国内外のDX先進事例の紹介に加えて 今年話題となったAIの進化やDX人材育成までを網羅
#DX白書2023
大きな反響をいただいた「#DX白書2022」を大幅にアップデートし、ディズニー等のDXの次に進もうとしている企業の先進事例やそれらを取り巻くAI/Web3などのDXトレンド紹介、そしてDXを推進するための人材戦略まで、検討のヒントになる情報を多数詰め込んだ内容となっております。
国内外のDX先進事例の紹介に加えて 今年話題となったAIの進化やDX人材育成までを網羅
#DX白書2023
大きな反響をいただいた「#DX白書2022」を大幅にアップデートし、ディズニー等のDXの次に進もうとしている企業の先進事例やそれらを取り巻くAI/Web3などのDXトレンド紹介、そしてDXを推進するための人材戦略まで、検討のヒントになる情報を多数詰め込んだ内容となっております。
TikTokに興味はあるもののどうすればいいかわからない方
縦型動画を試してみたいけど、アサイン、ディレクションに対してノウハウが無い方
一度は試してみたけど、成果が出ず伸び 悩んでいる方
DX推進のご担当者、事業責任者の方
新規事業や組織改革を担う事業責任者の方
マーケティング担当、Web担当の方
著者: Kaizen 編集部
LP(ランディングページ)の制作は、企業にとって大切なマーケティング活動の一つです。
しかし、初めてLPを作成する方にとっては、どのような構成にするべきか、そもそも何を準備してどう制作を進めていけばよいのか分からないことも多いでしょう。
本記事では、初心者向けにLPの制作方法を解説していきます。
これまで累計1,000社を超える改善施策を実施してきた、Kaizen Platformのノウハウを基に、LPの基本的な構成から、ユーザーを惹きつけるためのポイントまで、初心者の方でもスムーズにLPを作成できる知識をまとめています。
プログラミングの知識がなくてもLPを作成する方法なども紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
"LP改善"のお役立ち資料を無料でご覧いただけます
デジタルの顧客接点強化の必要性が増す中、Webサイトは重要な役割を持ち、LPOは欠かせない施策の一つです。成果をあげるためにも適切な設計と、検証と振り返りを行い改善サイクルを回すことが大切です。
コンバージョン改善や売上UPを実現したい方へ、これまでKaizen Platformが1,000社・50,000回以上の施策支援から得た知見や実績に基づいた『サイト改善で成果を上げるノウハウガイド』をお届けします。
LPOやEFO、ABテストをはじめとしたサイト改善における打ち手にお悩みの方、ノウハウがないとお困りの方、具体的なLPOの取り組みを知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
▼目次
LP(ランディングページ)を作成するには、LP作成ツールの使用や、制作会社に依頼するのが一般的です。
初心者でも簡単にLPが作れるツールや、制作会社を使う際の相場やメリットなどをご紹介します。
LPについては「ランディングページとは?メリットや具体例・成果を出すためのポイントを解説」で成果を出すポイントや集客方法などを詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
コーディングの知識やリソースがなくても、LP作成ツールを使えば簡単にLPを作ることができます。
月額無料〜数千円程度で利用でき、装飾やボタン作成が簡単にできる便利な機能があります。ツールによっては、必要に応じて機能を拡張することも可能です。まずは、月額無料や無料お試し期間を設けているツールを利用して操作性を確認してみると良いでしょう。
LP作成ツールの詳しい紹介は「LP作成ツール11選を比較!選び方や料金・特徴を比較して紹介」をご覧ください。
WordPressは、世界で最も使われているWebサイトの構築や運用ができるCMSツールです。デザインやさまざまな機能を備えたテンプレートである「テーマ」を設定すれば、HTMLやCSSの知識があまりない人でもLPを作ることができます。テンプレートには無料と有料のものがあり、機能やデザイン、カスタマイズのしやすさ、コストなどから選びましょう。
ただし、WordPressを利用するには、サーバーや独自ドメインの取得などインフラ面の準備が必要になるため、他のツールに比べて初期の手間がかかるのがデメリットと言えます。また、利用者の多さからサイバー攻撃で狙われやすい対象にもなっているため、セキュリティ対策をしっかり行う必要があります。
