
多くの訴求点の中からヒートマップでお客さまのニーズを汲み取り、最適なページ構成へと改善|SiTest
出典元:DLPO
DLPO株式会社が提供している、有料のABテストツールです。
最大の特徴はABテストに加え「LPO(ランディングページ最適化)」機能にも優れている点です。LPOツールとしては日本国内で実績No.1であり、テスト数は約70,000件にも及びます。(2022年8月末現在)
自社サイトのLPのCVRに大きな課題を抱えている場合にピッタリのツールです。
【特徴】
URL |
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価格 |
10万円/月〜 |
操作性 |
国産で比較的操作しやすいが、多機能が故に操作手順は煩雑化する |
機能 |
ABテスト、ABnテスト:◯ ヒートマップツール:◯ アクセス解析ツール:◯ パーソナライズ機能:◯ ローコード/ノーコードカスタマイズ:× |
※2023年10月時点での料金・内容です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
【初めて導入する方におすすめのポイント】
自社のリソース、ノウハウの状況に合わせて「LPOプロジェクト代行」「ABテスト代行」「DLPO設定代行」の3つの伴走支援サービスから選択できます。
ABテストを初めて導入する方は、テストの設計、デザイン、コーディング、システム設定、レポート作成までLPOプロジェクトを一気通貫でDLPOにアウトソースできる「LPOプロジェクト代行」を利用することがおすすめです。
【事例】
カートのコンバージョンが前年比128%アップ!〜ブックオフコーポレーションのABテスト事例~|DLPO
出典元:Flipdesk
株式会社マテリアルデジタルが提供しているツールです。
チャット機能やポップアップ表示機能が充実したWeb接客ツールですが、その中にABテスト機能も付帯しています。
サポート体制が充実しており、料金プランも安価のため、安心して導入を進められます。
【特徴】
URL |
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価格 |
50,000円/月 ※80万PV以上の方は別途見積り |
操作性 |
直感的に使えるUIで、非常に使いやすい |
機能 |
ABテスト、ABnテスト:◯ ヒートマップツール:× アクセス解析ツール:× パーソナライズ機能:◯ ローコード/ノーコードカスタマイズ:◯ |
※2023年10月時点での料金・内容です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
【初めて導入する方におすすめのポイント】
Web接客を行えるため、ECサイトにてカゴ落ちを防止したい場合や、コンバージョンまでの導線が複雑なケース、ユーザーそれぞれに合った丁寧なコミュニケーションが必要となる場合におすすめです。
出典元:Repro
Repro株式会社が提供しているツールです。
Web、アプリのCVR向上に効果的な施策を打つことができるWeb接客ツールですが、その中にABテスト機能も付帯しています。
特徴はアプリマーケティングに優れている点です。プッシュ通知やアプリ内接客など、Webだけでなくアプリの改善にも取り組みたい方におすすめです。
【特徴】
URL |
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価格 |
要お問い合わせ |
操作性 |
直感的に操作できるUI |
機能 |
ABテスト、ABnテスト:◯ ヒートマップツール:× アクセス解析ツール:× パーソナライズ機能:◯ ローコード/ノーコードカスタマイズ:◯ |
※2023年10月時点での料金・内容です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
【初めて導入する方におすすめのポイント】
デザインパターン作成時に「ノーコード」で完結するため、HTML、CSS、JavaScriptなどの知識がない非エンジニアでも簡単にABテストを進めることができます。
また、自社のリソース、ノウハウがない場合は戦略立案から実行・改善までの全てのプロセスを遂行する「コンバージョン最大化サービス」を利用できます。
