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2022/04/14 (木)
これからweb広告を検討される方必見。現在の潮流とオススメの手法まとめ

著者: Kaizen 編集部

web広告を検討の方必見。現在の潮流とオススメの手法

毎日の生活の中でインターネットはなくてはならない存在になっています。そんなインターネット上ではさまざまな企業が広告を出稿しており、web広告市場も年々増加傾向です。

「web広告」といっても、「リスティング広告」や「ディスプレイ広告」「SNS広告」と種類もさまざまで、クリエイティブも、テキスト、画像、動画など、さまざまです。

本記事では、web広告の概要から種類や課金方法、効果的な利用方法についてご紹介していきます。これからweb広告を始めようと考えている方も、すでに始めているが基本を振り返りたいという方もぜひweb広告への理解を深めてみてください。

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そもそもweb広告って何?

web広告とは
web広告とは、「インターネット上の媒体に掲載される広告」のことを指します。
広告を掲載できる媒体は、webサイトや検索エンジンの検索結果ページ、SNS、メールなどさまざまなものがあります。

web広告は、従来のテレビ・ラジオ・新聞・雑誌のいわゆるマス広告と異なり、細かいターゲティングがおこなえ、効果測定が可能です。そのため、数値をもとに改善を図ることができ、費用対効果の算出もマス広告に比べて容易におこなうことができます。
また、少額から出稿が可能なのも特徴で、なかなかコスト的にマス広告には手を出しにくいという企業も、小規模から広告の出稿をおこなえます。

web広告の重要性
電通が日本の総広告費と、媒体別・業種別広告費を推定した「2018年(平成30年)日本の広告費」によると、日本の総広告費は6兆5,300億円で、その内web広告は1兆7,589億円でした。前年対比の成長率は、総広告が前年比102.2%、web広告が116.5%という結果で、広告全体の中でも特にweb広告の成長率が高いことが分かります。
また、web広告費は地上波テレビ広告費の1兆7,848億円に迫る勢いで、2019年にはテレビ広告よりもweb広告の市場が超えると予測されており、大きな市場規模になっているということが分かるでしょう。

web広告の種類はどんなものがあるか

web広告はたくさんの種類と課金方法があります。
広告を出稿する目的やターゲットに応じて最適な広告の種類が変わりますので、それぞれの特徴を把握したうえで、選ぶようにしましょう。

広告の種類
ここでは代表的な下記の広告についてご紹介していきます。

・リスティング広告
・ディスプレイ広告
・リターゲティング広告
・記事広告(ネイティブアド)
・動画広告
・SNS広告

リスティング広告
リスティング広告は検索連動型広告とも呼ばれ、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンで入力されたキーワードに応じて配信される広告を指します。
そのため、ユーザーの興味や関心に応じた出稿をおこなうことが可能です。
配信場所は、検索結果ページの最上部や右です。

例えばGoogleで「web 広告」で検索すると、下記のような検索結果ページが出てきます。
緑枠で囲った部分がリスティング広告の掲載場所です。URLの前に「広告」というアイコン表示で見極めることができます。

「web 広告」の検索結果のスクリーンショット

課金方法は、1クリックごとに発生します(CPC課金)

広告出稿されているものより下にあるのが自然検索結果ですが、上位表示させるためには長い時間がかかることが多いので、即効性のある結果がほしい場合は、リスティング広告を検討するとよいでしょう。
また、リスティング広告を出稿することで、設定したキーワードに対して流入してきたユーザーの滞在時間や直帰率、回遊率やCVRなどのアクセス結果のデータも得られます。*1
そのデータを分析することで、CVRに影響しやすいユーザー層が特定でき、キーワードに応じたSEO対策へつなげることも可能です。
*1...サイト内のデータはGoogleAnalyticsなどの計測ツールを活用する必要があります。

ディスプレイ広告
ディスプレイ広告は、webサイトやスマホアプリに表示される広告です。ディスプレイ広告は「純広告」と「アドネットワーク」の2種類に分けることができます。