自社でLPを作るのが大変な場合は、制作会社に依頼するという選択肢もあります。依頼先はフリーランスから大手制作会社までさまざまあるため、依頼したい作業範囲やメリット・デメリットを踏まえた上で選定しましょう。
依頼先 |
メリット |
デメリット |
フリーランス・小規模制作会社 |
コストを抑えて制作できる |
テンプレートデザインを使うため、他社サイトと似たデザインになりやすい 戦略立案・構成案・原稿・画像などは自分たちで行う必要がある |
小規模制作会社 |
ターゲットに合わせたオリジナルページを制作できる |
戦略立案・構成案・原稿・画像などは自分たちで行う必要がある |
中小規模制作会社 |
デザイン性・機能性の高いオリジナルページを制作できる 戦略立案・構成案の作成、原稿執筆、画像手配までおまかせできる |
公開後の改善などの施策は自社で対応しなければいけない |
大手制作会社 |
おまかせでデザイン性・機能性の高いオリジナルページを制作できる 競合調査や公開後の改善提案も含めたトータルなサポートが受けられる |
制作費用が高額になる |
LPは作ることがゴールではなく、運用してコンバージョン改善することが非常に重要です。その観点を持って、自社の予算やニーズにあった依頼先を見つけましょう。
依頼先別におすすめのLP制作会社をご紹介します。サービスの特徴や強みをご紹介しますのでLP制作会社選びの参考にしてください。
ランサーズは日本最大級のクラウドソーシングサービスで、LP制作を行っているフリーランスや副業人材とオンラインでマッチングすることができます。
ランサーズを活用することで、LP制作を3万円〜15万円程度の低価格で依頼できます。
ランサーズでは短納期かつ低予算でのLP制作が可能ですが、その多くはテンプレートを利用したサービス提供になるケースがほとんどです。また、競合調査や企画構成の作成、LP制作後の運用などには対応していない場合も多くあります。
対応範囲やスキルはランサーによって異なるので、依頼する際には自社のLP制作に最適かどうかをしっかりと選定する必要があります。
URL |
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電話番号 |
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特徴 |
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費用 |
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実績 |
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※2024年2月時点での料金・サービス内容です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
株式会社JAJAAANはWebサイト・LP・グラフィックデザイン・アニメーション・動画の制作などを実施する小規模の制作会社です。料金プランが豊富で、自社の予算に合わせてさまざまな依頼ができるのが特徴です。
JAJAAANではテンプレートを使用したLPを60,000円〜制作することが可能で、分析設計や構成作成には別途費用が必要となります。また、ファーストビュー改善なら3万円〜、EFO対策なら5万円〜と低価格で発注できるので、コストを抑えてLP制作やLPOに着手したい企業におすすめです。
URL |
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電話番号 |
0263-88-7068 |
特徴 |
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費用 |
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実績 |
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※2024年2月時点での料金・サービス内容です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
株式会社ラヴィゴットは、累計5,000社以上のWeb分析をもとにした戦略型のLP制作に強みのある中小規模のおすすめ制作会社です。LP制作だけでなく、LPOコンサルティングも実施しており、現状分析・施策の立案・LPの修正・効果測定までワンストップで依頼できます。