まずはサイト改善のプロからノウハウを学び、その後ツールだけの利用に切り替えるのもおすすめです。
出典元:KARTE Blocks
株式会社プレイドが提供しているABテストツールです。
国内企業での豊富な活用実績や、優れた機能・UIを持ち、2023年9月30日でサービスが終了するGoogleオプティマイズの代替ツールとして評価されています。
【特徴】
URL |
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価格 |
12.5万円/月~ |
操作性 |
直感的に操作できるUI |
機能 |
ABテスト、ABnテスト:◯ ヒートマップツール:△ アクセス解析ツール:◯ パーソナライズ機能:◯ ローコード/ノーコードカスタマイズ:◯ |
※2023年10月時点での料金・内容です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
【初めて導入する方におすすめのポイント】
デザインパターン作成時に「ノーコード」で完結するため、HTML、CSS、JavaScriptなどの知識がない非エンジニアでも簡単にABテストを進めることができます。
プロがデザインしたブロックのテンプレートやイベントが用意されているため、デザインノウハウがない場合でも安心です。
また、運用サポートチャットはもちろん、プロダクトの仕組みや使い方までKARTE Blocks専門チームからの支援を受けられる「個別相談(オンライン)」など、サポート体制も手厚いため、初めてABテストを実施する方にもおすすめです。
出典元:Ptengine
株式会社Ptmindが提供しているABテストツールです。
利用開始までの手続きがわずか5分で完了し、驚くほどスムーズにABテストが開始できます。
また機能面も素晴らしく、特にアクセス解析のダッシュボードが見やすいデザインとなっているため、初心者でもスムーズに分析が可能です。
【特徴】
URL |
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価格 |
Free:0円/月 Growth:4,980円/月〜 Premium:要お問い合わせ |
操作性 |
直感的に操作できるUI |
機能 |
ABテスト、ABnテスト:◯ ヒートマップツール:◯ アクセス解析ツール:◯ パーソナライズ機能:◯ ローコード/ノーコードカスタマイズ:◯ |
※2023年10月時点での料金・内容です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
【初めて導入する方におすすめのポイント】
アクセス解析のダッシュボードが、ビジュアルを重視した見やすいデザインになっているため、アクセス解析初心者でも分析を進めやすいと言えます。
また利用開始時に面倒な手続きも発生しないため、気軽にABテストを始めることができます。
出典元:Juicer
ログリー株式会社が提供しているツールです。
基本プラン0円でペルソナ分析やABテストをはじめとした9つの機能を提供しています。訪問ユーザーの属性を知るための分析精度が高く、人工知能や機械学習に力を入れている点が特徴です。有料オプションの利用でさらに詳細な分析結果を取得することも可能です。
【特徴】
URL |
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価格 |
基本プラン:0円 有料プラン:5万円/月〜 |
操作性 |
操作画面やレポート画面がビジュアル化されており比較的使いやすい |
機能 |
ABテスト、ABnテスト:◯ ヒートマップツール:× アクセス解析ツール:◯ パーソナライズ機能:◯ ローコード/ノーコードカスタマイズ:◯ |
※2023年10月時点での料金・内容です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
【初めて導入する方におすすめのポイント】
基本利用料がかからないため、「ABテストがどんなものであるか」を体験するのにピッタリです。必要に応じて有料版もしくは他社の有料ツールに切り替えるなどの対応をしましょう。
出典元:Sprocket
株式会社Sprocketが提供しているツールです。
Web接客ツールですが、その中にABテスト機能も付帯しています。
