
国内外のDX先進事例の紹介に加えて 今年話題となったAIの進化やDX人材育成までを網羅
#DX白書2023
大きな反響をいただいた「#DX白書2022」を大幅にアップデートし、ディズニー等のDXの次に進もうとしている企業の先進事例やそれらを取り巻くAI/Web3などのDXトレンド紹介、そしてDXを推進するための人材戦略まで、検討のヒントになる情報を多数詰め込んだ内容となっております。
国内外のDX先進事例の紹介に加えて 今年話題となったAIの進化やDX人材育成までを網羅
#DX白書2023
大きな反響をいただいた「#DX白書2022」を大幅にアップデートし、ディズニー等のDXの次に進もうとしている企業の先進事例やそれらを取り巻くAI/Web3などのDXトレンド紹介、そしてDXを推進するための人材戦略まで、検討のヒントになる情報を多数詰め込んだ内容となっております。
TikTokに興味はあるもののどうすればいいかわからない方
縦型動画を試してみたいけど、アサイン、ディレクションに対してノウハウが無い方
一度は試してみたけど、成果が出ず伸び 悩んでいる方
DX推進のご担当者、事業責任者の方
新規事業や組織改革を担う事業責任者の方
マーケティング担当、Web担当の方
著者: Kaizen 編集部
Instagram(インスタグラム)は若者を中心に流行しており、「インスタ映え」という言葉ができるほど人気のあるSNSのひとつです。 SNSでは広告を見かけない日がないくらい、多くの企業が認知目的やサービス販売の目的で動画広告を出稿しています。
Instagramに2018年8月にストーリーズの機能が登場して以来、Instagram上でより多くの動画投稿がおこなわれるようになり、フィードでの動画広告はもちろん、ストーリーズや人気のリールでの動画広告を見かけることも多いと思います。 今回はその費用も含め、Instagramでの動画広告の概要、活用について紹介していきます。
Instagram広告におけるお役立ち資料をご覧いただけます
動画広告市場は一層の盛り上がりを見せ、もはや動画を作ればよい時代から、いかに動画で成果を出すかという時代に変化してきました。動画広告で成果をあげるためにも適切な設計と、クリエイティブの勝ちパターンを見つけるPDCAサイクルが大切です。
コンバージョン改善や売上UPの実現を目指したい方へ、これまでKaizen Platformが累計1,000社以上、合計30,000本以上の動画制作から得た知見や実績に基づいた『Instagram広告におけるベストプラクティス』をお届けします。
Instagram広告において、成果に伸び悩んでいる、ノウハウがないとお困りの方はぜひ参考にしてみてください。
▼目次
Instagramで成果の出る動画広告を展開するには、まず「どこに出稿するか」「どうやって出稿するか」を正しく理解することが重要です。
各配信面の特徴と使い分けを明確にしたうえで、効率的な出稿プロセスを押さえておくことが、費用対効果を高める鍵になります。
まずは、Instagram上で動画広告を配信できる主な4つの枠(フィード/ストーリーズ/リール/発見タブ)の違いと、それぞれの特性を活かした活用法、そして広告の出稿手順について解説します。
Instagramの動画広告は、以下の4つの場所に出稿できます。
掲載場所 |
特徴 |
フィード |
|
ストーリーズ |
|
リール |
|
発見タブ |
|
フィード
画像引用元:Facebook広告ガイド(Instagramフィード)|Meta for Business
フィード(ニュースフィード)はユーザーがフォローしているアカウントの投稿が表示される場所です。広告出稿している投稿には「広告」の表記が表示され、任意の遷移先へ誘導するCTAが表示されます。遷移先としては、プロフィール、Webサイト、ダイレクトメッセージの3種から選ぶことができます。
ストーリーズ
画像引用元:Facebook広告ガイド(Instagramストーリーズ)|Meta for Business
ストーリーズは、ユーザーが投稿したものが24時間限定で表示される場所のことを指します。縦長のフルスクリーンで画像もしくは動画を投稿できます。広告の場合は、24時間で消えずに出稿期間を設定できます。また、メインフィードと同様に「広告」という表示があり、CTAの設定も可能です。
