国内外のDX先進事例の紹介に加えて 今年話題となったAIの進化やDX人材育成までを網羅
#DX白書2023
大きな反響をいただいた「#DX白書2022」を大幅にアップデートし、ディズニー等のDXの次に進もうとしている企業の先進事例やそれらを取り巻くAI/Web3などのDXトレンド紹介、そしてDXを推進するための人材戦略まで、検討のヒントになる情報を多数詰め込んだ内容となっております。
国内外のDX先進事例の紹介に加えて 今年話題となったAIの進化やDX人材育成までを網羅
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TikTokに興味はあるもののどうすればいいかわからない方
縦型動画を試してみたいけど、アサイン、ディレクションに対してノウハウが無い方
一度は試してみたけど、成果が出ず伸び 悩んでいる方
DX推進のご担当者、事業責任者の方
新規事業や組織改革を担う事業責任者の方
マーケティング担当、Web担当の方
著者: Kaizen 編集部
ECサイトを運営している方は「カートに商品が入っているのに購入まで進んでいない」という課題を抱えているのではないでしょうか。カートに商品を入れたままサイトから顧客が離脱する現象を「カゴ落ち」と言います。
カートに商品を入れている時点では商品に関心があるのに、購入まで進まない理由として、ECサイト側に問題がある可能性があります。ECサイトの売上をさらに増加させるためには、カゴ落ちの原因を突き止め、対策を打つ必要があります。
本記事では、カゴ落ちの原因と対策方法を紹介しています。また、カゴ落ち対策に使えるツールを紹介しているので、併せて確認してみてください。
"カゴ落ち対策"のお役立ち資料を無料でご覧いただけます
デジタルの顧客接点強化の必要性が増す中、Webサイトは重要な役割を持ち、サイト改善は欠かせない施策の一つです。成果をあげるためにも適切な設計と、検証と振り返りを行い改善サイクルを回すことが大切です。
コンバージョン改善や売上UPの実現を目指したい方へ、これまでKaizen Platformが1,000社・50,000回以上の施策支援から得た知見や実績に基づいた『サイト改善で成果を上げるノウハウガイド』をお届けします。
LPOやEFO、A/Bテストをはじめとしたサイト改善における打ち手にお悩みの方、ノウハウがないとお困りの方はぜひ参考にしてみてください。
▼目次
カゴ落ちとは、カートに商品を入れたにもかかわらず商品を購入せずにサイトから離れてしまう現象のことです。例えば、カートに商品Aを入れたが、別のサイトが気になって購入前に離脱した場合などを「カゴ落ちした」と表現します。
興味がない商品をカートに入れるとは考えづらく、カゴ落ちしてしまった顧客は、その他の顧客と比べて購入意欲が高いと推測されます。つまり、カゴ落ち対策を行うことは、売り上げの増加に直結しているということです。
「Baymard Institute」という海外のデータでは、平均カゴ落ち率は69.82%にもなるとされています。10人中7人はカートに商品を入れたまま何も買わずにサイトを離れているということです。また、「CART RECOVERY」のデータでは売上の2.5倍損失しているという記載もあります。もし1,000万円の売り上げがあるなら、約2,500万円の損失が出ていることになります。
上記のデータからもわかる通り、カゴ落ち対策を行うことでECサイトの売り上げ増加が期待できます。
「カゴ落ち」と一括りにしても、決済画面まで到達して離脱した人、カートに入れただけの人などさまざまなケースがあります。それぞれ原因を突き止めて対策を打つ必要があります。
ここからは、Baymard instituteの統計データをベースに、カゴ落ちの原因を解説していきます。
引用元:Baymard institute「46 Cart Abandonment Rate Statistics」
統計データによると、カゴ落ち原因のトップ3は以下のとおりです。
上記のカゴ落ち原因には優先的に対応した方が良いでしょう。また、その他にもカゴ落ちの原因として考えられる項目には以下があります。
カゴ落ち原因で最も多いのが、追加費用が高すぎるパターンです。決済時、想定していたよりも送料や手数料が高く、購入をやめてしまうケースが多いです。
いざ決済に進もうと思った時に、アカウントの作成を求められてカゴ落ちするケースもあります。