ツールの使い方が分からない際のサポート支援が手厚い点が魅力です。また、リソースが不足している担当者の代わりに専任のコンサルタントが施策の企画立案から設定、検証、レポーティングなどの運用までを支援し、コンバージョン改善に導く「コンサルティング(運用支援)」が充実しているのも特徴です。
【特徴】
URL |
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価格 |
要お問い合わせ |
操作性 |
国産のため比較的操作しやすい |
機能 |
ABテスト、ABnテスト:◯ ヒートマップツール:○ アクセス解析ツール:◯ パーソナライズ機能:◯ ローコード/ノーコードカスタマイズ:× |
※2023年10月時点での料金・内容です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
【初めて導入する方におすすめのポイント】
施策の企画立案から設定、検証、レポーティングなどの運用までを支援する「コンサルティング(運用支援)」により、初めてABテストを実施する際に発生する「リソース不足」や「ノウハウ不足」が解消されます。
また、分析や運用をボットが支援する「スプロボット」の活用により、コンサルティングに頼らない、内製化もスムーズに行えるでしょう。
出典元:Rtoaster
株式会社ブレインパッドが提供しているABテストツールです。
ツールの操作画面が非常に分かりやすく、高度な条件設定も直感的に行えます。
また、カスタマーサポートのスピードや質が良いことも特徴で、対応満足度は98.6%に及びます。
【特徴】
URL |
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価格 |
要お問い合わせ |
操作性 |
非常に操作しやすい |
機能 |
ABテスト、ABnテスト:◯ ヒートマップツール:× アクセス解析ツール:◯ パーソナライズ機能:◯ ローコード/ノーコードカスタマイズ:× |
※2023年10月時点での料金・内容です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
【初めて導入する方におすすめのポイント】
ツールの操作画面が非常に分かりやすく、初めてABテストツールに触れる方でもある程度直感的に使いこなすことができます。
またサポートも充実しており「この機能はどう使うのか?」「この施策を実現するには?」といった気軽な質問に対しても質の高い回答を得られ、やりたいことが実現しやすいと言えます。
「ユーザー会」といったユーザー同士での活用例を共有できる会も定期的に開かれており、ABテストのノウハウ取得だけでなく業界内でのネットワークを広げることもできます。
実際にABテストツールの使用はどのような場面で有効なのか、イメージが掴みづらいかもしれません。
実はABテストツールは、下記のようなサイト運用やデジタルマーケティングなど、オンラインでの企業活動におけるほとんどの場面で活用できます。こうした取り組みを行っている企業であれば、業種・業界問わず有用な手法となります。
LP(ランディングページ)は、資料請求や商品購入といった特定のアクションにユーザーを誘導するためのページです。Web広告や自然検索を通じて訪れたユーザーの受け皿となる、重要なページと言えます。
ABテストの検証軸としては、主に下記のようなものが挙げられます。
ファーストビューは、パソコンやスマートフォンなどのデバイスでページを開いたとき、はじめに視認する情報(動画、キャッチコピー、写真など)を指します。
約50~70%のユーザーがファーストビューで離脱しているというデータもあり、LPOではファーストビューの改善が最も重視されます。LPOに取り組む際には、まずはこのファーストビューを最適化し離脱を防ぐことから始めましょう。
ファーストビュー改善については「ファーストビューとは?サイズや重要性・デザイン例を解説」でも詳しく解説しています。参考にしてください。
LPにおけるCTAとは、申し込みフォームや商品購入ページにリンクしたボタンや訴求文など、ユーザーのアクションを促す箇所を指します。CTAは次のアクションを促すための仕掛けになるため、ファーストビューの次に優先順位の高い改善ポイントです。CTAが最適化されることで、ユーザーが購入や申し込みといったアクションを決断しやすいLPになります。