リール
画像引用元:Facebook広告ガイド(Instagramリール)|Meta for Business
リールは、縦長のフルスクリーンで動画を投稿できる場所です。リールのタブを開いたユーザーに対して、閲覧履歴やアクション履歴に基づく「おすすめ動画」を表示します。そのため、「誰の動画か」よりも「どんな動画か」が肝心になります。クリエイティブ次第では、新しい発見を求めているユーザーにリーチできる可能性が高いのがリールの特徴です。
発見タブ
画像引用元:Facebook広告ガイド(Instagram発見タブ)|Meta for Business
発見タブは、Instagram上でユーザーが新しい投稿やアカウントを見つけるための検索・閲覧エリアです。フォローしていないユーザーの投稿が表示されるため、新たな顧客層にリーチするのに適しています。
広告はオーガニック投稿の間に自然に挿入され、「広告」表記とCTAが表示されます。広告フォーマットはフィード広告と同じ形式で、静止画・動画ともに対応可能です。ユーザーの興味関心に基づいて表示されるため、潜在層への効果的なアプローチが期待できます。
Instagramで成果につながる動画広告を配信するには、Meta広告マネージャを使った正しい出稿手順を理解しておくことが不可欠です。
ここでは、Instagram広告を出稿する際の5つのステップをわかりやすく解説します。
Instagram広告はMeta社の広告システムで管理されているため、まずFacebookページとInstagramアカウントをビジネスマネージャ上で連携する必要があります。
▼設定手順
Meta広告マネージャで新規キャンペーンを作成します。「作成」をクリックし、目的に応じて最適なキャンペーンタイプを選択しましょう。
キャンペーンタイプは以下のとおりです。
キャンペーンの下に広告セットを作成します。ここでは、ターゲットユーザーの定義や配信先・スケジュール・予算の設定を行います。
▼主な設定項目
広告本体となる動画素材やテキスト、リンク先URLなどを設定します。
▼主な設定項目
すべての設定が完了したら、広告の内容を確認し、「公開」をクリックします。Metaの審査が行われ、通常24時間以内に配信が開始されます。
Instagramでの料金形態は下記の4種類あります。それぞれ料金の発生タイミングが異なるため、目的に応じて適した料金形態を選ぶとよいです。
CPM課金
広告のインプレッション数1,000回当たりで料金が発生する課金形態です。
広告がユーザーに表示されたことに対して料金が発生し、いいね!やシェアされた投稿に関しては料金は発生しません。
ユーザーの反応に関係なく費用が発生するため、認知拡大の目的に使用される場合が多いです。一方でユーザーの反応がなくても費用が発生するため、予算に余裕のある場合に利用すると良いです。
CPC課金
ユーザーが広告リンクをクリックすると料金が発生する課金体型です。
消化金額合計をクリック数で割って計算されます。
ユーザーのアクションに応じて料金が発生するので、購入に直結する販促などに利用されることも多いです。
CPI課金
ユーザーが広告リンクをクリックし、アプリをインストールすると料金が発生する課金形態です。
指定のアプリをインストールさせたい場合に向いています。有料アプリの場合は、アプリのインストール自体が売上となるため、費用対効果を高められます。
CPV課金
ユーザーが動画広告を行った場合に料金が発生する課金形態になります。
CPM課金と同様で、ユーザーの反応に関係なく費用が発生するため、認知拡大の目的に使用される場合が多いです。
Instagram動画広告を配信する際、成果を最大化するためには「どの広告フォーマットを選ぶか」が非常に重要です。
「フィード」「ストーリーズ」「リール」「発見タブ」と4つの主な掲載面がありますが、それぞれユーザーの視聴態度や没入度、訴求に適した動画の構成や長さが異なります。
なお、「発見タブ」に表示される広告はフィードと同じフォーマットで表示されるため、フィード広告と同様の設計ルールで配信されます。リーチ拡大を狙ううえで、発見タブも含めた活用を検討することが重要です。
