2022/08/10 (Wed)
5分でわかるバンパー広告|TrueView広告との違いは?

著者: Kaizen 編集部

バンパー広告効果的な戦略とクリエイティブ制作

世界中の人が利用しているYouTube。Googleの調査によると、日本でも月間の利用者数が6500万人を超えています。

スマートフォンの普及や、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛の背景から自宅で過ごす時間が増えたことなど、さまざまな要因でYouTubeの広告シェアは順調に伸びています。

2021年7月に発表されたGoogleの親会社である株式会社アルファベットの2021年第2四半期決算報告によると、広告全体が69%の売上増だった他、YouTube広告は83%の売上増と報告されています。

株式会社アルファベットの2021年第2四半期決算報告

※引用: 株式会社アルファベット|2021年第2四半期決算報告

YouTubeは上記のように未だ成長し続けている広告媒体高い売上高がであり、その中でも特に売上の比率を占めているのが、バンパー広告と呼ばれる、2016年から登場した6秒以下で広告を配信できるフォーマットです。

本記事では、TrueView広告と並び、現在主流の広告であるバンパー広告について紹介していきます。

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動画広告市場は一層の盛り上がりを見せ、もはや動画を作ればよい時代から、いかに動画で成果を出すかという時代に変化してきました。動画広告で成果をあげるためにも適切な設計と、クリエイティブの勝ちパターンを見つけるPDCAサイクルが大切です。

コンバージョン改善や売上UPの実現を目指したい方へ、これまでKaizen Platformが累計1,000社以上、合計30,000本以上の動画制作から得た知見や実績に基づいた『YouTube広告におけるベストプラクティス』をお届けします。

YouTube広告において、成果に伸び悩んでいる、ノウハウがないとお困りの方はぜひ参考にしてみてください。

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▼ 目次

1.バンパー広告とは|6秒の短い尺の動画広告

2.バンパー広告を用いた、企業の成功事例3選

3.効果的なバンパー広告のクリエイティブを制作する4つのポイント

4.バンパー広告の4つの入稿手順方法

5.バンパー広告で成功するための3つの戦略

6.バンパー広告の2つの注意点

7.まとめ|バンパー広告の導入を検討しよう

 

1.バンパー広告とは|6秒の短い尺の動画広告

YouTube広告には以下の6つの種類があります。

  • TrueViewインストリーム広告
  • TrueViewディスカバリー広告
  • バンパー広告
  • アウトストリーム広告
  • マストヘッド広告
  • オーバーレイ広告

その中でも動画コンテンツと同じ面に広告を出せることからTrueView広告とバンパー広告が特に使われています

本章では、今回の記事のテーマであるバンパー広告をTrueView広告と比較しながら解説してきます。

YouTube広告の種類の詳細については、「YouTube広告の種類|目的の決め方から配信方法まですべてわかる完全マニュアル」にてご紹介しています。併せてご覧ください。

 

1)バンパー広告の特徴

冒頭でも述べたようにバンパー広告とは、再生時間が6秒以内の動画広告です。

簡潔で印象に残るメッセージを使って、多くのユーザーにアピールし、ブランドの認知度を高めることを目的とした活用が多いです。

バンパー広告は、TrueViewインストリーム広告と呼ばれる動画コンテンツと同じ面で配信をすることができ、デフォルトで音声がオンになっているのが特徴です。

 

2)   TrueView広告との違い

TrueView広告とは、配信面はバンパー広告と同じく動画コンテンツ上で表示する広告です。TrueView広告とバンパー広告の大きな違いは、動画の長さです。

TrueView広告には、動画視聴5秒後にスキップの選択が可能なスキッパブルとスキップできないノンスキッパブル広告があります。

スキッパブル広告では動画の長さが15秒あるため、6秒しか動画再生できないバンパー広告より使い勝手が良いと思われるかもしれません。しかし、動画広告市場全体で見るとバンパー広告のような6秒以内の短い動画広告のシェアが伸びています。