デザインしたLPがアジア発のデザイン賞「DesignAwards.Asia」や国際的なWebデザイン賞「CSS Winner」を受賞した経歴もあり、デザイン性の高さにも定評があります。
URL |
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電話番号 |
03-5005-0035 |
特徴 |
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費用 |
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実績 |
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※2024年2月時点での料金・サービス内容です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
株式会社ポストスケイプは累計450件以上のLP制作およびLP改善の実績を持つ、おすすめの大手制作会社です。
幅広い商品やサービスのLP制作実績を持っており、業界と商品特性を深く理解した訴求力の高いLPを提供しています。
株式会社ポストスケイプは、LP制作やABテストが簡単に実施できるLPOツール「CVX」を提供しており、LP制作から制作後の運用改善までワンストップで支援しています。
URL |
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電話番号 |
03-6427-2311 |
特徴 |
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費用 |
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実績 |
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※2024年2月時点での料金・サービス内容です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
先述したとおり、LPは以下3つの方法で制作できます。
それぞれの方法で、LPを制作する場合の費用相場と作成時間を解説します。
LP制作の費用相場の目安は、以下となります。
LP作成ツールは、月額料金がかかるのが一般的です。プランによって利用できる機能などが異なります。
WordPressは、サーバーとドメインの契約や更新時に費用がかかります。サーバー代の相場は12,000円で、ドメイン代は1,000円です。テーマや拡張機能を利用する場合は、別途費用がかかるので覚えておきましょう。
制作会社に依頼する場合の相場は、30〜60万円程度が一般的です。ただし、制作会社の規模によって制作費用が変わってきます。
制作費用 |
依頼先 |
数万〜10万円 |
フリーランス・小規模制作会社 |
10〜30万円 |
小規模制作会社 |
30〜50万円 |
中小規模制作会社 |
50万円以上 |
大手制作会社 |
まずは、自社で対応する範囲を決めてから予算を検討してみましょう。
LP制作にかかる時間の目安は、以下のとおりです。
LP作成ツールはテンプレートを選び、素材や文言、色などをカスタマイズするだけでかんたんに制作できます。そのため、短時間でLPを制作したいときに最適です。
WordPressで自作する場合は、事前にサーバーやドメインを用意し、テーマを入れておく必要があります。WordPressの操作になれていれば数日で作成できるでしょう。
制作会社に依頼するときは、依頼する作業範囲によって所要時間が変わります。戦略や構成設計から依頼する場合は、時間がかかることが多いでしょう。
また「LPで使用する素材を準備しているか」「構成が決まっているか」など、事前準備ができているかによっても制作にかかる時間が変わってきます。LPに使用する素材や、商品説明などを用意しておくと良いでしょう。
LPは以下のような7つのステップで制作します。
ポイントや注意すべき点も含めて、具体的な手順をご紹介します。
まずはLPで達成したい目標(KGI)と、目的達成に向けた具体的な指標(KPI)を設定します。
KGIとはKey Goal Indicator(重要目標達成指標)の略語で、売上高・成約数など、そのプロジェクトの最終目標を指します。
KPIとはKey Performance Indicator(重要業績評価指標)の略語で、Webサイトのトラフィック数・リピート率・直帰率などKGIを達成するための中間指標を指します。
