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2021/06/30 (Wed)
動画アクションキャンペーン(VAC)を解説|配信方法からクリエイティブ作成のコツを紹介
Kaizen 編集部

著者: Kaizen 編集部

動画アクションキャンペーン

現在、様々な配信方法があるYouTube動画広告。
新しい配信メニューも増え続けており、2020年11月にはYouTubeから動画アクションキャンペーン(Video Action Campaign)という配信方法が発表されました。

別名、VACとも呼ばれ、TrueViewアクション広告をベースにした、コンバージョン獲得を目的とした広告です。

今後は、この広告が主流になると言われており、Googleは2022年には既存の全てのTrueViewアクション広告を動画アクションキャンペーンに自動的にアップデートすると発表しています。

本記事では動画アクションキャンペーン広告とはどのような特徴があるのか、TrueVIewアクション広告とどのような違いがあるか、設定方法などについて紹介していきます。

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▼目次

1.動画アクションキャンペーンとは

2.TrueView アクション広告との違い

3.動画アクションキャンペーンの3つのメリット

4.動画アクションキャンペーンにおけるクリエイティブ作成のコツ

5.アクションキャンペーンの配信方法

6.まとめ|コンバージョン獲得なら動画アクションキャンペーン

1.動画アクションキャンペーンとは

動画アクションキャンペーンは、費用を抑えつつコンバージョン獲得に特化した動画を配信できる広告のことです。スキップ可能なインストリーム広告とTrueViewディスカバリー広告のフォーマットを用い配信をすることができ、YouTubeおよび YouTube以外の多様な場所に自動的に広告を掲載できます。

スキップ可能なインストリーム広告とは、YouTube内で動画が配信中、または動画の前後で配信される動画広告です。5秒経過すると、広告がスキップできるオプションが表示されます。

スキップ可能なインストリーム広告の詳細に関しては、「YouTubeインストリーム広告とは?メリットと失敗しない出稿方法」で紹介していますので、併せてご覧ください。

TrueViewディスカバリー広告とは、YouTube検索結果、YouTubeの関連動画の横、モバイル版YouTubeのトップページに配信できる広告で、動画のサムネイル画像とテキストで構成されています。広告のサイズや表示形式は表示先によって異なり、ユーザーが広告をクリックすることで広告が再生されます。

TrueViewディスカバリー広告の詳細に関しては、「TrueViewディスカバリー広告で効果を出すには?特徴やメリットと共に解説」で紹介していますので、併せてご覧ください。

動画アクション キャンペーン

※参考:Google「動画アクション キャンペーンについて

動画アクションキャンペーンの特徴として、動画広告に加えCTAボタンや広告見出しを入れた配信が可能です。

通常の動画広告では、動画のみの配信になっていたため、ただ広告を見てもらうだけで、サイト遷移などユーザーに次にとってもらいたい行動を促すことができていませんでした。

一方、動画アクションキャンペーンでは、下記の画像のように「Buy Now!」といったCTAを動画の下部に入れることができ、ユーザーに何をして欲しいか表示することができます。

動画アクション キャンペーン

※参考:omnitail「Video Ad Formats on Amazon Advertising and Google Ads


また、もう1つの特徴として機械学習を用いて配信をしており、配信期間が長いほどより最適なユーザーにリーチすることができます。

これら2つがあることで、他の動画広告に比べコンバージョンに繋がりすくなっています。しかし、この2つの特徴はTrueViewアクション広告でも既にありました。

では、動画アクションキャンペーンとTrueViewアクション広告は何が違うのか、と疑問をもつ方も多いでしょう。次章でその違いについて解説します。

2.TrueView アクション広告との違い

冒頭で、動画アクションキャンペーンはTrueViewアクションをベースにして作られたと記載しました。

では、この2つには具体的にはどのような違いがあるのでしょう。大きく分けると以下の2つが挙げられます。

  • 配信面
  • クリエイティブ

ここでは、TrueViewアクション広告との違いを紹介します。

配信面

TrueViewアクション広告では、YouTubeの広告コンテンツ内と、Google動画パートナーを通じてウェブサイトに広告を配信することが可能でした。

動画アクション広告では、これに加えTrueViewディスカバリー広告のフォーマットが使用できるため、YouTubeホームフィードの広告枠にも配信が行えるようになりました。配信面が増えたことで、リーチできるユーザーが増え、コンバージョンの増加も期待できます。