2018年に株式会社ビデオリサーチインタラクティブが発表した「Web Ads Report Advance -動画広告統計-」によると、2016年には6秒広告がインストリーム広告全体の2%だったのに対し、翌2017年には13%に伸びたと報告しました。

またインストリーム広告のシェアも、2016年の市場規模が439億円に対し、2017年には594億円と大きく伸びています。

2019年から2024年の広告商品別動画広告市場規模推計・予測のグラフ 2019年2592億円(インストリーム広告1079億円、インフィード広告1036億円、インバナー広告157億円、その他320億円)、2020年2954億円(インストリーム広告1156億円、インフィード広告1192億円、インバナー広告166億円、その他440億円)、2021年3889億円(インストリーム広告1586億円、インフィード広告1547億円、インバナー広告191億円、その他565億円)、2022年4833億円(インストリーム広告2062億円、インフィード広告1903億円、インバナー広告213億円、その他655億円)、2023年5846億円(インストリーム広告2607億円、インフィード広告2279億円、インバナー広告235億円、その他725億円)、2024年6856億円(インストリーム広告3180億円、インフィード広告2636億円、インバナー広告245億円、その他795億円)

※引用:株式会社サイバーエージェント|2020年国内動画広告の市場調査

動画広告の市場において、バンパー広告のシェアは非常に伸びていることがわかります。

TrueView広告について詳しく知りたい方は「TrueViewディスカバリー広告で効果を出すには?特徴やメリットと共に解説」と「YouTubeインストリーム広告とは?メリットと失敗しない出稿方法」で解説していますので、併せてご覧ください。

 

3)バンパー広告のシェアが拡大した理由とは

バンパー広告のシェアが増えた理由は大きく2つあります。

1つめの理由は、バンパー広告のような短い広告でも効果が出るためです。Googleの発表によるとバンパー広告は、他の広告と比べブランド認知度の向上に効果的だとされています。

6秒という時間は一見するともの足りなさを感じるかもしれませんが、メッセージをユーザーに伝えるためには効果的な時間だと考えられるのです。

2つ目の理由は、現代人が集中力を持続できる時間に関係しています。

2015年にマイクロソフト社が発表した「Attention spans」では、人間の集中力はおよそ8秒ほどしか持続しないと記載されています。

このデータから、15秒の動画広告ではユーザーが途中で飽きてしまう可能性があります。一方バンパー広告では、6秒という長さのため、ユーザーも集中してコンテンツを見ることが可能です。

また「どのくらいの試聴時間なら『動画広告』を見ますか?」というアンケートでは、「6秒以内」なら31.1%、「7~14秒」なら35.4%というデータが出ています。どのくらいの視聴時間なら「動画広告」を見ますか?の設問に対し、6秒以内31.1%、7-14秒35.4%、15-29秒21.7%、30-44秒5.3秒、45-59秒2.4%、1分―1分29秒1.9%、1分30-1分59秒0.5%、2-3分以上0.9%。その他0.6%。

※引用:ONE COMPATH|「5G・動画視聴に関する意識調査」

動画広告全体のシェア拡大に伴って、今後もますます動画広告は身近になっていきます。バンパー広告も企業のブランディングや自社商品・サービス紹介の有効な手段として活用されるでしょう。

 

4)バンパー広告のメリット|広告想起率とブランド認知度の向上

では、バンパー広告には具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?

バンパー広告で特に効果が出るものは以下の2つです。

  • 広告想起率
  • ブランド認知度

具体的な数値を用いてどれくらい効果があるのか紹介します。

 

広告想起率の向上

広告において重要な指標である、広告想起率

広告想起率とは、その広告を見たことがある、または、見た気がすると回答した人の割合を示します。

バンパー広告は短い尺ではありますが、ユーザーに与えるインパクトは非常に大きいです。

Googleが2019年に発表した報告では、300以上のバンパー広告を調査したところ、90%以上の広告が通常の広告に比べ、広告想起率が高いと報告しています。

そのため、バンパー広告はユーザーに内容を印象づけられる、訴求力の高い施策と言えるでしょう。

 