KGI・KPIは、達成状況を測定しやすくするためにも、必ず具体的な数値で設定するようにしましょう。
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例 |
KGI |
月間売上高100万円達成 |
KPI |
月間セッション数15,000件 CVR2% 月間購入者数300件 (15,000件×2%=300件) |
もちろんLPを作るだけでこれらの数値が達成できるわけではなく、LP制作後にWeb広告などを活用してPDCAを回していく必要があります。LPを作る目的や目標を再確認し、それを達成することを念頭に置いてLP制作に取り組むことが大切です。
次にターゲット層を設定します。Webサイトへの流入キーワードなどからLPに訪れる可能性が高いユーザー像を想定し、性別や年齢、職業などの属性を考えて、ペルソナを設定します。
ペルソナとは「事業や施策のターゲットの中心となる顧客像」のことで、商品やサービスを実際に使ってくれそうな人物像をできるだけ具体的に設定したものです。「30代・男性」といった漠然としたものではなく、名前や家族構成まで含めて詳細なユーザー像を作り込むのが大切です。
アウトドア用品を販売する企業のペルソナの例
名前 |
伊藤大介 |
年齢 |
32歳 |
性別 |
男性 |
住んでいる場所 |
東京都江東区 |
仕事 |
IT企業の営業職 |
学歴 |
経済学部卒業 |
家族構成 |
妻と長男 |
年収・可処分所得 |
年収500万円・可処分所得380万円程度 |
生活スタイル |
週末は家族と過ごすことが好きで、アウトドアに興味がある |
趣味・関心 |
キャンプ用品、レジャー、教育 |
SNSの利用 |
X、Instagram |
消費行動 |
マイホーム購入のため貯金中。週1回程度、ECサイトでアウトドア用品を買うのを小さな楽しみにしている。通勤時間にSNSを使って、最新グッズや子どもと楽しめるレジャー情報などを収集している |
課題 |
子どもと一緒に使えるような手軽で安全性が高く、価格が安いアウトドア用品を探している |
ペルソナについては「【事例付き】2社のペルソナマーケティングから進め方やメリットを解説」でも詳しく紹介しています。
LPの目標とターゲットが固まったら、ワイヤーフレーム(全体のレイアウトを定めたLPのデザイン構成図)を作っていきましょう。
LPは大きく分けて下記の3つのパーツから構成されます。それぞれ必要な要素を適切に配置することで、購入者に商品やサービスの良さをしっかり認識してもらい、CVR向上に繋げることができます。
ファーストビュー |
キャッチコピー・画像 CTA |
ボディー |
共感を促すストーリー 商品やサービスの説明 ユーザーの口コミ 導入の流れ |
クロージング |
FAQ エントリーフォーム |
などを考慮し、コンテンツの順番や内容を設計していきましょう。
競合他社のLPを参考にして考えることがおすすめです。
ワイヤーフレームが完成したら、具体的なキャッチコピーや記事内容を作っていきましょう。ターゲットがまずLPに訪れた際に見る、ファーストビューの部分に当たります。
重要なのは、
といった点を考え抜き、それに合わせたメッセージを作ることです。
さらにユーザーに伝わるベネフィットを明記することも大切です。機能や会社の説明よりも、「それを使ったユーザーがどんな結果を得られるか」をできるだけ分かりやすく書くようにしましょう。
最近は動画コンテンツも増えているので、商品やサービスの魅力が伝わりやすい方法で訴求することが重要です。
デザインに使用するツールを選定し、全体の配色やレイアウトをデザインしましょう。
ターゲット層がどのようなデザインを好むかを調査し、ブランドイメージとの整合性も意識しましょう。文字のフォント、サイズ、配置など、見た人が読みやすいデザインになっているかも重要です。
PCとスマートフォンで表示が大きく異なる場合があるので、それぞれのデバイスで見た際のレイアウトにも注意を払う必要があります。
HTML/CSS/JavaScriptなどを使って、作成したデザインを実装します。
冒頭でお伝えしたWordPressなどのLP作成ツールを使えば、テンプレートの画像や文字を変更するだけでWebサイトを作れるので、コーディングの手間を大きく省くことができます。
最近はスマートフォンからのアクセスが主流(特にBtoCの場合)なので、スマートフォン画面上でも正しく表示されるようにレスポンシブ対応も忘れずに行いましょう。
