国内外のDX先進事例の紹介に加えて 今年話題となったAIの進化やDX人材育成までを網羅
#DX白書2023
大きな反響をいただいた「#DX白書2022」を大幅にアップデートし、ディズニー等のDXの次に進もうとしている企業の先進事例やそれらを取り巻くAI/Web3などのDXトレンド紹介、そしてDXを推進するための人材戦略まで、検討のヒントになる情報を多数詰め込んだ内容となっております。
国内外のDX先進事例の紹介に加えて 今年話題となったAIの進化やDX人材育成までを網羅
#DX白書2023
大きな反響をいただいた「#DX白書2022」を大幅にアップデートし、ディズニー等のDXの次に進もうとしている企業の先進事例やそれらを取り巻くAI/Web3などのDXトレンド紹介、そしてDXを推進するための人材戦略まで、検討のヒントになる情報を多数詰め込んだ内容となっております。
TikTokに興味はあるもののどうすればいいかわからない方
縦型動画を試してみたいけど、アサイン、ディレクションに対してノウハウが無い方
一度は試してみたけど、成果が出ず伸び 悩んでいる方
DX推進のご担当者、事業責任者の方
新規事業や組織改革を担う事業責任者の方
マーケティング担当、Web担当の方
著者: Kaizen 編集部
日本国内でよく使われる検索エンジンといえば、GoogleとYahoo!です。Yahoo!は国内でおよそ25%のシェアを有している検索エンジンで特に高年齢層からの利用率が高いサービスです。
検索エンジンを利用した広告はGoogleとYahoo!のそれぞれがありますが、今回はYahoo!の広告について特徴や配信方法、広告配信のポイントについてご紹介していきます。
▼ 目次
Yahoo!で動画広告を運用する最大のメリットは、Yahoo!ユーザーとの相性の良さから効果的な訴求が見込めることです。
「Yahoo! JAPAN媒体資料」によると、Yahoo!ユーザーの約3分の2が40〜50代以上の比較的高い年齢層です。40〜50代といった高年齢層ユーザーは、他世代に比べ特定コンテンツを見続ける人が多いとCClの「国内動画配信サービス詳細レポート」で報告されています。
この特徴からYahoo!ユーザーに対して、動画広告という手法はとても効果的と言えます。動画広告は動画を最後まで、あるいは長時間視聴してもらうことで効果が最大限発揮されるためです。
また、Yahoo!は検索情報からユーザーの属性や購買意欲の傾向などを選択してターゲティングできるため、特定のユーザーに、より効果的なアプローチを行うことが可能です。さらに効果検証もしやすいので、すぐに広告を改善できることもYahoo!で動画広告を運用するメリットと言えるでしょう。
なお、Yahoo!に限らず動画広告を用いると視覚と聴覚から訴えることで、商品やサービスについて全く知らないユーザーに魅力を伝えることも可能となります。文章や静止画に比べて、圧倒的な情報量をわかりやすく、かつ効果的に表現できます。
動画広告には、静止画や文章のみの広告にはない3つのメリットがあるのです。
視覚と聴覚から多くの情報を伝えられる
ストーリーを伝えやすい
効果検証をしやすい
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動画広告のメリットや効果的な動画広告のポイントについて詳しく知りたい方は別記事「動画広告の3つのメリットと成果を出すために知っておきたい広告制作ポイントを解説」も併せてご覧ください。
Yahoo!の広告は、検索広告、ディスプレイ広告(YDN)、プレミアム広告、セールスプロモーションとさまざまな商品があります。
Yahoo!で動画広告を取り扱っているのは、「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)」と「Yahoo!プレミアム広告」のアウトストリーム動画とインストリーム動画、の3種類です。
Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)は、広告の出稿目的に合わせて運用が可能な広告です。目的は、コンバージョン、動画再生、サイト誘導、アプリ訴求などから選ぶことができます。
目的別のキャンペーンの設定は下記の通りです。
ターゲティングは、性別・年齢・地域などのユーザー属性や興味関心などのオーディエンスカテゴリー、特定のユーザーの類似ユーザー、検索情報などから取得した購買意欲などから選択が可能です。
広告の掲載場所は、スマートフォンアプリ「Yahoo!JAPAN」のタイムラインと、Yahoo!JAPANのウェブページ、Yahoo!ニュース、クックパッドやNEVERなどのパートナーサイトなどがあります。