ブランド認知度の向上

バンパー広告はブランディングにも効果的な広告手法です。

2017年にGoogleが発表した「Ads & Commerce Blog」では、122のバンパー広告を調査したところ、実に70%もの企業のブランド認知度が向上したと報告しています。

そのため、バンパー広告は広告想起率を高めたいと思う企業だけでなく、ブランドの認知度も高めたいと思っている企業にもおすすめの施策です。

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2.バンパー広告を用いた、企業の成功事例3選

ここでは、実際にバンパー広告を利用した企業の施策や成果をご紹介します。

  1. Amazon|利用者の増加
  2. Samsung Galaxy S8|購入数の増加
  3. SurveyMonkey|新規アカウントの増加

 

1.Amazon|シンプルなメッセージでAmazon prime dayの認知度を向上

引用:Amazon プライムデー 開催予告CM(6秒①)

施策概要

世界的な通販サイトであるAmazonが提供するAmazon prime dayは、プライム会員に向けた、年一度のビッグセールです。通販商品だけでなく、KindleやAmazon Music Unlimitedなどのサービスまで、数多くのお買得商品が48時間に渡って登場します。

Amazon prime dayのサービス内容を認知するためにバンパー広告を用いました。

「驚きの価格が続々。お見逃しなく」と開催スケジュールのみで、非常にシンプルなクリエイティブにしています。開催前の限られた期間に集中的に広告を配信することで、何度もユーザーにリーチし、認知度を広めています。

サービス内容を端的に伝えられているクリエイティブの一例となります。

課題

利用者の最大化

施策

Amazon prime dayが開催されることをシンプルに伝えられるように工夫している

結果

認知度が向上し、利用者の増加

 

2.Samsung Galaxy S8|音声なしのユーザーにも商品内容を伝えられるような工夫

引用:Samsung #GalaxyS8Plus #GalxayS8 - Pre-book offer (6 sec)

施策概要

サムスンから販売されたスマートフォン「Samsung Galaxy S8」。商品の売上を伸ばすために、サムスンはバンパー広告を配信しました。

商品の特徴である、大画面ディスプレイに焦点を当てたクリエイティブとなっています。

また、音声なしで動画を見ているユーザーにも伝わるようテキストを使用した工夫をしています。

このバンパー広告は非常に評価されており、2017年にYouTubeが発表したバンパー広告ランキングではシーズン内で1位のクリエイティブだと評価しています。

課題

売上の最大化

施策

Samsung Galaxy S8の一部の特徴のみ伝え、シンプルなクリエイティブを作成した

結果

認知度が向上し、売上に繋がる

 

3.SurveyMonkey|サービス内容をシンプルにアピール

引用:Sign Up Free for SurveyMonkey Today! (Bumper)

施策概要

SurveyMonkey(サーベイモンキー)とは、アメリカのSurveyMonkey社が開発したアンケート作成ツールです。サービスの認知度を高めるために、バンパー広告を用いました。

サービスの使いやすさをシンプルに伝えるとともに、最も行動を促すフレーズである「無料でお試し」を表示しました。

その結果、新規アカウント作成数の増加につながりました。

課題

認知度を向上させたい

施策

SurveyMonkeyのシンプルな機能をシンプルに伝えるようにした

結果

認知度が向上し、新規アカウント作成数が大幅に増加

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3.効果的なバンパー広告のクリエイティブを制作する4つのポイント

バンパー広告は6秒という短い尺のため、通常の動画広告とは違った工夫をする必要があります。

では、具体的にどのようなクリエイティブを作成すれば良いのでしょうか。ここでは、その方法について紹介していきます。

 

1.メッセージは1つに絞る

通常の15秒などの動画広告であれば、商品情報やセールスポイントなどを複数入れてクリエイティブを作成することは可能ですが、6秒で同じことを行うと情報過多になりユーザーを混乱させます。