顧客からすると、住所やクレジットカードの情報を入力するのは手間です。普段利用しているサイトで同じ商品が買えるのであれば、わざわざアカウントを作成してまで購入しようとは思わないでしょう。
商品の到着予定日が遅いことでも、購入を断念し、カゴ落ちしてしまうケースがあります。
カートに入れた商品を急ぎで欲しい人は、もっと早く届けてくれるサイトや速達に対応しているサイトを利用します。
決済までの手順が複雑だと、カゴ落ちの原因になってしまいます。顧客は手間が少なく商品を買いたいと思っているからです。
例えば、以下のような手順が必要になると、顧客は負担を感じるでしょう。
入力する情報量が多かったり、手順が複雑だったりすると、手間と感じて離脱されてしまいます。
クレジットカードしか決済手段がないとき、カゴ落ちが発生する可能性が高くなります。なぜなら、クレジットカードの情報流失を懸念している顧客が多いからです。
特に小規模のECサイトに対して、セキュリティ面の不安を感じる顧客は多いです。
ECサイト構築大手企業のecbeingでも、小規模のECサイトはサイバー攻撃の対象になりやすいと記載されています。小規模EC=セキュリティが甘い、というのが一般的な認識になります。
サイトのセキュリティに疑問を抱いている顧客は、決済時にクレジット情報の登録を求められると離脱する可能性があります。
合計金額が決済時までわからないECサイトでは、カゴ落ちが起きる確率が高くなります。決済時にしか合計金額がわからないと、予想以上に金額が高かったというケースが発生するからです。
工夫されているECサイトでは、カートに商品を入れた時点で、カート内の合計金額が表示されるようになっています。決済前に合計金額がわかるので、予算をオーバーしていたら、商品を変更したり減らしたりといった調整が可能です。
対して、工夫のされてないECサイトは、カートに入れた時点で商品の合計金額が把握できず、決済画面ではじめて合計金額が把握できるようになっています。決済画面まで金額がわからないと、予算を超えた場合に手間がかかります。
決済時に合計金額が予算をオーバーしているのであれば、購入をやめるのは自然な心理でしょう。再度、商品を調整してまた決済画面で確認するのも手間になります。顧客からすれば、事前に金額がわかるサイトで調整しながら買い物できた方が余計な手間がかかりません。
決済時にページがフリーズしたり、エラーが発生したりして適切に決済できなかったときカゴ落ちが発生する場合があります。
顧客からすれば、情報を再度登録しなおすのも手間ですし、またエラーが起きるかもしれないサイトを利用するのは不安です。普段使っているサイトや、別のサイトを利用して安全に購入できる方が良いと判断され、カゴ落ちにつながる可能性があります。
商品の返品について明示されていないと、カゴ落ちにつながる可能性があります。なぜなら、不良品や誤った商品が届いた際に、返品ができないサイトから購入したくないからです。
返品について明示されていなかったり、どこに書いてあるか見つけにくい場合、不安感が拭えずそのままサイトを離脱する可能性があります。
決算手段が少ないことも、カゴ落ちの可能性を高めます。
SB Payment Serviceのデータによると、普段使っている決済手段が使えないことで別のサイトで購入する人は、男性だと63.5%、女性だと61.3%という割合となっています。
引用元:SB Payment Service「【調査結果】ECサイトで希望の決済手段がない場合の離脱率は?」
データからわかる通り、決済手段が少ないとカゴ落ちの可能性が高くなります。
商品に興味があるけど、今は買えないから備忘録代わりにカートに入れるという人も一定数います。カートに商品を入れたままサイトを離脱することになるので、カゴ落ち率に含まれてしまいます。
ここからは、上記で解説したカゴ落ちの原因を解決する対策を紹介します。具体的には以下の11個です。
カゴ落ち対策でまず行いたいのは、追加費用を下げることです。特に追加費用で高くなりやすいものは送料です。エリアや商品の大きさによってばらつきが出ることが多く、追加で何千円もの料金が発生することもあります。決済時に送料込みの料金が表示された際に、想定よりも高くなってしまうと「他のサイトで買った方が安いかも」と考えられてしまう可能性が高いです。
そのため、商品を選ぶ画面で「送料無料」を明記するなどの工夫を行えば、決済時、予想以上の追加費用でカゴ落ちしてしまうリスクを軽減できます。