また動画広告の課金形式は「動画視聴課金」で、動画再生後10秒以上経過した場合のみ課金されることになり、動画の尺が10秒未満の場合は最後まで視聴された時に課金されます。ただし広告をクリックしてリンク先URLへ飛んだ場合は課金されないので注意が必要です。
※Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)は、2020年度にディスプレイ広告(運用型)という名称に変更されました。また、それに伴い配信アルゴリズムや管理画面も変更されています。詳細は下記リンクよりご確認いただけます。
https://promotionalads.yahoo.co.jp/service/displayads/
Yahoo!プレミアム広告は、Yahoo!JAPANのトップページなどの「アウトストリーム広告」と動画コンテンツに差し込みで再生される「インストリーム広告」の2種類があります。
アウトストリーム広告は、Yahoo!JAPANのトップページに掲載され、スマートフォン・PCのそれぞれに分かれています。トップページに掲載される広告は「ブランドパネル」と呼ばれています。
PCの掲載箇所は、左右のコンテンツがない部分も活用した「トップインパクトパノラマ」や、トップページの右上に掲載される「トップインパクトスクエア」など複数の種類に分かれています。
日本国内の25%という多くのユーザーが利用する検索エンジンのため、高いインプレッションを獲得でき、認知拡大やブランディングへの効果の高い広告です。
一方で広告効果も大きいためコストも非常に大きく、最低価格は500万円からと高めに設定されています。
インプレッション保証型のため、一定のリーチ数を稼ぐことができます。
インストリーム広告は、動画コンテンツの再生前や再生中に挿入される動画広告です。動画を閲覧しようとしているユーザーが見ている広告のため、音声がオンで再生されることが多く、広告の内容が伝わりやすいのが特徴です。
差し込まれる動画は、Yahoo!JAPANのトップページを除くページやYahoo!ニュースアプリ(iOSのみ)やGYAO!(PCおよびタブレット、アプリ)での映像視聴時です。
価格は100万円からで表示回数を保証するViews保証型という配信方式です。
※Yahoo!プレミアム広告は、2020年度にディスプレイ広告(予約型)という名称に変更されました。また、それに伴い管理画面も変更されています。
https://marketing.yahoo.co.jp/service/yahooads_renewal.html
動画広告の配信方法について手順をご紹介します。
動画広告に設定する動画ファイルを広告管理ツールに設定します。
【設定手順】
※複数の動画ファイルをアップロードする場合は、「完了して次のファイルをアップロードする」をクリックする。
動画広告に設定する動画サムネイル画像(動画が再生される前の広告に表示される静止画)を広告管理ツールへ追加します。また、必要に応じてロゴ画像(動画広告の全画面プレイヤーで、動画の停止中および終了時に表示する画像)も設定します。
【設定手順】
※動画ファイルから動画サムネイルを追加する場合は、画像ファイル追加画面の「動画ファイルからサムネイル画像を作成する」をクリックする。
広告掲載方式「動画広告」のキャンペーンを作成します。
【設定手順】
※キャンペーンタイプの選択方法は、ウェブサイトへの誘導や、商品のプロモーションなどを目的とする場合は「標準キャンペーン」、スマートフォンやタブレットのアプリのプロモーションを目的とする場合は「アプリキャンペーン」が一般的です。
3で作成した動画広告のキャンペーン配下に広告グループを作成します。
【設定手順】
4で作成した広告グループ配下に、広告を作成します。
【設定手順】
Yahoo!で動画広告を配信するうえでのポイントをいくつかご紹介します。
動画コンテンツはインストリーム動画(動画コンテンツの途中に差し込まれる動画)ではない限り、基本的に音声がオフで再生される場合が多いです。そのため、音声がなくても伝わる動画の設計にしておくことが重要です。
セリフやナレーションは字幕を入れ、1カットの切り替えの長さに注意しましょう。
スマートフォン版Yahoo!JAPANのトップページのファーストビューにおける平均滞在時間は最大3秒程度です。冒頭の3秒で動画に興味を持ってもらえるかどうかで、それ以降の動画を見てもらえるかや態度変容が起こるかが変わってきます。
Yahoo!JAPANの調査(2018年5月~2019年1月)によると「5秒以内に何の訴求か分からない」と答えたユーザーに対し「3秒以内に興味を持った」と答えたユーザーが、ブランド認知を144%、メッセージ連想を168%、購入意欲が155%とそれぞれ上回ったという結果が出ています。