ここからは、3つの配信フォーマットの違いと特徴をわかりやすく解説します。
まずは各フォーマットの仕様・要件を以下の表に整理しました。
フィード |
ストーリーズ |
リール |
|
推奨アスペクト比 |
4:5 |
9:16 |
|
推奨動画形式 |
MP4、MOV、GIF |
MP4、MOV |
|
最小解像度 |
1440×1800 px |
1440×2560 px |
|
動画ファイルサイズ |
最大4GB |
||
投稿可能な 動画の長さ |
1秒〜60分 |
0秒〜15分 |
|
最適な動画の長さ |
15秒~30秒 |
||
最大ハッシュタグ数 |
30 |
- |
- |
説明文の推奨文字数 |
125文字以内 |
72文字以内 |
Instagramアプリを開いた際のメイン画面である「フィード」(ホーム画面)上に表示される広告フォーマットです。
ユーザーがフォローしているアカウントの投稿や、Instagramがユーザーの興味関心に基づいて表示するおすすめ投稿などの間に自然な形で挿入されます。ユーザーがInstagramを利用する上で、日常的に最も接触する機会の多い場所の一つです。
発見タブで表示される動画広告も、フィードと同じフォーマットが適用されます。
フィード広告は、1枚の画像・カルーセル・動画など多様な形式に対応しています。動画広告では、静止画と比べて「動き」や「音声」で視覚的・聴覚的に訴求できる点が強みです。
動画の長さは最大60分まで対応していますが、15秒〜30秒程度のより短い時間でユーザーの注意を引く構成が好まれます。
オーガニック投稿(通常の投稿)と同様に、最大2,000文字の比較的長めのキャプション(説明文)を表示させることができ、商品やサービスに関する詳細な情報を提供したり、ブランドストーリーを伝えたりするのに適しています。
また、「詳しくはこちら」「お問い合わせ」「購入する」といったCTA(Call to Action: 行動喚起)ボタンを目立つ形で設置できるため、ウェブサイトへの誘導、問い合わせ、購買促進など、具体的なアクションに繋げやすいフォーマットです。
「広告」というラベルは表示されますが、他の投稿に溶け込むデザインのため、ユーザー体験を大きく損なわずに情報を届けることが期待できます。
たとえば、家電メーカーが、新製品の使用シーンを15秒の動画で紹介し、キャプションに商品の特長とキャンペーン情報を記載。「今すぐチェック」ボタンでECサイトに誘導するような導線設計が可能です。
ユーザーがフォローしているアカウントなどが投稿するオーガニックなストーリーズ投稿の合間に表示される広告フォーマットです。
Instagramアプリ上部のストーリーズトレイ(ホーム画面上部に並ぶアイコン)をタップしてストーリーズを閲覧している際に、フルスクリーンで表示されます。
スマートフォンの画面全体を占有する縦型フルスクリーン(アスペクト比9:16推奨)で表示されるため、ユーザーの視線を惹きつけやすく、没入感の高い体験を提供できるのが大きな特徴です。
動画広告では最長60分まで投稿できますが、15秒〜30秒程度に収めるのが効果的です。15秒未満の動画であれば、ユーザーがスキップせずに動画全体を見やすい傾向にあります。35秒以上の動画は、自動的に複数のストーリーズカードに分割され、「このまま見る」というボタンを表示させる仕様になっています。
スタンプ機能(アンケート、クイズ、絵文字スライダーなど)を追加してインタラクティブ性を高めたり、「詳細はこちら」などのCTA(行動喚起)ボタンからウェブサイトへの誘導なども可能です。オーガニック投稿に近いフォーマットのため、広告感が比較的少なく、自然な流れで情報を伝えやすい傾向があります。
たとえば、アパレルブランドがストーリーズ上で、春の新作アイテムを使ったコーディネート動画を掲載し、「ショップを見る」のCTAでそのまま商品ページに誘導する、といった活用ができます。
Instagramの下部メニュー中央にある「リール」タブ内で、ユーザーが縦にスワイプしてショート動画を視聴している合間に表示されます。さらに、発見タブやフィード、ストーリーズ内にも同様の形式で表示されることがあるため、露出範囲が広く、リーチ拡大に効果的です。