また、はじめから送料込みの金額にすることで、追加費用がかからないように見せることもできます。その場合、商品が割高に見えてしまうことがあるので注意が必要です。
送料が原因のカゴ落ちを防ぎたいのであれば、送料を無料にして購入前の見やすい部分に表記することをおすすめします。
引用元:楽天「注文者情報入力」
決済時の手間を減らすために、会員登録なしでも決済できるようにすると、顧客の手間が省けます。「アカウント作成が必要なら、また時間がある時に買おう」とユーザーが考えてしまうと、カゴ落ちにつながります。
会員登録なしで利用できるのであれば、ユーザーが購入意欲が高いタイミングで購入でき、カゴ落ち対策に効果的です。
引用元:楽天「支払い配送方法入力」
配送方法の選択肢を増やすことでもカゴ落ちを対策できます。特に検討したい配送方法はお急ぎ便です。到着までが遅いことによってカゴ落ちしてしまっている顧客を減らすことが重要です。
また、配送方法を選択する際に、受け取り方法も複数のものから選べると使いやすいサイトとなります。仕事が終わるのが遅い人などは、宅配ボックスが自宅にないと平日に受け取るのが難しく、購入をためらってしまう可能性があります。
ロッカーやコンビニで受け取りができるようにしておくと、使いやすいサイトとなり、カゴ落ち対策につながります。
引用元:Amazon「Amazonトップ」(アマゾンのワンクリック購入)
顧客は決済を簡単に済ませたいと考えているので、決済までの手順は可能な限り簡略化しましょう。会計までが長かったり、複雑だったりするとカゴ落ちが発生する確率が高くなります。
例えば、個人情報入力の手間を減らすため「匿名配送」を行えば決済までの手順を簡略化できます。また、一度入力した内容をサイトが記憶していれば、再入力の手間が減らせます。
もし、決済までの手順を簡略化したいのであれば、入力フォーム最適化ツールの導入を検討すると良いでしょう。「EFOなら「KAIZEN UX」」等のサービスを利用すれば、決済までの手順を簡略化・最適化でき、カゴ落ちの発生率を大幅に減らせます。
引用元:Amazon「ヘルプ&カスタマーサービス」
顧客はサイトのセキュリティに対して不安を持っていることが多いので、セキュリティ対策について明示しておきましょう。サイトのセキュリティを信用してもらえれば、顧客の不安が減りカゴ落ちの発生率も減らせます。
特に小規模のECサイトは、セキュリティ対策に不安を持たれやすいです。どういったセキュリティ対策を行なっているのかを分かりやすい箇所に明示しましょう。
具体的には、SSLサーバー証明書や常時SSL対応をしている点を明示してあげると良いでしょう。特にクレジットカード利用者はセキュリティを気にしているので、セキュリティ対策をしっかり行なっている点は必ず伝えましょう。
引用元:Amazon「Amazonトップ」
決済前に合計金額を確認できれば、カゴ落ちの発生を減らせます。毎度、決済画面まで行かないと合計金額が分からないシステムだと、顧客にとって利用しづらいサイトとなってしまいます。
予算を決めて買い物をしている場合、決済画面まで進んで予算オーバーが発覚したら、商品をキャンセルすることになります。そのタイミングでカートの商品が減ったり、そもそも買い物自体を取りやめになったりすると、カゴ落ちの原因につながります。
事前に合計金額が分かれば、決済画面に行く前に商品を減らす、変更するなどして対応できます。また、事前に合計金額を知らせる他、商品説明欄に送料の明示を行ったり、税込価格であることを明示すればより金額の把握がしやすくなります。
ユーザーにとって使いやすいサイトにすることで、カゴ落ち対策に繋がります。
サイトデザインやサーバーの強化を行うことで、ECサイトの利便性を向上させましょう。サイトが重かったり、使いにくかったりするとカゴ落ちにつながってしまいます。
特に防ぎたいのは、クラッシュやエラーです。せっかく決済まで進んだのに、クラッシュやエラーによって再度やり直しになると、購入意欲を削がれてしまいます。
決済フォームの最適化や、利用サーバーを変更し表示スピードを向上させる等の改善を行うことで、利便性を向上させましょう。カゴ落ち率の減少へとつながるはずです。
引用元:Amazon「Amazonトップ」
返品ポリシーを分かりやすい箇所に明示することも、カゴ落ち対策になります。顧客は、商品に不備があったときに返品できるかどうかを気にしているからです。もしどこを探しても返品についての記載がなければ、カゴに入れた商品を買おうとは思えません。