LPが完成したら公開し、Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールで効果測定が行えるよう、設定します。
期待した成果が得られていない場合は、LPO(ランディングページ最適化)を実施し、分析に基づき改善を重ねましょう。単にアクセス数だけを追うのではなく、ヒートマップなどでユーザーの導線を詳細に把握し、改善箇所を特定することがおすすめです。小さな変更でも効果が大きい場合があるので、継続的な検証が求められます。
LPOについては 「LPOとは?SEO・EFOとの違いや施策例・改善事例まで分かりやすく解説」で実施するタイミングなど詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
LPを制作する場合、どのようなもの要素が必要なのか、それぞれどのようなデザインでなぜ必要なのかを見ていきましょう。
まず、LPは大きく分けて以下の3つのパートに分類します。
ファーストビュー |
キャッチコピー・画像 CTA |
ボディー |
共感を促すストーリー 商品やサービスの説明 メディア掲載実績 ユーザーの口コミ 導入の流れ |
クロージング |
よくある質問(FAQ) エントリーフォーム(CTA) |
ファーストビューとは、LPに訪れたユーザーが最初に目にする部分です。通常、ファーストビューはキャッチコピー・画像・CTAボタンをセットで配置します。
出典元:ペライチ
などが適切に伝わるファーストビューを考えてみましょう。
なおCTA(アクション喚起)ボタンとは、資料請求や商品購入など、ユーザーに具体的なアクションを起こしてもらうためのボタンです。
出典元:LPOなら「KAIZEN UX」
CVR(コンバージョン率)に直結する重要な要素であるため、LPの中でも特に目立つファーストビューに設置することが一般的です(LPのボディーやクロージング、追従エリアなどにも設置します)。
ファーストビューを作成するときのポイントなどは「ファーストビューとは?サイズや重要性・デザイン例を解説」で詳しく紹介しています。参考にしてください。
ユーザーの共感を得るために、商品やサービスのターゲット層が抱える具体的な悩みや不満に寄り添った導入文を作りましょう。
「こんなお悩みありませんか?」といった形で悩みを代弁することで、ユーザーの共感を生むことができます。LPの内容をしやすくなり、詳細を読み進めてもらえる効果があります。
商品やサービスの特徴や機能、得られるメリットなどを解説しましょう。
単なる商品説明ではなく、ユーザーが「この商品・サービスを使えばこんなことができるのか」と直感的に価値を理解できるような情報を提供することがポイントです。
例えば「従来の作業時間を半分に短縮できます」「経理業務にかかるコストを1/3に減らせます」といったように具体的な数値も取り入れるとより訴求力が高まります。
また料金や実際の使い方など、ユーザーが気になるであろう点を洗い出し、過不足なくLPに入れるようにしましょう。
新聞や雑誌、テレビなどのメディアに掲載された実績がある場合、LPの目立つところに表示しましょう。
ロゴやメディア名を表示することで、権威性やサービスの信頼性を高めることができます。掲載実績がない場合は、ユーザー数や導入企業名、業界団体での受賞歴などを記載することも効果的です。
事例や口コミを使って、商品を利用するメリットを紹介しましょう。似たような立場の人の意見を聞くことで、ユーザーが商品やサービスに安心感を持ってくれるようになります。
可能な限り、具体的な氏名・年齢・性別・職業などの属性情報を明らかにし、リアルな利用者像を伝えることがポイントです。文字のみよりも、アイコンや実際の利用者の写真など、画像を含めた訴求が効果的です。
場合によっては、導入事例や体験談などを詳細に記した別のページへリンクを貼ることもあります。
出典元:LP制作実績|LP制作.jp
ユーザーが商品やサービスを利用するまでにいくつかの工程がある場合は、その順序を明記しておきましょう。
例えば、「お問い合せいただいてからX日でお届け」といった段階ごとの期間や発注プロセスを、フローチャートなどの図式を用いて説明すると効果的です。
出典元:LP制作実績|LP制作.jp
商品の返品方法や、サービス利用上の注意点など、ユーザーが抱きそうな疑問をQ&A形式で回答しましょう。
Q&Aを作成する際は、実際に問い合わせなどで寄せられたコメントや質問をピックアップするとより効果的です。例えば、「初期費用はかかるの?」「解約するときの条件は?」など料金プランや契約に関する疑問に明確に答えることで、ユーザーの不安を払拭でき、CVR向上に繋がります。