バンパー広告では、1つのメッセージに焦点を合わせ、クリエイティブを作成するようにしましょう。

伝えるポイントは、商品のロゴ、特徴、価格など何を選んでも問題ありません。

メッセージを1つに絞ることで、どのようなクリエイティブにすればいいかも自然と絞られます。

もし、伝えたいメッセージが複数あるならば、メッセージごとにクリエイティブを作成することをおすすめします。

また、派手な画像や複雑な画像では、ユーザーにストレスを与える可能性がありますので、画像やフォントもシンプルにすると良いでしょう。

 

2.最初に印象的なビジュアルを入れるようにする

バンパー広告はユーザーが動画を見る前や見ている最中に配信されます。そのため、ユーザーが自発的にバンパー広告を見ているわけではないことを前提にクリエイティブを考える必要があります。

動画からバンパー広告に切り替わった際、最初に印象的なビジュアルを入れることで、この広告はどういった広告なのかと気になり、ユーザーの注意を引きやすくなります。

それを軸に、伝えたい内容を展開すれば、メッセージをより効果的に伝えられます。

また、冒頭に伝えたい内容を詰め込みたいかもしれませんが、それでは視聴者を混乱させる可能性があるため、できる限りシンプルなものにするように意識しましょう。

さらに、効果的なバンパー広告の共通の特徴として、動画の最後に明確なメッセージや行動を促すフレーズを入れ込み、この広告は何を伝えたかったのか、わかりやすくまとめていることが挙げられます。

 

3.シリーズ化する

バンパー広告は6秒という短い時間のため、複数の種類の広告を作るのもそれほど手間がかかりません。複数のバンパー広告を作成し、さまざまな視点から広告を配信すれば、より効果的に広告の配信をすることができます。

例えば、ソニーネットワークコミュニケーションズでは、「NURO」というブランドで展開する光回線インターネットの認知度を高めるために、13のバンパー広告を用意しました。

歯磨き編、お茶編、蛇口編、最先端な感覚、囲碁解説、女子高生などユニークな内容をテーマにバンパー広告を配信することで、広告想起率、ブランド認知度が大幅に上昇しています。

動画の詳細については下記サイトに記載されています。

※参考:Google「6 秒で、気持ちをつかむ

広告をシリーズ化することで、ユーザーに同じクリエイティブを視聴させることを防ぎ、ユーザーに新鮮な気持ちで広告を見てもらえるというメリットがあるため、複数のバンパー広告を作成することをおすすめします。

 

4.効果測定をしながら成果を確認する

動画広告の配信を始めてからも、より成果に結びつけるためのPDCAを回しましょう。どのような動画や訴求の反応が良かったのかを分析し、効果が高かった言いまわしや、背景素材に変更するなど、よりパフォーマンスが高くなるような動画配信を行うことを意識しましょう。

「どの数値を見たらいいかわからない」という方は、バンパー広告ではどれだけのユーザーに届いたのかを示す「ユニーク視聴者数」を確認しましょう。ターゲティングが細かすぎる場合は、多くのユーザーに届きづらい傾向がありますので、クリエイティブだけでなく、広告の設定についても見直しを行っていくことが、ブランド認知につながります。

■成果の出る動画広告の作り方|制作時に確認すべき3つのポイント

動画広告のクリエイティブについて詳しくは「成果の出る動画広告の作り方|制作時に確認すべき3つのポイント」でも解説しています。参考にしてください。

「動画広告で成果が出ない」と悩んでいませんか?

効果の高いクリエイティブとそうでないクリエイティブによるROASの平均差異はなんと11倍。配信プラットフォームやターゲティングでの差別化が難しくなる中、動画広告の運用で効果を高めるには「クリエイティブの改善」が必要不可欠です。

本資料では、これまで30,000本以上、1,000社以上の動画広告を制作し成果を出し続けてきたKaizen Platformが、広告運用において最適なクリエイティブを導くプランニング術と成功事例を紹介します。ぜひご覧ください。

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4.バンパー広告の4つの入稿手順方法

ここでは、バンパー広告の入稿方法について紹介します。

Google広告を通じて広告を配信するために、最初にGoogle広告のアカウントを用意する必要があります。

 