特に商品が高額であればあるほど、返品ポリシーの記載は重要になります。
引用元:Amazon「Amazonトップ」
決済方法を増やすことも、カゴ落ち対策として有効です。普段使っていない決済方法を利用するのは抵抗がありますし、情報を入力するのは手間になります。
もし普段使っている決済手段に対応していなければ、他のサイトの利用を検討する可能性があります。クレジットカード決済はもちろん、後払い決済やキャリア決済など可能な限り多くの決済方法を揃えることがカゴ落ち対策につながります。
単純に商品を入れていたことを忘れている可能性もあります。決済が終わっていない商品があることを、メールなどで通知するもカゴ落ち対策として有効です。つまり、買い忘れ防止になります。
カゴ落ちした顧客に対して送るメールを一般的に「カゴ落ちメール」といいます。カゴ落ちメールを自動で送信してくれるツールがあるので、カゴ落ち対策を行いたい場合は検討してみると良いでしょう。
直接的な対策ではありませんが、なぜ、カゴ落ちが発生してしまったのか、原因を分析することもカゴ落ちを改善するための行動です。
離脱箇所を把握できれば改善箇所が分かり、適切な対策を打てます。
分析には、カゴ落ち対策ツールがおすすめです。顧客がどこで離脱したのか、なぜ離脱してしまったのかを数字やグラフで表してくれます。出てきたデータをもとに分析を行えば、今後どういった取り組みが必要なのか、何を改善するべきなのかが見えてきます。
ECサイトでは購入直前のユーザーでも、購入に至るまでのフォームで離脱してしまうことが非常に多いです。フォームのユーザビリティを改善することでカゴ落ちを防ぐことができます。
ユーザーは入力フォームを利用するに当たって、以下のような点にストレスを感じます。そのため専用のツールを使用して、上記のようなストレスを感じないフォームを目指すのがフォーム改善です。
このようなフォーム改善をEFO(Entry Form Optimization)といいます。
EFOについて詳しくは「EFOとは?意味や効果的な施策例・ツールの機能・成功事例を徹底解説」でも解説しています。参考にしてください。
カゴ落ち対策を行う場合、対策ツールを用いることでより有効な対策を行えます。ここからは、カゴ落ち対策ツールの種類と選ぶ際の基準を解説します。
カゴ落ちメールとは、カゴ落ちしてしまった顧客に対してメールを行うことで、買い忘れを防止したり、再度購入の検討を促すためのものです。
カゴ落ちメールを選ぶ際は以下を参考基準として選びましょう。
特に注目したい点は、メールの内容がカスタマイズできるかどうかです。メールのカスタマイズができないと、不自然な提案になってしまう可能性があります。
顧客心理に合わせて、適切なメールを適切なタイミングで送れるツールが望ましいです。
決済フォーム改善ツールとは、商品購入画面に移動するまでのプロセスを改善するツールです。
決済フォーム改善ツールは以下の基準を持って選びましょう。
決済フォーム改善ツールで重視したい点は、分析ツールの有無です。どの段階で顧客が離脱したのかを把握できないと、決済フォームを適切に改善することが難しくなります。
Web接客ツールとは、顧客がサイト内で不便を感じるような場面でチャット等を用いて不安や疑問を解決するツールです。
Web接客ツールは以下の基準で選びましょう。
特に重視したいのは、チャットが「AI」か「有人」であるかという点です。どちらを採用するかによって、運営にかかる負担やサポートできるレベルが変わってきます。手厚くサポートしたいなら有人、ある程度の疑問を解決できれば良いという場合はAIの導入がおすすめです。
上記で紹介したツールを総合的に取り入れたいのならMAツールがおすすめです。MAツールとはカゴ落ちメールや決済フォーム改善などを統合したツールのことです。
提供会社によってMAツールの内容は多種多様です。簡単な機能だけを取り揃えたものもあれば、分析から施策までを手広くカバーできるMAツールもあります。
MAツールに関しては、上記で紹介した基準を参考にしながら、総合的に判断すると良いでしょう。
ここからは、種類ごとにおすすめの対策ツールを8個紹介します。自社の利用目的に合わせて、どういったツールがあるのかを確認してみてください。
引用元:EFOなら「KAIZEN UX」
施策概要