冒頭で興味を持ってもらうには、ターゲット層に対して「自分に向けられたメッセージである」と認識させるコピーを置いたり、違和感を持たせたりする手法などがあります。また動画にストーリー性を持たせることで、続きを見てみたいという感情を抱かせることもできます。
ターゲットや商品・サービスに合った手法で、動画の冒頭の設計をしてみましょう。
アウトストリーム動画の場合、ユーザーのスクロールによって動画広告も移動して表示されるため、冒頭で何の訴求かを伝わらないとそのままスクロールして流される恐れがあります。そのため、動画広告の冒頭ではできるだけ簡潔で明確なコピーで訴求し、ユーザーの興味をひくようにしましょう。
動画広告は、動画の中にだらだらと長い文章を入れ込むよりも、テキスト量が短いほうがユーザーに伝わりやすくなります。そのため、一つひとつのメッセージは短くしましょう。
また、メッセージごとに動画の画面を切り替えることで、ユーザーも一つのメッセージの区切りを認識しやすくなります。
動画広告は事前にどのような流れにするかを決めてから作りますが、内容が明快でなければ結局何を言っているか分からない動画広告となってしまいます。明快なストーリーにするには、事前の設計が重要です。
設計段階では、訴求したいことを1つに絞り、一言で表現できるレベル(文章で20文字以内に表現できる程度)にしておきましょう。また、その訴求を裏付ける3つの要素を考えておくことで、訴求に深みがでます。
「一番伝えたいことは何か」を意識して設計をおこなうとよいでしょう。
タイムライン上に掲載される動画広告の場合、広告枠の上半分が表示されたら動画の再生が開始されます。そのため、再生冒頭には動画の下半分が見えない場合が多い傾向です。
字幕やテロップを入れる場合は、再生の冒頭には上半分に入れるなどの工夫でよりユーザーに伝わりやすくなります。
はじめて自社で動画を作る場合、即、満足のいく成果に結びつけることは難しいと言えます。そのような時におすすめしたいのが制作会社に依頼するという方法です。
その理由として挙げられるのが、クオリティや費用対効果の高さです。制作会社に依頼するには当然費用はかかりますが、その分動画には一定以上の質が保証されます。
PDCAサイクルを回して広告最適化のサポートもしてくれるので、動画広告で確実に効果を出したい場合には外注する方法をとってみても良いでしょう。また、自社に動画制作のリソースがない場合にもおすすめです。
依頼する制作会社を選ぶ際に気をつけたいポイントは以下の3つです。
制作会社の実績・制作事例
アフターフォロー・サポート内容
費用とクオリティ、予想される費用対効果
外注先の選び方によっては制作会社に依頼するメリットが十分に得られないことも考えられます。自社の広告を一緒に制作していくパートナーとして適切かどうかをしっかり見極めて、失敗しない制作会社選びを行いましょう。
▼関連記事
動画広告制作会社の選び方のポイントや依頼の方法について詳しく知りたい方は別記事「動画広告を制作会社に依頼するべき4つの理由と企業の選び方について解説」も併せてご覧ください。
今回は、Yahoo!の広告についてご紹介しました。
PCユーザーはスマートフォンユーザーと比較して、Yahoo!の利用も多く見込めるため、PCユーザーへ訴求をおこなう場合はGoogleだけではなくYahoo!広告との併用もおすすめです。
ターゲットや目的に応じてどのような動画であれば、ユーザーに刺さるのかを考えて、最適な動画広告の運用をおこないましょう。
動画広告の運用にお悩みではありませんか?
YouTubeを筆頭に動画市場が盛り上がりを見せる中、動画広告の需要はますます増えています。そこで重要となるのが、ただ動画を作るだけではなく、いかに成果へ繋がる動画を作るか、です。
しかし、いざ施策を打つとなると「自社にノウハウがない」「制作リソースがない」「すでに配信しているが成果が出ない」と悩まれる企業は少なくありません。
もしも現在動画広告の成果にお悩みを抱えていらっしゃるのであれば、Kaizen Platformの「KAIZEN AD」の活用をご検討ください。KAIZEN ADは、低コスト・短納期でクオリティーの高い動画を作り「広告の勝ちパターン」を確立できるクリエイティブサービスです。
「勝ちパターン」をベースに運用することで、無駄な動画を作ることなく効果を継続させられるようになります。
これまで累計1,000社以上、30,000本を超える動画制作で得た知見や実績をもとに、動画広告施策の勝ちパターンや成功事例を資料にまとめました。
CVR改善やCPA改善、売上UPを実現したい方、スピーディーで質の高い動画制作を継続したい方、施策の打ち手にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。