1)広告用の動画をアップロード

バンパー広告を配信するために、動画をYouTube上にアップロードする必要があります。

動画はYouTubeスタジオからアップロードすることができます。

YouTubeスタジオのホーム画面のスクリーンショット

右上の[作成]をクリックし[動画をアップロード]アップロードするファイルを選択します。今回はバンパー広告のため6秒以下の動画をアップロードします。

 

2)キャンペーンの作成

Google広告にログインし、ページの左にキャンペーンと書かれている項目をクリックします。

プラスボタンをクリックして新しいキャンペーンを作成します。

Google広告のキャンペーン作成画面のスクリーンショット

目標にブランド認知度とリーチを選択します。

目標設定のスクリーンショット

キャンペーンタイプとして、動画を選択します。

キャンペーンタイプ設定のスクリーンショット

バンパーを選択します。

キャンペーンサブタイプ設定のスクリーンショット

キャンペーン名を入力し、入札戦略を目標インプレッション単価を選択します。

キャンペーン名と入札戦略設定のスクリーンショット

予算と日程を入力し、ネットワークはYouTube動画のみを選択します。

また、言語、地域、その他の詳細設定をします。

言語、地域、その他の詳細設定のスクリーンショット

 

3)広告グループの作成

広告グループ名を入力します。

ターゲティング設定、目標インプレッション単価(CPM)の設定を行います。

広告グループの作成のスクリーンショット

 

4)リンクの貼り付け

[動画広告を作成] でYouTube動画(長さは 6 秒以下)のURLを入力します。

リンクの貼り付け画面のスクリーンショット

動画広告のフォーマットを「バンパー広告」に設定します。

動画広告のフォーマット設定のスクリーンショット

動画の最終ページURL、表示URLを入力し、コンパニオンバナー(画面右上に表示されるバナー広告)があれば設定します。

ここまで問題がなければ、広告名を記載し、キャンペーンの作成をクリックします。

URLと広告名設定のスクリーンショット

次のページでキャンペーンに進むをクリックします。これでバンパー広告の設定は完了です。

 

5.バンパー広告で成功するための3つの戦略

バンパー広告のみでもブランド認知の向上に効果的ですが、他の施策と組み合わせることでさらなる効果が期待できます。

バンパー広告で成功するための戦略についてご紹介していきます。

 

1)TrueView広告と併用して広告を配信する

YouTubeの広告において、TrueView広告とバンパー広告の両方で同様のキャンペーンを配信すれば、コンバージョンなどによりつながりやすくなります。

例えば、あるブランドが配信した30秒間の広告を完全に視聴したユーザーがいたならば、その人はその企業に対し興味を持っている可能性が非常に高いといえます。

その数日後に6秒間のバンパー広告を見せることで、そのブランドを思い出し、そこからコンバージョンにつながるかもしれません。つまり、この2つのフォーマットを組み合わせることで、広告想起率などの指標を大きく向上させることができます。

また、バンパー広告のコンテンツがTrueView広告につながるような仕組みの形式でも話題性があり非常に効果的です。

例えば、ケンタッキーが配信した広告では、バンパー広告で商品の箱だけを映し、数週間後に開封動画を公開する広告を配信しました。上記の取り組みにより、非常に高い広告想起率を獲得することができました。

ケンタッキーバンパー広告

 

ケンターキーTrueView広告

 

2)リターゲティング配信を行う

上記の内容に重複する点もありますが、バンパー広告ではリターゲティングを行うことも非常に効果的です。

YouTube広告において、一例ではありますが以下のユーザーにリターゲティングすることが可能です。

  • YouTubeで特定の動画を視聴したユーザー
  • 特定の動画にコメントしたユーザー
  • 広告動画を視聴したユーザー

例えば、企業が配信したTrueVIew広告を視聴したユーザーに対し、再度バンパー広告を配信することで、ブランド認知度を向上させることにつながります。

また、6秒という短い尺のため、他の広告に比べストレスを与えることがなく、ユーザーに広告を視聴してもらえます。

 

