DX Drive 2021レポート〜Keynote #2 2つの“起点”から考え、「応募者の変化」に対応する採用DX
2021/04/21 (Wed)
DX Drive 2021レポート〜Keynote #2 2つの“起点”から考え、「応募者の変化」に対応する採用DX
Kaizen 編集部

著者: Kaizen 編集部

DX

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『DXを流行り言葉で終わらせない』

そのために大事な「成功も失敗も含めたナレッジ」や「業界を超えた人材」の交流を目的として、KaizenPlatformが2021年2月に開催した「DX Drive 2021」。

本記事では、日本企業のDX実装を加速させるべく、業界を超えた実践者が集い、互いの成功・失敗を分かち合った各セッションのレポートをお届けします。

▼ 目次

デジタル化が採用領域にもたらす変化

採用領域における顧客視点DXの事例

2つの起点で考え、さらなる変化を起こす

 

デジタル化が採用領域にもたらす変化

さまざまな業界・職種においてデジタル化による変化が起こっていますが、採用領域においては、特に新卒採用において顕著な変化が見られます。例えば、デジタルネイティブ世代の学生は、就職活動で企業について調べる際、Googleではなく、InstagramやYouTubeで検索をするケースが増えているそうです。そのため今後、InstagramやYouTubeにコンテンツがない企業は、採用の応募候補から外れてしまうことも起こり得ます。

 

デジタルネイティブ世代で、「しゅんダイアリー」というチャンネルで活躍する就活YouTuber・しゅんさんは、企業側の許可を取り、実際の面接風景を配信したり、就職活動のTipsなどを紹介したりしています。しゅんさんは動画の中で「YouTube上での採用活動を当たり前にしたい」とおっしゃっていました。これまで対面での面接が当たり前だった採用担当者の中には、大きなカルチャーショックを受ける方もいらっしゃると思います。しかし、デジタルが当たり前の世代からすれば、YouTube上での就職活動は抵抗なく受け入れられるものであり、今後、YouTube上で採用活動を行っている企業に応募する学生が増えていくのではないかと思います。

 

すでに、学生の自己PR動画を採用に役立てている企業も増えてきています。これまでは、学生は自己PRとして伝えたいことを丸暗記して(※ご自身で経験された方も多いと思います)会場に赴き、面接官の前で話すことが当たり前でしたが、自己PRを動画で募集する形式になると、学生は自宅でスマートフォンを使って撮影し、企業に送るだけで済みます。このように、採用領域においても着々とデジタル化による変化が起きているのです。

 

 

採用領域における顧客視点DXの事例

このようなデジタル化による変化が起きている中、私はKaizen Platformの「採用DX」担当として、様々な企業の取り組みのお手伝いをさせていただいております。

 

例えばdoda様とは、求人情報の動画化に取り組みました。求人情報はWEBサイトから閲覧することが一般的ですが、多くの場合、従来の紙媒体での掲載内容をそのままWEBに移行しているだけです。これを動画化することで、画像とテキストのみではわかりにくい情報をわかりやすく伝えることができます。本取り組みでは、WEBサイトのUXを改善し、動画を組み込むことで、応募率が平均34%向上しました。

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リクナビ様との取り組みでは、コーポレートサイト・採用サイトやパンフレットの情報をもとに、5営業日で動画を制作できる「スマートムービー」を開発しました。撮影や取材をせずに動画を作れるのが特徴です。

また、スマートフォンのカメラ機能で撮影していただいた動画を使い、企業紹介インタビュー動画を作る「パーソナルムービー」も開発しました。新卒採用において、面接官の情報が事前にわかることは学生側からとても喜ばれます。これらの動画ソリューションを求人掲載企業様に提供することで、新卒採用の求人掲載数を大きく伸ばすことができました。

 

 

2つの起点で考え、さらなる変化を起こす

DX化を考える際には、2つの重要な“起点”があります。1つは、求人原稿を動画化するといった「いまあるものをDXする」という方法。もう1つは、「デジタルからDXを考える」という方法です。

一例として、「履歴書」を2つの起点から考えてみましょう。「いまあるものをDXする」と、履歴書はPDF化されます。デジタル化はされましたが、従来の紙の履歴書が前提となるため、フォーマットや構成などは変わりません。

一方、履歴書について「デジタルからDXを考える」とどうなるでしょうか。ビジュアライズ化され、埋もれている情報や、わかりにくい情報を、わかりやすく伝えることができるようになります。履歴書を受け取った側も、積極的に読んでみたくなる履歴書を作ることができるのです。

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DXは「いまあるものをDXする」ことで改善していくことも必要ですし、「デジタルから考える」ことも必要です。この2つの起点から考えて、双方が交差するところに、DXの“沸点”があると考えています。

 

Kaizen Platformでは、採用領域においても様々な企業のDXをお手伝いしています。ぜひ、お気軽にご相談ください。

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