実際、Googleが発表した、「Achieve greater results by upgrading to Video action campaigns」では、動画アクションキャンペーンはTrueViewアクションよりも20%コンバージョン数が増えたと報告しています。

クリエイティブ

TrueViewアクション広告は、行動を促すフレーズ、広告見出しの設定が可能でした。

動画アクションキャンペーンでは配信面が増えたことで、レスポンシブに対応するために長い広告見出しと説明文の2つが追加されました。

TrueViewアクション広告

(※TrueViewアクション広告では行動を促すフレーズと広告見出ししか表示されなかったため、この2つのみ記入の必要があった)

動画アクションキャンペーン

(※動画アクションキャンペーンでは、TrueViewディスカバリー広告の面にも配信が可能になったため、広告見出しと長い広告見出しの記入も可能に)

3.動画アクションキャンペーンの3つのメリット

動画アクションキャンペーンを用いることで以下の3つのメリットがあります。

  • Googleのターゲティングが利用できる
  • コンバージョンが獲得しやすい
  • 簡単な設定で様々な場所に配信ができる

Googleのターゲティングが利用できる

動画アクションキャンペーンを含めたYouTube広告全体の大きなメリットとして、Googleのターゲティングが利用できるという点が挙げられます。

Googleの利用者は世界で最も多く、非常に多くのユーザーにリーチできるという点、さらにオーディエンス(ユーザー属性)と、コンテンツの細かいターゲティングができる点は他のプラットフォームの動画広告に比べ非常に優れてると言えます。

動画アクションキャンペーンはこのターゲティングを用いて配信できるため、効果的にコンバージョンの獲得ができます。

Googleのターゲティングについては、「Google動画広告をディスプレイで配信したい方必見!Google動画広告を徹底解説」で紹介していますので、併せてご覧ください。

コンバージョンが獲得しやすい

前述したように動画アクションキャンペーンは、既存の広告と違い、CTAボタンを設置して動画広告を配信することが可能です。

そのため、TrueViewインストリーム広告やバンパー広告など認知目的の広告と違い、ユーザーに明確な行動を促せることから、コンバージョンを獲得しやすい動画広告といえます。

簡単な設定で様々な場所に配信ができる

YouTubeのホームフィード 、動画再生ページ、Google動画パートナーなど効果が期待できる配信面に1つのキャンペーンで配信をすることが可能です。

これは、他の動画広告ではできない設定のため、煩雑な作業を減らしつつ、より多くのユーザーにリーチすることができます。

4.動画アクションキャンペーンにおけるクリエイティブ作成のコツ

動画アクションキャンペーンでクリエイティブを作成する際に以下の点を工夫するとより効果的な動画となります。

  • 伝えたい内容を5秒以内に入れる
  • ユーザーが視聴したいと思えるサムネイルを作成する
  • 行動を促すフレーズは明確にする

伝えたい内容を5秒以内に入れる

基本的に動画広告は最初の5秒が重要と言われています。

例えば、スキップ可能なインストリーム広告で動画を配信した際にユーザーの多くはスキップをします。

その数は、ネオマーケティングの「動画広告の接し方に関する調査」によると、ユーザーの96%ほどと報告されています。

動画広告の接し方に関する調査

※参考:ネオマーケティング「動画広告の接し方に関する調査

そのうち、「スキップすることが多い」と回答している56.7%のユーザーは動画の冒頭で続けて視聴するかどうかを決めています。

そのため、広告をしっかりと視聴してもらうためには、動画の冒頭でユーザーの心をつかむ必要があります。最初の5秒で伝えたいメッセージを入れるようにしましょう。

 

具体的には、自社の商品やサービスの特徴が端的に伝わる内容を入れるのをおすすめします。例えば、下記の動画では、最初に試着ができるというサービスの情報を入れ、ユーザーにどのような通販サイトなのか伝えることができています。

※参考:Youtube|ロコンド様 プロダクトデモ型

複数のクリエイティブを用意する

効果的に広告を配信するためには、複数のクリエイティブで広告を配信することがおすすめです。

複数のクリエイティブがあれば、ABテストを行いやすく、また動画アクションキャンペーンが機械学習を用いて配信を行っているため、最適なクリエイティブでユーザーにリーチすることができます。

 

理想としては、5つ以上動画を用意したいところですが、動画制作は工数も非常にかかるため、行動を促すフレーズなどテキストの部分を変えて動画広告を配信してください。

行動を促すフレーズは明確にする

広告をクリックすることでユーザーが何を得られるかわかるように、行動を促すフレーズは明確にするようにしましょう。

例えば、「サイトはこちら」ではなく、「機能の詳細はこちら」にすると、サイトに移った際に商品の機能が詳細に書かれているということがイメージできます。

 