3)ターゲティング配信を最適化する

広告において最も重要なことは、「誰に向けてその広告を配信するか」です。広告戦略を立てる際はペルソナの設定やカスタマージャーニーマップを作成し、ユーザーを絞り込みましょう。カスタマージャーニーマップとは、顧客が商品やサービスを認知し情報収集を行い購入するまでの一連の流れを可視化したものです。

ターゲットを決める際には、既存のユーザー属性やユーザーが実際にWebサイトへ訪問したキーワードなどを調査することも効果的です。Google AnalyticsやGoogleサーチコンソールを使い、自社サイトに訪れているユーザー属性やキーワードを調べてみるのもいいでしょう。自分たちの想定したペルソナと、実際のユーザーはまれに乖離していることがありますので、現実とのギャップを埋めるためにも見直しが必要です。 

また、絞ったターゲットを対象にして複数の広告を配信するほうが、幅広いターゲット層をまとめてひとつの広告で配信するよりも、高いコンバージョン率になる傾向があります。

■CPAを改善するには動画広告がオススメ!費用対効果まで考えた戦略

広告効果を改善する方法について詳しくは「CPAを改善するには動画広告がオススメ!費用対効果まで考えた戦略」でも解説しています。参考にしてください。

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6.バンパー広告の2つの注意点

バンパー広告は6秒と短い広告であるため以下2つに注意しましょう。

  • クリックされなくても課金される
  • 高品質なクリエイティブが求められる

バンパー広告の市場が伸びているからこそ、注意すべき点をおさえて効果的な広告配信を行いましょう。

 

クリックされてなくても課金される

バンパー広告は1000回の表示ごとに課金されます。インストリーム広告のようなクリックによる課金ではないため、費用対効果を実感しづらい可能性があります。

ユーザーに刺さる訴求ができなければ、1000回表示しても全く意味がありません。

バンパー広告の効果を最大化するには、出稿前の明確なターゲティングと仮説立てが必要です。仮説に基づいた効果検証を行うことで、どの部分に問題があるのか、改善するにはどうすれば良いのかの分析がしやすくなります。

バンパー広告は6秒間と短い広告であり、効果が見えにくい場合もあるため、適切なPDCAを回すよう心がけましょう。

YouTube広告の費用や課金について詳しく知りたい方は「【事例つき】YouTube広告の費用相場と適切なPDCAの回し方まで完全解説 」で解説していますので、併せてご覧ください。

 

高品質なクリエイティブが求められる

バンパー広告は、6秒間でいかにユーザーに印象づけることができるかという視点で高品質なクリエイティブを制作する必要があります。なぜなら、広告が表示される時間が6秒しかないため、多くの情報を伝えることには向いていないからです。

バンパー広告のクリエイティブで重要なのは、短時間で商品・サービスをより効果的に見せる動画構成です。そのためにも、商品・サービスで伝えるべき点をひとつに絞り、明確にしましょう。

6秒間という僅かな時間の中でユーザーに商品・サービスを印象づけなければ、出稿した広告は誰にも届かず期待する成果にもつながりません。

しかし、6秒間でもユーザーの心理を動かす動画構成であれば、興味関心を抱いて広告をクリックしてくれるでしょう。

とはいえ、シンプルかつ高品質な動画制作は素人には難しく感じます。その際は動画制作をプロに依頼するのも有効な手段の一つです。

ユーザーの興味関心を引き、もう一度広告を見たいと思わせるようなクリエイティブの制作がバンパー広告の効果に大きく影響します。

 

7.まとめ|バンパー広告の導入を検討しよう

今回の記事では、バンパー広告の特徴や事例などについて紹介しました。

6秒という短い尺のため、効果があるのかと疑問に思われることがあるかもしれませんが、本記事で紹介したように、ユーザーに大きな印象を残すことができます。

ただし、クリエイティブによって結果は左右されるので、本記事で記載したことをもとにクリエイティブを作成していただけたら幸いです。

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