検証内容としては、ページ全体の中でCTAが目立つ色になっているか、ユーザーの行動を促す具体的な文言がボタンに書いてあるか、などといったチェックポイントに照らし合わせてABテストを繰り返すことで、CVR向上を狙います。
加えて、期間限定のキャンペーン情報などをCTAに挿入する検証も効果的です。CVR向上を狙った付加的なキャンペーンは、購入に対して前向きなユーザーにこそ刺さるからです。「今だけ」「〇月〇日まで」など期間を限定することで、ユーザーのCTAでの離脱を防ぎ、申し込みや購入へと促すことができます。
導線とは、各ページからフォームや最終的なコンバージョン地点に辿り着くまでに、ユーザーが閲覧するであろう部分を指します。
導線が最適化されていなければ、ユーザーは次のページ、もしくはコンバージョン地点へと到達できずに離脱してしまいます。
そのためどのような導線にすればCVRが最大化するのかを分析し、テストを行う必要があります。
例えば以下のようなことをテストしてみるのが良いでしょう。
オウンドメディアやサービスサイトなどのWebサイトでのABテストもCVR最大化のための有効な検証手段です。
トップページや一覧ページ、詳細ページなど、さまざまなページがありますが、中でも優先的に取り組みたいのが『入力フォーム』です。
入力フォームはコンバージョンまでのフローで確実に通るため、離脱が多く発生しているのであれば最初に取り組むべき重要なページとなります。
入力フォームを最適化する際に押さえておきたいのは下記のポイントです。
入力項目の多いフォームでは入力にストレスを感じるため、自社が必要とする最低限の項目のみを入れるようにしましょう。入力項目を必要最低限にしたら、フォームの見せ方にも工夫が必要です。
例えば、フォームを一問一答のステップ方式にすることで、画面内に入力フォームを全て表示可能となり、スクロールの手間をなくすことができます。一問一答のステップ方式にする際には、進捗状況をページ上部に表示する方法も離脱防止に効果的です。
フォーム入力前の段階がユーザーの離脱が多いポイントであるため、そこを改善することで離脱率を抑えられます。ユーザーがフォームに訪れたタイミングでフォームを入力したいと思えるような工夫をすると効果的です。
例えば「〇円かかるプランをまずは無料で登録」「今だけ〇〇プレゼント」など、入力する利点を伝えることが有効です。魅力が伝わりやすいバナーなどを設置することで、ユーザーは情報を入力するメリットを感じることができます。
同様に、入力に時間がかからないと冒頭で伝えることもモチベーションアップに繋がります。「1分で登録完了」など、入力ボリュームの目安を伝えると、ユーザーは「短時間で入力が終わるなら入力しよう」というモチベーションを維持できます。
フォームが安全であると証明することも重要なEFO施策です。フォームには個人情報を入力するため、多くのユーザーは少しでも信頼できないと思ったらすぐにフォームから離脱してしまいます。
安全なフォームであることを証明するために、下記の方法があります。
SSL(Secure Sockets Layer)とは、Webページを全て暗号化し、外部から分からないようにするセキュリティ手段です。Webサイトからサーバーへ何らかの情報を送る際に、Cookieを含めた情報を暗号化することで、情報流出を防いでくれます。こういったセキュリティの有無が、信頼できるWebサイトかどうかの指針になることが多いです。
また、個人情報の取り扱いに関する同意事項を入れるだけでなく、フォーム内で簡単に個人情報の取り扱い方法を示せば、ユーザーからの信頼性を高めることができます。
関連商品やより高価な商品を買ってもらいたいという理由で、フォームに他ページへのリンクを入れることは極力避けるようにしましょう。
リンクがあると入力完了前にページを移動してしまい、フォームの離脱率が高まってしまうからです。特に最終画面では、入力完了ボタン以外のリンクを全て外しても問題ありません。
ABテストツールは日々の改善だけでなく、「Webサイトリニューアル」時にも非常に有効です。