ストーリーズ広告同様、縦型フルスクリーン(9:16推奨)で表示される広告フォーマットです。最長で15分までの動画に対応していますが、15〜30秒程度の短尺動画が最も視聴完了率が高いとされています。
リールは音楽やエフェクトを使ったエンターテイメント性の高いショート動画が中心であり、広告もオーガニック動画に馴染むような、創造性豊かでテンポの良いクリエイティブが効果的です。
トレンドの音源や編集スタイルを取り入れることで、ユーザーの興味を引きつけやすくなります。音声付きで視聴されることが多いため、音と映像を組み合わせた訴求が可能です。
新しい発見を求めているユーザーにリーチしやすいため、ブランド認知度向上や若年層へのアプローチに適しています。
また、広告であっても「いいね!」「コメント」「保存」「シェア」などのユーザーアクションが可能で、ブランドとのインタラクティブな接点が生まれやすいフォーマットです。
たとえば、飲料メーカーが、夏季限定ドリンクの爽やかさをダンス動画+BGMで伝えるショートリールを配信。インフルエンサーとコラボしたダンスチャレンジ「♯青春ソーダチャレンジ」で、ブランドハッシュタグの拡散を促す運用が可能です。
Instagramの広告活用のポイントは3点あります。
広告の出稿は、画像と動画のどちらでも掲載可能ですが、より高い訴求力とユーザーエンゲージメントを得るためには動画の活用が効果的です。
実際、Meta社の公式発表によると、2016年から2017年にかけてInstagramでの動画視聴時間は80%増加しており、ユーザーの関心が動画コンテンツへとシフトしている実態が明らかになっています。
参考:Sight, Sound and Mobilization|Meta for Business
また、情報量の観点から見ても、1枚の画像が約1,000文字分の情報を伝えるのに対し、1分間の動画はおよそ180万文字分の情報量に匹敵すると言われています。
音や動きのある動画は、商品やサービスの魅力を直感的に伝える手段として非常に優れており、ブランドの世界観や使用シーンを臨場感をもって伝えることができます。
クリエイティブは目的に合わせて制作しましょう。目的が認知拡大なのか、CV目的なのか、ブランディングなのかではクリエイティブの着地が異なります。例えば、ブランディング目的なのであれば、商品やサービスの使い方について訴求するよりも、使用した際のライフスタイルがイメージしやすい情景を描いたりするほうが効果的です。また、目的に応じてCTAも異なってくるので、目的を明確にして広告制作をすすめるとよいでしょう。
2025年5月時点において、Instagram広告に出稿できる動画の長さは、フィード広告・ストーリーズ広告で最大60分、リール広告で最大15分まで対応しています。
しかしながら、実際の広告運用においては、「15秒〜30秒」の動画がもっとも効果的であるとされています。ユーザーの集中力が続く時間が限られており、最長でも60秒以内に収めるのがベストプラクティスです。
SNSは隙間時間での閲覧が中心であるため、長尺の動画よりも、短く、要点が明確に伝わる動画が好まれる傾向にあります。特に、冒頭5秒間でユーザーの興味を引きつけられるかどうかが、最後まで視聴してもらえるかの分かれ目になります。
また、ストーリーズではタップひとつでスキップされるリスクがあるため、冒頭に商品やサービスの訴求ポイントを配置し、瞬時に関心を引く構成が効果的です。
広告の尺をただ最大限使うのではなく、ユーザー視点での「視聴完了率」や「エンゲージメント」を重視した設計が成果につながります。
動画広告のクリック率が高い業界を5つご紹介します。
1)自動車・スポーツ用品などの趣味・興味系
個人の趣味に関係する分野は、他分野の「約1.5倍」とクリック率が比較的高い傾向にあります。個人の情報満足度が購入に大きく影響するため、より多くの情報を提供できる動画広告と相性が良いと言われています。
2)美容・ファッションなどのショッピング系
コスメなどでは、静止画ではイメージしづらい使用感を伝えることができます。また、アパレルは着用時のバランスなどを伝えられるため、動画広告と相性が良いと言えます。
3)転職・語学・リスティング代行などのビジネス系