LPには前項で説明したCTAを載せることが一般的です。
CTAの飛び先はフォームになっていたり、フォームを直接LPに埋め込んだりするケースもあります。例えばPC表示のサイドバーに、追従でフォームを設置しておけばユーザーは興味を持った瞬間に入力を開始できるでしょう。
フォームは、商品やサービスに一定の興味を持ってくれている見込み客を逃がさないための重要な施策になります。どのような設置パターン(フォームを別URLにするのか、LPに直接埋め込むのかも含め)が最も効果的なのかを検証することが大切です。
CTAについては「CTA(行動喚起)とは?改善方法や作り方、具体例も紹介」で詳しく解説しています。
LPを作るときには、要素ごとにポイントを押さえるとより効果的です。ここからは、CVRの高いLPを作るためのコツをご紹介します。
出典元:ペライチ
ユーザーはファーストビューを見ただけで、「自分の欲しい情報があるか」「自分の期待に合ったコンテンツか」を瞬時に判断し、必要ないと判断した場合はすぐに他のページに移ってしまいます。
ファーストビューで70%以上のユーザーが離脱してしまうこともあります。
そのため、商品説明や口コミなどより詳細な情報にたどり着いてもらうためにも、ファーストビューを作り込むことが非常に重要です。
特に、キャッチコピーや画像など、ファーストビューの重要な要素となる部分は特に注意が必要です。ターゲットのニーズに合ったコピー、サービスをイメージできる画像、実績を示す数字などを盛り込み、ユーザーの関心を一瞬で惹けるように心がけましょう。ファーストビューで強い印象を与えることができれば、離脱率を大きく下げることができます。
ファーストビューのポイント
実際にKaizen Platformが担当した案件では、ファーストビューの訴求内容を最適化したことで、107.4%向上させた事例があります。
また、動画をファーストビューに利用することで、申し込み完了率が110%に増加した事例もあります。
3C分析を用いて、市場やターゲットが求めていること、競合他社の特徴、自社の強みを分析することで、市場における自社の立ち位置や競合との差別化要素を明確にできます。3C分析とは、以下3つの観点から市場や自社の強みなどを分析する手法のことです。
例えば、競合が出稿している広告のLPを見て、どのように訴求しているかを確認し、良いところは自社のLPにも取り入れます。
それだけではなく、競合がやっておらず自社に強みがあるもの(かつユーザーニーズがあるもの)をしっかりと訴求できるような構成・コピーを作成すると効果的です。
このような「競合が提供できておらず、自社に強みがあり、かつ市場ニーズがあるもの」をUSP(Unique Selling Proposition)と言います。LP制作に取り組む際は、USPを明確にすることが重要です。
キャッチコピーや記事内容を作成するときには、自社が売り込みたい内容ではなく、ユーザーや購入者の悩み・興味に徹底的に向き合い、サービスを利用することで得られるメリットを伝えることが大切です。
商品の機能や特徴を並べるのではなく、「この商品を使えば、ユーザーはこんな問題が解決できる」「このように時間やコストの削減ができる」など、ユーザーベネフィットを的確に説明しましょう。
キャッチコピーの良い例・悪い例
NG例 |
良い例 |
美容成分を100mg配合した新しいファンデーション |
夜までツヤ肌が続く高保湿ファンデーション |
AI搭載で使いやすい会計ソフト |
シェアNo.1!会計士不要のAI会計ソフト |
Web広告からLPへ流入を促す場合、入り口であるクリエイティブ(広告文やバナー)と、LPの内容が乖離しないように気をつけましょう。
両者で訴求ポイントが大幅に異なると、ユーザーは「自分が求めていた情報と違う」と感じて一瞬で離脱してしまいます。せっかく興味を持ってページを訪れてくれたユーザーを逃さないためにも、広告運用担当者と十分にコミュニケーションを取り、以下の点を確認しておきましょう。
CTAボタンのデザインや文言は、CVRに大きな影響を与えます。「資料請求」「購入」といった一般的な文言を使うのではなく、「お試し価格」や「プロに無料で相談」などユーザーの行動意欲を引き出す具体的なメリットを強調するとより効果的です。
また、「初回限定」「今月末まで」「先着30名まで」といった限定感を出す表現もクリック率を上げる効果があります。
CTAボタンについては 「CTAボタンとは?効果的な文言やデザインを作るポイント、成功事例を解説」で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