KAIZEN UXは購入カートや申し込みフォームの改善が可能なツールです。多数の専門家がおり、多くの施策実績から豊富な知見から高い分析力を持ちます。
決済時、顧客がどこで離脱してしまったのか、なぜ離脱してしまったのかを分析することで決済フォームを最適なものへと改善可能です。
またKAIZEN UXには、顧客の購入履歴や閲覧履歴に基づいて、コンテンツや商品をランキング形式で紹介する機能がついています。実装することで、サイト内の回遊率の増加や、商品の購入率増加が期待できます。
決済フォームの改善は、売上の増加につながりやすい箇所です。ぜひこの機会に決済フォーム改善に取り組んでみてはいかがでしょうか。
課題
決済フォームでの離脱を解消したい
施策
決済フォームの分析、最適化を行う
結果
決済フォームでのカゴ落ち率が減少した
KAIZEN UXのユーザーレビュー・口コミ
引用元:Cuenote公式サイト|ユミルリンク
概要
Cuenoteは、カゴ落ちしたユーザーに自動でリマインドメールを送る、メールツールです。
カゴ落ちした顧客のデータはグラフで表示されるので、分析も行いやすいです。メールの配信にどのくらい効果があったのかも確認できます。
また、メールの内容はカスタマイズ可能です。顧客の段階ごとに送るメールの内容を変更できる「ステップメール」も利用できます。
メールマーケティングの基本機能を押さえているので、メールからカゴ落ち対策を行いたい方におすすめです。
課題
カゴ落ちした顧客に対して、顧客心理に合わせたメールを送りたい
施策
顧客心理の分析や、ステップメールを使い、マーケティングを最適化した
結果
カゴ落ちしていた顧客に商品の再購入を促せた
引用元:SaleCycle公式サイト|株式会社スクデット
施策概要
SaleCycleもカゴ落ちメールを配信できるツールの1つです。サイト離脱時にリアルタイムでメール配信が可能ですし、日付をずらしてのメール配信も可能です。
カゴ落ち状況の集計も可能なので、カゴ落ちの原因分析もできます。
また、SaleCycleはメールツールでありながらポップアップ表示が行えるという特徴を持ちます。カゴ落ちしてしまった商品、もしくは関連性の高い商品をポップアップで表示することで、顧客に対して多角的にアプローチできます。
カゴ落ちメールだけではなく、商品購入後のサンクスメールも配信可能です。
課題
カゴ落ちした顧客に対して多角的にアプローチしたい
施策
カゴ落ちメールや、ポップアップを用いてマーケティングを最適化した
結果
カゴ落ちしていた顧客に商品の再購入を促せた
引用元:BOTCHAN PAYMENT公式サイト|株式会社wevnal
概要
BOTCHAN PAYMENTはチャットボットとの会話に答えるだけで決済が行えるようにするツールです。会話形式で進んでいくので、顧客が情報を入力するストレスを軽減するのに役立ちます。
また、チャット機能のユニークさだけでなく、決済代行サービスも豊富に取り揃えているのも特徴の1つです。
「GMO後払い」「クロネコWebコレクト」などに対応しているので支払い手段を補強できます。企業のノウハウをもとに集客のサポートも行ってもらえる点もありがたいです。
課題
決済フォームで情報を入力するときの負担を減らしたい
施策
決済をチャット形式にした
結果
決済時の負担が減り、カゴ落ち率が減少した
引用元:Zendesk公式サイト|株式会社Zendesk
概要
Zendeskは、ユーザーとリアルタイムの対話が可能な半自動半友人型のチャットツールです。
定型的な質問にはチャットボットが対応し、複雑な質問には有人で対応可能です。対応者の負担を減らすことができます。
AIチャットの立ち上げ設定は詳細に決められる点も特徴の1つです。例えば、ユーザーがある特定のページに一定期間止まっていたら立ち上がる機能などがあります。
購入前の不安や疑問を事前に解決できる点でカゴ落ち対策につながります。
課題
ECサイト利用に関する疑問や問題をスムーズに解決したい
施策
AIと有人のチャットを採用することで、顧客とのコミュニケーションを図る
結果
購入前に不安や疑問を取り除くことができ、カゴ落ち率減少に寄与した
引用元:SELF for EC公式サイト|SELF株式会社
概要
SELF for ECはAIによるWeb接客システムです。顧客がサイト内でどのような行動を行っているかを分析し、ユーザーにとって必要な情報を提案できます。