サービスの利用シーンや利用後を具体的にイメージしやすくするために動画広告が活用されています。態度変容を促す目的での使用が多い傾向にあります。
4)旅行系
動画によってイメージを具体化させることで競合との差別化を図り、そのまま予約につなげるなど、動線設計として活用される例が多く見られます。
5)アート系
(1)で紹介した「趣味・興味系」に近い位置づけです。顧客がサービス・商品を選択するためには高い納得感が必要です。そのため、より多くの情報量を伝えるという意味で動画が選択される事例が多い傾向にあります。
■どんなことに向いている? 動画広告を使用する目的について
一方で、動画広告と親和性が低いジャンルも存在します。「どんなことに向いている? 動画広告を使用する目的について」でも詳しく解説しています。参考にしてください。
実際にストーリーズで動画広告として配信された5つの事例についてご紹介します。
ラトビアの航空会社「AirBaltic」は、航空券の割引セールの認知拡大を目的に、動画広告を配信しました。動画の途中にAirBalticというブランドロゴを何度か入れることで、対象の航空券割引セールだけでなくブランドの認知度も向上しました。
<課題>
航空券割引セールの認知度向上
<施策内容>
ユーザーに航空券がセールで安く買えることを印象付けるため「Sale」というテキストを繰り返し表示させること、またCTAを目立たせたクリエイティブにより、ユーザーへの態度変容を促した。動画の途中にブランドロゴを何度か入れることで、ブランド認知の向上にもつながった。
<成果>
対象の航空券セールだけでなくブランド認知も向上
▼実際の動画
Netflixでは登録者数を伸ばすため、ブランド認知拡大を目的としてストーリーズ広告を配信しました。動画にはテキストなどを一切入れず、大半をブランドロゴのみで表現。シンプルな広告ではあるものの、ユーザーにNetflixというブランドの印象を強く与えることに成功し、結果としてブランド認知向上と売上の増加につながりました。
<課題>
ブランド認知向上
<施策内容>
テキストなどを一切いれず、動画の大半でNefflixのブランドロゴのみを表示。ユーザーにブランド名の印象を強く与えた。
<成果>
ブランド認知が向上し、結果として売上増加につながった
▼実際の動画
転職サービス「キャリトレ」は20代をターゲットとし、認知拡大を目的にストーリーズ広告を配信しました。短いテキストでサービスを説明。ターゲットユーザーが実際にサービスを利用して転職に成功しているイメージを伝え、会員獲得に成功しました。
<課題>
サービス認知向上
<施策内容>
ブランドロゴ「キャリトレ」を冒頭で表示し、何の広告かすぐ分かるようにした。短いテキストで「キャリトレ」を説明しつつサービスを見せることで、ユーザーがキャリトレとは何かを想起しやすいクリエイティブを制作。
<成果>
サービスの認知向上、会員獲得につながった。会員登録後もアクティブ率が高いユーザーを多く獲得することができた。
「すべての人に優しい空を目指す」という新たなブランドメッセージを、より多くの人に認知してもらうことを目的に、ストーリーズ広告を配信しました。夏季スポーツ祭典の1年前にキャンペーンを展開。世界的なアスリートを始め、国籍や年齢、性別、障がいの有無など多様な人々の姿にブランドメッセージを重ねてコミュニケーションを行いました。
<課題>
ブランド認知向上
<施策内容>
著名アスリートを起用。3枚の静止画をテンポの良いスライドショーに仕立て、アスリートの姿を大きく映し出すことで視聴者にインパクトを与えた。ブランドカラーの「青」が際立つクリエイティブにし、画面下部には常時ブランドロゴとキャンペーンメッセージを表示。「すべての人に優しい空を目指す」というメッセージ訴求を行った。
<成果>
200万人以上にリーチ(目標値+24%)、ブランド認知拡大につながった。
アウトドア向けステンレスボトルのブランド「HYDRO FLASK(ハイドロフラスコ)」では、新商品の認知獲得のためにストーリーズ動画を制作。3種類の異なる新製品を順に見せユーザーの関心を掻き立てるように工夫し、最後のCTAボタンをSHOP NOWにしてユーザーがすぐに商品を買えるよう誘導しました。
<課題>
新商品の認知向上
<施策内容>