他にも行動を促すフレーズとしては、以下のようなうなものが挙げられます。

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5.アクションキャンペーンの配信方法

ここでは、アクションキャンペーンの配信方法を紹介します。

設定の前にYouTube動画広告の作成と配信には、Google広告のアカウントが必要です。Google広告のアカウントを取得し、配信の前に動画を完成させておきましょう。

STEP①:YouTubeに完成した動画をアップロードする

まずは、広告用に作成した動画をYouTubeにアップロードしましょう。

動画のアップロードは、YouTubeのWebページだけでなくスマートフォンのYouTubeアプリからも行うことができます。

動画のアップロード

STEP②:Google広告からYouTube動画広告を作成する

Google広告にログインし、Google広告のホームページからYouTube動画広告を作成します。

メニューの「キャンペーン」タブをクリックし、キャンペーン管理画面の「+」ボタンをクリックするとプルダウンメニューが表示されます。

YouTube動画広告を作成

プルダウンメニューの中から「+新しいキャンペーンを作成」を選択しましょう。

新しいキャンペーンを作成

 

STEP③:「達成したい目標」を選択する

広告を配信する目的に応じて、 「販売促進」、「見込み顧客の獲得」、「ウェブサイトのトラフィック」 のいずれかを選択します。キャンペーンタイプとして、動画を選択します。

キャンペーンタイプ

キャンペーンのサブタイプは自動的にコンバージョンの促進が選択されます。

続行をクリックします。

続行

 

STEP④:予算の使い方を指定する

キャンペーンの名前を入力します。

入札戦略を「目標コンバージョン単価」または、「コンバージョン数を最大化」に設定します。

予算と日程で「キャンペーンの合計予算額」、または「1日の予算」のどちらかを選択し、予算を入力します。

そして、キャンペーンの開始日と終了日を設定します。広告の配信はGoogleの自動審査で承認される必要があり、審査に数日かかることもありますので、スケジュールに余裕をもって作成しましょう。

予算の使い方を指定する

STEP⑤:ターゲットを絞る

「ネットワークの選択」では、ディスプレイ ネットワークの動画パートナーの選択が可能です。これは、Webサイト上にも動画広告を配信するかどうかの選択になりますが、配信面が多い方がよりリーチが広がるので、配信するようにしましょう。

 

所在地域や使用言語などのキャンペーンのターゲット設定を調整することで、より効果的なユーザーに絞って広告を表示ができます。

例えば、都道府県単位で配信をしたい場合、配信したい地域を手動で入力すれば、その地域のみの配信となります。

ターゲットを絞る

STEP⑥:広告グループを作成する

動画アクションキャンペーンにおける広告グループの設定では、種類をレスポンシブルにする必要があります。標準を選択した場合、動画アクションキャンペーンではなく、TrueViewアクションとなります。

 

広告グループを入力します。

ターゲティング設定では、「ユーザー」でターゲット設定を行うことがおすすめです。「コンテンツ」で設定すると、ディスカバリー面に配信することができないため、動画アクション広告の機能を最大限に活かすことができません。

広告グループを作成する

 

STEP⑦:動画広告を作成する

キャンペーンの詳細設定と広告グループの作成が終わったら、最後に広告として配信するYouTube動画を指定します。

左側の動画検索からキーワードや動画のURLを入力して、作成した広告用の動画を選択しましょう。

動画広告を作成する

広告の設定では、以下の項目を入力する必要があります。

  • 最終ページURL
  • 行動を促すフレーズ
  • 広告見出し
  • 長い広告見出し
  • 説明文
  • 広告のURLオプション(任意)
  • コンパニオンバナー
  • 広告名

広告の設定

すべての入力が終わったら、「キャンペーンの作成」 をクリックして完成です。

6.まとめ|コンバージョン獲得なら動画アクションキャンペーン

本記事では、動画アクションキャンペーン(VAC)について紹介しました。

動画アクションキャンペーンは既存の動画広告と違い、コンバージョンを取りやすいという特徴があります。

これまで動画広告は認知獲得には強いけどコンバージョンは取れないと思い、動画広告を出稿したことがなかった方も、これを機にぜひ挑戦しみてください。

動画制作などは時間がかかりますが、そのぶんコンバージョンも獲得しやすく売上に繋がりやすいため、検討の余地はあるかと思います。

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