例えば、前回購入した商品と関連の高い商品を紹介したり、商品の閲覧履歴をもとにおすすめの商品を紹介したりすることが可能です。
加えて、顧客の不安要素をヒアリングする機能もあり、カゴ落ち原因の分析にも役立ちます。ツールの導入は任せることができるので、社内のリソースを削減できる点もメリットの1つです。
課題
ECサイト利用時の不安や疑問をスムーズに解決したい
施策
顧客の不安要素をヒヤリング、AIによる接客システムを導入
結果
ECサイトの利便性が向上し、カゴ落ち率の減少に寄与した
引用元:カートリカバリー公式サイト|株式会社イー・エージェンシー
概要
カートリカバリーはカゴ落ち対策全般を行えるMAツールの1つです。
サイトアクセス時にメールアドレス登録に関する案内が出せるため、リアルタイムで利用者のメールアドレス取得が可能です。
メールアドレス取得後は、カゴ落ちメールやステップメールへ即座につなげることができます。ステップメールは最長90日まで対応しているので、自社の商品やサービスにあった設計が可能です。カゴ落ちした商品をバナー広告に反映するといった機能も魅力的です。
また、カゴ落ちの原因分析もできます。利用しているデバイスやどの段階で離脱したかなどを確認できるので、より具体的な対策を立てやすいツールです。
課題
カゴ落ち対策を総合的に行いたい
施策
カゴ落ちメールの配信、カゴ落ち商品をバナーに反映、カゴ落ち原因の分析
結果
カゴ落ちに対して総合的にアプローチでき、カゴ落ち率の減少に寄与した
引用元:Cart Package公式サイト|株式会社プレイド
概要
Cart Packageは、カゴ落ち対策に特化したMAツールです。カゴ落ち起きた根本原因の解決を目指しているため、より効果の高い対策が打てます。
例えば、ログインエラーでカゴ落ちしているのに、リマインドのカゴ落ちのメールを送るのは意味がありません。根本の原因はログインエラーなので、ログイン方法を伝えるメールを送信するのが大切です。
また、よくある質問を質問ページに移動することなく、その場で解決するための仕組みが整えられているのもおすすめのポイントです。ある特定のページで一定時間顧客の移動がない場合、該当しそうな質問と回答を提示するといった動きを導入できます。
MAツールの導入や運用を任せられる点も特徴の1つです。料金も売り上げに準じて変わるので、売り上げが少ない月は少ない支払いで済みます。
課題
カゴ落ち対策を総合的に行いたい、ツールの運用を他社に任せたい
施策
カゴ落ちメールの最適化、顧客の疑問をスムーズに解決できるシステムの導入、運用を提供会社が代行
結果
カゴ落ちに対して、根本の原因から解決でき、カゴ落ち率減少に寄与した
カゴ落ち対策は、ECサイトの売り上げ増加に直結しています。簡単に行えるもの、効果が高そうな箇所から取り組んでみてください。また必要であれば、ツールを導入して分析や施策を行うと良いでしょう。
また、カゴ落ち対策の1つである、決済フォームの改善は売り上げの増加に直結しやすいです。
「EFOなら「KAIZEN UX」」等の決済フォーム改善ツールを使えば、より素早くより効果的な施策を打つことができます。カゴ落ち対策に本格的に取り組みたいのであれば、ツールの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
Webサイト改善にお悩みはありませんか?
サイト改善に取り組んでいる、あるいは検討しているけれど、「自社にノウハウがない」「施策の打ち手が分からない」「成果が上がらない」といったお悩みはありませんか?
いざサイト改善に取り掛かっても、導入したツールがうまく運用できていなかったり、施策がやりっぱなしで振り返りができておらず、成果に繋がらないケースは少なくありません。
LPOやEFO、A/Bテストをはじめとしたサイト改善施策では、成果をあげるための適切なKPI設計と施策の検証と振り返りによってPDCAサイクルを回すことが大切です。
そこで、サイト改善のノウハウや次の打ち手にお悩みの方へ、『サイト改善で成果を出すノウハウガイド』をお届けします。これまでKaizen Platformが1,000社・50,000回以上の施策支援から得た実績を元に、サイト改善に活用できるノウハウや成功事例をまとめました。
コンバージョン改善や売上UPを実現したい方、改善の打ち手に悩んでいる、ノウハウがないとお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。