Webサイトのリニューアルは非常に難易度が高く、株式会社WACULが実施した調査によると、取り組んだ企業のうち効果があったと回答した企業は3割に過ぎなかったといいます。Webサイトリニューアルを失敗で終わらせない対策として、ただWebサイトをリニューアルするだけでなく、ABテストと組み合わせてPDCAサイクルを回す、という進め方がおすすめです。
具体的には下記2パターンの進め方となります。
まずはWebサイトをリニューアルし、その後、テストを繰り返して改善を続けていくアプローチです。現状の課題を十分分析できている場合に行うケースが多く、リニューアル後もABテストなどを繰り返して改善を続けていくスタイルです。
まずはWebサイトの部分的な改善を繰り返し、その中で得られた知見をもとにリニューアルするアプローチです。課題に対して対策が不明瞭な場合に多く実行されます。
どちらのアプローチが適しているか判断するためには、「現状のWebサイトの課題を分析できているか?」を突き詰める必要があります。つまり、顧客の行動・購買プロセスを正しく理解できているかが鍵となります。課題の洗い出し・深掘りを行う際には、Webサイトの改善やリニューアルに長けたプロフェッショナルの助言を求めるのもおすすめです。
アプリでも、ダウンロード数最大化や、アプリ内でのCVR最大化にABテストツールが有効です。
主に下記のようなケースが挙げられます。
アプリはそもそもダウンロードされないとユーザーには使ってもらえません。
そのため、アプリストアにおける表示内容を最適化し、ダウンロード数を増やすことが重要となります。
ABテストの観点は主に下記の項目です。
アプリ内のデザインや機能を検討するときにABテストは役立ちます。
検証軸となるのは主に下記のような項目です。
アプリを積極的に利用してもらい、コンバージョンに繋げるためには、上記観点を含めたUXデザインの検証が重要になります。
ABテストツールを利用すると、テストを正確かつ効率的に進められるなど、さまざまなメリットがあります。以下でそのうち3つのメリットを紹介します。
ABテストツールを利用する一番のメリットは、正確なテストを実施できる点です。
ツール無しでテストを行おうとすると、パターンの出し分けが難しかったり、テスト部分以外の条件を揃えられず正しい結果を得られなかったりするケースもあるでしょう。またそもそも、数値を比較し分析できる環境を整えることが困難な場合もあります。
一方でABテストツールなら、
というメリットがあるため、より正確なABテストが行えます。
ABテストツールを活用することで、コーディングの知識がなくてもWebサイトのテキストや画像、ボタンなどを自由に編集でき、効率的にABテストを実施できます。
ツールによっては、テストパターンごとの優劣を評価して自動的に最適なテストを実施できるものもあります。
また、一度に複数のパターンをテストするときには、それぞれのテストの進行状況を管理する必要があります。ABテストツールを活用することで、どのテストが進行中なのかステータスが一覧で表示されるため、チームで運用するときにスタッフ間で共有できるというメリットもあります。
数あるWebサイトやWeb広告のアイデアから、どれを採用すべきかを判断するのは非常に困難です。そのような判断の根拠を検証結果から裏付けできるのも、ABテストツールを利用するメリットです。
ABテストツールを利用することで施策の結果を数値で得られるので、「きっとこれがウケるだろう」という感覚的な判断に頼り大きく外すことを未然に防げます。
もし現在行っている施策が感覚に頼ったもので、施策の効果が出ていないのであれば、ツールを活用しデータに基づいた分析を行うことがおすすめです。
ABテストは必ずしもすぐ効果が出るというものではありませんが、中長期的に見れば改善やリソースの効率化に繋がるため、取り組むべき手法だと言えます。ABテストツールを活用し、具体的にどのようなフローで行っていけば良いのか、その手順を5つのステップで解説します。
※なおABテストツールを利用するには一般的に、サービスへの申し込みを行い、専用のコードをWebサイトやページに埋め込む必要があります。データが貯まるまで少し時間を要することを覚えておきましょう。
まずは何を目的としてABテストに取り組むのかを明確にします。明確な目的がなければ適切な仮説を立てたり、成果を評価したりできません。
初めに、「誰に」「何をして欲しいのか」というターゲットとゴールを定めましょう。