CTAボタンはファーストビュー、ボディー、クロージング部分などページ全体に複数配置しましょう。ユーザーが関心を持ってくれた時点で、すぐにアクションしてもらえるように設置するのがポイントです。
しかし、CVRを上げたいからと言ってあまりに多くのCTAボタンを置くことはおすすめしません。ユーザーが「しつこい」と感じてページを離脱してしまう原因になることもあるので、あくまでも自然な流れを意識して配置するように心がけましょう。
CTAの種類にはバナー型のボタンだけでなく、スクロールに沿って移動してくれる追従型や、ページを一定の場所までスクロールすると別ウィンドウでCTA画面が表示されるモーダル型など、便利なものもあります。
LP制作を委託する場合は、このような難易度の高い機能を実装できるでしょう。
最近はスマートフォンユーザーが多くなっているため、縦長のデザインや、読みやすいフォントの大きさにするなど、スマートフォンでの表示を意識してデザインする必要があります。
PCとスマートフォンでは見え方が大きく異なり、ファーストビューで見える範囲も変動するため、レスポンシブデザインを用いて適切に表示できるように注意しましょう。
LPの文章やデザインで悩んだら、他のLPを参考にしましょう。まとめサイトを使えば、業種やテーマごとにLPを検索できるので、自分のイメージにあったデザインを見つけることができます。
「ランディングページ集めました。」は、シンプルで使いやすいのが特徴のまとめサイトです。カテゴリーごとにテンプレートが揃っているので、自社の業種に合わせたページを見つけることができます。
参考サイト:ランディングページ集めました。
出典元: LPの最新デザインまとめ参考サイト|LP Archive
「LP Archive」は37,000点以上のLPデザインが掲載されているまとめサイトです。カラー・イメージ・カテゴリー・フリーワードといった項目でテンプレート検索ができます。まとめサイトの中では掲載数No.1の実績があるので、さまざまなLPをチェックしたいときはこちらがおすすめです。
参考サイト:LP Archive
出典元:LPデザインに参考になるランディングページ|LP advance
「LP advance」は検索のしやすさに定評があるまとめサイトです。画面のトップに検索バーがあり、カテゴリー・カラー・タイプ・メインビジュアル・フリーワードなどから検索ができるので、自分のイメージに近いデザインを見つけることができます。各種LPで使われているキャッチコピーを業種ごとに一覧にしているので、キャッチコピー作りに悩んでいる方にもおすすめです。
参考サイト:LP advance
LPは商品購入やお問い合わせに繋がる重要なマーケティング施策です。LP作成ツールを使えば、初心者でも簡単に作ることができますが、ツールによっては機能やデザインの自由度に制限がある場合が多いので注意が必要です。
制作ノウハウがない、またはリソースや時間に余裕がないときは、制作会社に外注するのがおすすめです。制作会社によっては納品後の保守・運営や、ABテストの実施といった改善対策までサポートしてくれるので、LPの継続的な運用や改善が可能です。
外注の場合は、自社開発に比べてコストがかかるというデメリットもありますが、LPのブランディング効果や集客力、セキュリティ面を考えると、費用対効果が高いと言えるでしょう。
ぜひ今回ご紹介したポイントを活用して、効果の高いLPを作り、オンラインでの集客に役立ててみてください。
Webサイト改善にお悩みはありませんか?
サイト改善に取り組んでいる、あるいは検討しているけれど、「自社にノウハウがない」「施策の打ち手が分からない」「成果が上がらない」といったお悩みはありませんか?
いざサイト改善に取り掛かっても、導入したツールがうまく運用できていなかったり、施策がやりっぱなしで振り返りができておらず、成果に繋がらないケースは少なくありません。
LPOやEFO、ABテストをはじめとしたサイト改善施策では、成果をあげるための適切なKPI設計と施策の検証と振り返りによってPDCAサイクルを回すことが大切です。
そこで、サイト改善のノウハウや次の打ち手にお悩みの方へ、『サイト改善で成果を出すノウハウガイド』をお届けします。これまでKaizen Platformが900社・50,000回以上の施策支援から得た実績を元に、サイト改善に活用できるノウハウや成功事例をまとめました。
コンバージョン改善や売上UPを実現したい方、改善の打ち手に悩んでいる、ノウハウがないとお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。