国内外のDX先進事例の紹介に加えて 今年話題となったAIの進化やDX人材育成までを網羅
#DX白書2023
大きな反響をいただいた「#DX白書2022」を大幅にアップデートし、ディズニー等のDXの次に進もうとしている企業の先進事例やそれらを取り巻くAI/Web3などのDXトレンド紹介、そしてDXを推進するための人材戦略まで、検討のヒントになる情報を多数詰め込んだ内容となっております。
国内外のDX先進事例の紹介に加えて 今年話題となったAIの進化やDX人材育成までを網羅
#DX白書2023
大きな反響をいただいた「#DX白書2022」を大幅にアップデートし、ディズニー等のDXの次に進もうとしている企業の先進事例やそれらを取り巻くAI/Web3などのDXトレンド紹介、そしてDXを推進するための人材戦略まで、検討のヒントになる情報を多数詰め込んだ内容となっております。
TikTokに興味はあるもののどうすればいいかわからない方
縦型動画を試してみたいけど、アサイン、ディレクションに対してノウハウが無い方
一度は試してみたけど、成果が出ず伸び 悩んでいる方
DX推進のご担当者、事業責任者の方
新規事業や組織改革を担う事業責任者の方
マーケティング担当、Web担当の方
著者: Kaizen 編集部
2021年2月10日、Kaizen Platformは、各界でDXに向けた取り組みを進めるトップランナーの方々をお招きし、日本のDXを加速させるカンファレンス「DX Drive 2021」をオンラインにて開催しました。
1,300名を超える方々にお申し込みいただき、大盛況のうちに幕を閉じた本カンファレンス。今回から4回にわたり、当日配信した各セッション内容の一部をご紹介していきます。
第1弾となる今回は、Keynote「コロナ禍と5Gで加速する顧客体験DX -2021年の論点大解剖-」より抜粋。Kaizen Platform 代表取締役の須藤憲司が、多くの方々にとっての身近な事例をもとに、DXの論点を整理し、「DXによって何がどう変わるのか?」を解説します。
▼ 目次
突然ですが、2020年の紅白歌合戦に“CDを1枚もリリースしていないアーティスト”が初出場していたのをご存じでしょうか?
そのアーティストは、若い世代を中心にYouTubeやTikTokで人気を集め、2020年のストリーミング再生数ランキングで1位を獲得した「YOASOBI」です。
ここで、2020年の「CDセールスランキングTOP10」と「ストリーミング再生数ランキングTOP10」において、2020年の紅白歌合戦に出場したアーティストを緑色に色付けした表を見てみましょう。
CD販売だけではなく、ストリーミングからもヒット曲が多く生まれていることが見て取れます。そして、世界の音楽市場を眺めても、パッケージ(CD)の販売からストリーミングへと、ビジネスモデルが大きく変化しています。この背景には、4G・5Gという移動通信システムにより通信速度が向上し、ストリーミングで音楽を楽しめるようになったことがあります。要するに、テクノロジーが進化したことでビジネスモデルが変わり、これまでの当たり前が変わったということです。
ちなみに、先ほどの「YOASOBI」を始め、「米津玄師」「yama」といった若い世代に人気のアーティストには、ある共通点があります。それは「ボーカロイドを使って作曲している」こと。
これは「テクノロジーにより作曲ツールが変わり、市場のルールが変わった」と言えるでしょう。音楽市場におけるこのような変化は、“テクノロジーが変わると未来が変わる”例として、非常に参考になります。
この図にあるように、DXは「トランスフォーメーション(変化)」が非常に重要です。環境が変わると体験が変わり、体験が変わると未来が変わるのです。
2020年は新型コロナウイルス感染症により、非対面・非接触を基準にした、新しい生活様式・働き方へと急激な変化が生じました。
BtoCビジネスにおいては、来店・見学などを極力避けるためにリモートへの切り替えが発生。BtoBビジネスにおいても、リアルイベントを催せずにリード獲得が困難になったり、リモートワークの定着によって「電話によるアポ取得」のハードルが高まったりしています。
このような状況において、リアルな顧客接点を前提としていたビジネスに、非対面・非接触を支援するテクノロジーが浸透し、顧客接点のDX化が急速に進んでいます。
顧客接点のDX化における重要なポイントは、「“顧客体験”をどのようにDXするか」ということです。その際、広告DX、販促DX、イベント接客DXなど、それぞれの部署がバラバラに取り組むのではなく、“部署間のつながり”をしっかり設計することで、より大きな変化を遂げられるようになります。
ここまでお話ししたように、5Gやコロナ禍により「顧客体験」の変化が急速に進んでいます。Keynoteセッションでお伝えしたDXに取り組む際に大切なポイントや、様々な企業のDX事例を下記記事にまとめておりますので、ぜひ、ご覧ください。
DX成功に向けて--必ず押さえるべきポイントと、2つのステップ
Kaizen PlatformはDXの専門家として、様々なビジネスの「顧客体験を変える」ことで「未来を変える」お手伝いをさせていただきます。ご相談は、お気軽にどうぞ!