そのために、サービスのユーザー像を鮮やかに描き出し、施策展開に反映する「ペルソナ」を設定しましょう。「ペルソナ」とは、「企業が提供する製品・サービスにとって最も重要で象徴的な顧客モデル」のことです。
よく混同される定義として「ターゲット」がありますが、「ペルソナ」とは異なるものだと理解しましょう。
ターゲット:「属性」をセグメントしたもの
ペルソナ:自社サービスにとって象徴的な顧客モデルを描き出し、架空の人物像を設定したもの
▼ペルソナの一例
ペルソナ設定を行うことで、よりユーザーの心理状態をイメージでき、ユーザーファーストの視点で改善点を考えることができます。
ペルソナの作成方法と注意点については「【事例付き】2社のペルソナマーケティングから進め方やメリットを解説」でも詳しく解説しています。参考にしてください。
次に、STEP1で設定したゴールに辿り着くために、どこに課題があるかを特定します。
ユーザーの流入からの行動経路をアクセス解析ツールなどで分析し、ユーザーの離脱が多いところ、期待通りの行動をしてもらえていないところを特定します。
インパクトの大きなところから取り掛かると効果が出やすいため、まずは離脱率の高い箇所から順に改善していくと良いでしょう。
例えば、上記のように段階別の分析を行い、フォームからの離脱が多く発生していると分かった場合、フォームが最優先で改善に取り組むべき箇所だと考えられます。
ABテストツールにはEFOやヒートマップなどさまざまな分析機能もあるので、それらを活用し課題を特定しましょう。
ABテストでは、いかに適切な仮説を立てられるかが重要です。
仮説を立てる方法として、「なぜこのパートで多くの離脱が発生しているのだろうか」「アクセスは多いのに、なぜ問い合わせに繋がっていないのだろう」と問いの形にすると考えやすくなります。
「ユーザーニーズと大きくずれた訴求になってしまっているのではないか」「問い合わせフォームの項目数が多く、離脱してしまうのかもしれない」などと、いくつか仮説のアイデアが浮かぶと良いでしょう。一人では難しい場合は、誰かに話すだけでも仮説に繋がることがあります。
どうして離脱などの問題が起きてしまっているのかという理由を見誤ってしまうと逆効果になる場合もあるので、自社のペルソナなどをしっかりと理解しておく必要があります。
また、明確な理由を考察しないままABテストを行ってしまうと、結果が良くなったとしてもその要因を把握することが難しく、次に役立てることができません。
逆に成果が悪かったとしても、きちんと仮説を立てていればその理由を理解し、改善や次の施策に生かすことができます。
テストパターンを用意したら、ABテストを実行しましょう。効果的にABテストを実行するためにも、ABテストツールを活用し、複数のパターンをユーザーへ振り分けて表示しましょう。
さらに高度に検証する場合は、表示する内容を流入経路別に出し分けたり、購入回数や購入頻度といった条件でユーザーをセグメントして出し分けたりできます。
ただし、そうした設計は少し複雑なのでマーケティング上級者向けの方法だと言えます。
ABテストの検証結果が出たら、仮説は正しかったのか、もしくは仮説と違う結果だったのかといった分析をしましょう。
ABテストツールでは、施策の効果(CVRやクリック率・離脱率など)が数値で表示され、レポートを作成することもできます。それぞれの施策の効果を比較し、どのくらいの数値になったのか、どのパターンが一番良かったのかを検証しましょう。
結果が悪かった場合はその要因を分析し、良かった場合はより良いパターンはないか、さらにABテストと検証を繰り返して課題を絞り込んでいきます。
補足:成果の出るPDCAの回し方
STEP5で、「結果を検証し、改善を繰り返すことが大切だ」と述べました。このプロセスについてもう少し詳しく解説します。
マーケティング施策の「計画、実行、評価、改善」という一連のプロセスを「PDCAサイクル」と言います。マーケターであれば、日頃から「PDCA」という言葉をよく聞いているのではないでしょうか。
例えばLP内文言のABテストを行ったならば、一回やって終わりではなく、効果の良かった方のコピーをより洗練させていくことに注力するなど、具体的な改善の取り組みまで含めて考えましょう。
仮説立て・検証をもとに、トライ&エラーを繰り返すことが、施策の効果の最大化に繋がっていくのです。
PDCAサイクルを回すために気をつけるべきポイントは、