3種類の異なる新製品を順に見せ、ユーザーの関心を掻き立てるように工夫。最後のCTAボタンをSHOP NOWにしてユーザーがすぐに商品を買えるようにした。
<成果>
ROAS(広告費に対して得られた売上)が1600%に。
売上が80%増加、そして12,000もの商品が購入された。
■Instagramストーリーズ広告を5社の事例とポイントで解説
ストーリーズ動画で効果を高めるクリエイティブについては「Instagramストーリーズ広告を5社の事例とポイントで解説」でも詳しく解説しています。参考にしてください。
最後に、動画広告を中心としたInstagram広告に関するよくある質問に回答します。
Instagram広告は、1日あたり最低100円から出稿できます。少ない予算からでも始められるのが強みです。ただし、最低出稿金額の100円では、広告の表示回数やクリック数が限られ、十分な効果を得るのは難しいでしょう。効果的な広告運用を目指す場合、1日あたり1,000円以上の予算を確保することが望ましいとされています。
Instagramストーリーズ広告は、1枚あたり最大15秒まで表示されます。15秒を超える動画広告は、自動的に複数のストーリーズカードに分割され、ユーザーが「続きを見る」をタップすることで全編を視聴できます。
Q. Instagram広告の支払い方法は?
Instagram広告の支払い方法には、「自動決済」と「手動決済」の2種類があります。
また、Instagram広告で利用できる決済手段は以下の3つです。
オンライン銀行振込を利用する場合は、初期設定の段階で「手動決済」を選択する必要があります。初回の設定でクレジットやPayPaIでの支払いを選択すると、今後オンライン銀行振り込みはできなくなる点に注意しましょう。
予算の相場は目的やターゲット層によって大きく変動するため一概には言えません。
一般的には、クリック課金の場合、1クリックを得るのに40円〜100円の予算が必要だと言われています。つまり、1万円の予算で100回〜250回、10万円の予算で1,000回〜2,500のクリックが期待できます。
最初は一般的な相場から逆算して予算を設定し、効果測定しながら最適化していくと良いでしょう。
Instagramで広告を出稿する際には、広告ポリシー違反に注意する必要があります。Meta社の広告ポリシーに違反すると、審査で却下されるだけでなく、アカウント停止のリスクもあるので十分に注意しましょう。誇大広告や虚偽の主張、暴力的、差別的なコンテンツはポリシー違反となる恐れがあります。
入稿前に「Meta広告ポリシー」で最新のガイドラインを確認しましょう。
Instagramの動画広告の出稿方法やフォーマット、活用のポイントについてご紹介してきました。Instagramは今後もユーザー層が増え続けると予想されるサービスのため、目的に応じて最適な状態で動画を配信すると、より多くのユーザーに訴求できるでしょう。
Facebook動画広告の運用にお悩みではありませんか?
YouTubeを筆頭に動画市場が盛り上がりを見せる中、動画広告の需要はますます増えています。そこで重要となるのが、ただ動画を作るだけではなく、いかに成果へ繋がる動画を作るか、です。
しかし、いざ施策を打つとなると「自社にノウハウがない」「制作リソースがない」「すでに配信しているが成果が出ない」と悩まれる企業は少なくありません。
もしも現在動画広告の成果にお悩みを抱えていらっしゃるのであれば、Kaizen Platformの「KAIZEN AD」の活用をご検討ください。KAIZEN ADは、低コスト・短納期でクオリティーの高い動画を作り「広告の勝ちパターン」を確立できるクリエイティブサービスです。
「勝ちパターン」をベースに運用することで、無駄な動画を作ることなく効果を継続させられるようになります。
これまで累計1,000社以上、50,000本を超える動画制作で得た知見や実績をもとに、動画広告施策の勝ちパターンや成功事例を資料にまとめました。
CVR改善やCPA改善、売上UPを実現したい方、スピーディーで質の高い動画制作を継続したい方、施策の打ち手にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。