という5点です。
PDCAサイクルの回し方については「PDCAサイクルを回すために広告担当が気をつけるべき5つのこと」でも詳しく解説しています。参考にしてください。
正しいプロセスでABテストを設計、実施することで大きな成果を得ることができます。
今回はABテスト実施により、顧客獲得効率アップに成功した事例を6つご紹介します。
ABテストを実施する際の参考にしてください。
出典元:Hulu
Huluは、月額制動画配信サービスです。映画、ドラマ、アニメ、バラエティなど10万本以上の作品を見放題で利用できます。
この事例では、LPのキャッチコピーとフォームという効果の大きい2箇所をABテストにより改善し、それぞれ110%前後の効果を上げることができました。LPでは2種類の仮説を検証しています。改善効果の大きい箇所をユーザーにアクションしてもらいやすく改善していくというABテストの王道と言える事例なので、参考にしやすいでしょう。
<課題>
<施策1>
LPで価格訴求+サービス訴求を軸にしたコピーにすると良いのではないかという仮説のもと、価格(2週間無料、月額料金)とサービス(動画のジャンル、解約方法)の掛け合わせによる相乗効果を検証した。
<結果1>
全ての組み合わせのコピーで流入が増えたが、中でも月額料金+ジャンルの組み合わせで会員登録完了数が116.7%になった。
<施策2>
LPで価格とコンテンツとサービスのうちどれかを訴求すると効果が上がるのではないかという仮説のもと、それぞれの検証を行った。
<結果2>
3つの訴求全てで流入が増えたが、「2週間無料」という価格訴求で会員登録完了数が108%と、最も大きく改善した。
<施策3>
フォームのUIの並び順を改善すると登録してもらいやすくなるのではという仮説のもと、どの順番だと登録完了率が高くなるのかを検証した。
<結果3>
元々はメールアドレスやパスワードが最初に来ていたものを、名前・生年月日・性別と一般的な順序にすることで会員登録完了数が109.5%になった。
出典元:Gulliver
中古車販売を手がけるGulliverは、販売実績100万台以上で中古車買取台数も全国1位の実績を持っています。
これまで一通りWeb広告における集客施策を行ってきたため、成果が頭打ちになっていました。そのため、LPやフォームからの離脱をいかに減らしていくかということに注力し、ユーザーの離脱を防ぐという観点からLPとフォームの改善を行いました。
<課題>
<施策1>
LPにあるCTAボタンのコピーを「高額査定」「買取実績No.1」「満足度No.1」「最短○○秒で査定」「女性向け訴求」「一括申し込みスタート!」の6種でABテストを行い、最もクリック数の多い「一括申し込みスタート!」に変更。
また、このCTAボタンの位置が固定されているとスクロールした際に画面内から見えなくなってしまうため、スクロールに追随して動き常に画面内に表示されるフローティングボタンに変更した。これにより、ユーザーが査定を決意したときいつでも申し込み画面へと遷移できるようにした。
<結果1>
CTAボタンのクリック数を増やし、LPからの離脱を減らすことができた。
<施策2>
スクロールやページ遷移を要するところがあるとユーザーの離脱要因となるため、ファーストビューに動画を置くことで、画面内でユーザーに伝えたい情報を全て見せるようにUIを大幅改善した。
<結果2>
ファーストビューでの離脱を減らし、動画で訴求内容をしっかり伝えることができた。
<施策3>
フォーム画面へ遷移させることもユーザーの離脱要因となりやすいため、中古車査定申し込みの必要情報を入力するフォームをLPに埋め込んだ。
<結果3>
CVRが120%ほど向上した。
『dTV(現:Lemino)』では、LP経由の新規会員獲得に課題を感じていました。
CVR向上のための小規模な改善・検証は自社でも実施していましたが、掲載コンテンツの追加や削除などの改善を繰り返していくにつれて、徐々にデザインにバラつきが生まれてしまいました。そこで、あらためて根本的なLP改善に取り組みたいと考え、Kaizen Platformに相談しました。
<課題>
動画配信サービスの新規会員獲得のために、LPを改善したい。
<施策>
約5ヶ月間で4回の検証を実施した。
各回、複数パターンのデザインを試し、最も効果の高かったデザインは次の検証にも踏襲、さらに検証を進めていくというデザインの「勝ち抜き戦」を行って最適なデザインを創出した。
<結果>
最終的にLPのCVRが124.4%改善した。
出典元:オリエントコーポレーション
オリエントコーポレーションでは、クレジットカード利用明細のペーパーレス化を推進する中で、会員サイトのUI改善が急務でした。会員サイトのログイン改善、Web明細登録向上を図りたいという目的でKaizen Platformに相談し、UI・UX改善に取り組みました。
<課題>
クレジットカード利用者向けサイト「オリコポイントゲートウェイ」の新規会員登録率・ログイン率を向上させたい。
<施策>
ABテストを実施し、「新規登録画面」と「ログイン画面」の導線をわかりやすくするための施策を2回に分けて実行した。
<結果>
新規登録率が103.6%改善した。
SBIホールディングスのグループ企業で保険を取り扱うSBI損害保険株式会社。
自動車保険の中の「ダイレクト型(通販型)自動車保険」の競争が激化している現状に危機感を覚え、自社のWebサイトを他社と差別化しようと考えました。
さまざまなサイト改善施策を実施した中で、自動車保険の内容をより端的に伝えるために下記のようにファーストビューに動画を設置しました。
その結果、新規自動車保険成約率が102.9%、見積もりページの遷移率は100.2%まで改善しました。
<課題>
Webサイトで商品の魅力を伝えきれていなかった。
<施策>
ファーストビューに動画を設置した。
<結果>
新規自動車保険成約率が102.9%、見積もりページの遷移率は100.2%まで改善した。
<参考>
プライスリーダーからゲームチェンジャーへ。SBI損保の新たな挑戦
出典元:山陰合同銀行
山陰地方で最大規模の銀行である山陰合同銀行。
Webサイトに多くのユーザーが来訪していることを認識しながら、ずっと手を加えられていませんでした。そこでWebサイトの改善に踏み切ったものの、何が正解なのか分からず、細かく効果測定を行いながらトライアンドエラーを繰り返しました。
特に教育ローンでは、需要期と閑散期で申し込み数に差が出てしまうという課題があり、それをWebサイトの活用によって解決しようとしました。具体的には教育ローンのLPのファーストビューに利用シーンがパッと分かるビジュアルを配置し「実は入学時のみならず、部活や合宿でも活用できます」と訴求を強化することで、申し込み数をアップさせることができました。
<課題>
Webサイトの改善を行う必要があったが何が正解か分からなかった。特に教育ローンは申し込みの多い時期と閑散期で大きな差が見られたので、Webサイトからの申し込み者を獲得したかった。
<施策>
利用シーンが分かるビジュアルをファーストビューに設置した。
<結果>
LPからの申し込み数が116%に増加した。
銀行内のDXを進めながら、地域企業のICT導入をサポート。山陰合同銀行が示す、地域に寄り添った新しい銀行の在り方
本記事では、ABテストツールで具体的にどのようなことが行えるのかを解説し、おすすめのツールを紹介しました。
ABテストツールでは、ヒートマップ分析やLPOなど、成果改善に向けてさまざまなことが行えます。各社の課題に応じて、最適な機能が備わっているツールを選びましょう。
「ABテストを試してみたい」とお考えの方は、ぜひ今回ご紹介したABテストツールを参考に、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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ABテストを始めてみたいけど
・レガシーシステムの影響でWebサイトにさわれない
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など、ABテスト導入に壁がある企業様も多いのではないでしょうか?これらの課題を KAIZEN UXが解決します!
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この資料で分かること
1.Kaizen Platformのご紹介
2.コロナ禍で加速する『Webサイト』の重要性
3.Webサイト改善を阻む壁
4.Kaizen Platformのソリューション・活用メリット
5.成功事例
6.改善プロジェクトの進め方