純広告
純広告は、媒体などのメディアサイトの広告枠に掲載されるバナーやテキスト広告のことです。
イメージしやすいのだと、Yahoo!JAPANのサイトトップの広告があります。緑枠に囲まれた場所が広告枠です。Yahoo!トップページのスクリーンショット

特定サイトに訪問したユーザーのエリア、年代や性別をもとにターゲティングをおこなうことができます。露出を一定期間おこなうため、潜在層へアプローチしたい場合におすすめです。

課金形態は、目標クリック数まで広告を表示し続ける「クリック保証型」、広告やページの表示回数を保証する「imp・PV保証型」 、掲載期間が事前に決まっている「期間保証型」 などがあります。

アドネットワーク
アドネットワークは、複数サイトの広告枠を集めて広告を配信できる手法です。個別のメディアと個別に広告を出稿する契約を結ぶ必要がなく、アドネットワーク事業者がさまざまなサイトとの契約を代行してくれます。
また、自動でCVRの高いサイトへの広告出稿を最適化なども可能なので、安定したボリュームでの広告配信をおこなうことが可能です。
掲載後も、広告効果のデータを一括でまとめてもらえるので、それぞれのサイトの広告結果をまとめる手間が省けます。
表示形式はバナー形式が中心ですが、動画やテキスト広告もあります。


リターゲティング広告
リターゲティング広告とは、一度webサイトを訪れたことがあるユーザーに対して再度同じ広告を流すことができる仕組みです。webサイトに訪問したことがあるユーザーへの配信なので、すでに商品やサービスに興味を持っている層へアプローチをおこなうことができ、高いCVRも期待できます。
一方でリターゲティング広告を配信しすぎると、ユーザーがあらゆる場所で同じ広告を見かけることになってしまい、ユーザーに嫌悪感を抱かれたりする場合もあるので、出稿する際は注意しましょう。

広告配信サービス内の一機能として提供されている場合が多いです。
そのため、サービスによって呼び方が異なり、Yahoo!では「リターゲティング」、 Googleでは「リマーケティング」という名称です。

記事広告
記事広告とは、特定媒体の中で、あくまでコンテンツの一つであるかのように表示される広告のことで、別名「ネイティブアド」と呼ばれています。

例えば下記はLOCARIの記事一覧ですが、「PR」というアイコンとともに広告が差し込まれています。

LOCARIの記事一覧のスクリーンショット

上記を見てわかるとおり、サイトに馴染んだ表示となっているため、ユーザーがコンテンツを楽しむのを邪魔しません。

動画広告
動画広告は、画像やテキストではなく動画を出稿するweb広告です。
テキストに比べ、文字のみでなく音や映像で伝えることができるため、情報量は数千倍ともいわれています。
ユーザーへ多くの情報量を伝えることができ、広告としての効果も高くなるので、出稿するうえで動画広告を選択するのはおすすめです。

課金方法は、一部視聴、完全視聴など視聴時間に応じてカウントされるものが多いです。

それぞれの動画広告の詳細は下記の記事でご紹介しています。

インリード広告ってどんなもの?インフィード広告との違いを理解して使いこなそう

Youtubeインストリーム広告ってどんなもの?種類と特徴について理解しよう!

SNS広告
SNS広告は、FacebookやInstagram、Twitter、LINEなどのSNS上に掲載される広告を指します。
フィード上に配信したり、ストーリー等に出稿できます。
また、ターゲティングも性別、年代、行動履歴(検索履歴やフォロー属性など)をもとに設定が可能なので、細かなセグメンテーションをおこなえます。

例えば、Twitterだと下記のようにフィード中に表示されます。

Twitterのスクリーンショット

課金方法は、クリックもしくはimp型課金などがあります。
その他、それぞれ媒体別の特徴やメリットなどはこちらの記事で紹介しています。

課金方式について
課金方式は下記の種類があります。CPV課金:課金タイミングは視聴回数ごとに料金が発生。費用は予約型と入札型で料金が異なる。 CPCV課金:課金タイミングは完全再生ごとに料金が発生。費用は予約型と入札型で料金が異なる。 CPM課金:表示回数ごとに料金が発生。費用は1000回の表示あたりの単価設定となる。 CPC課金:クリックごとに料金が発生。固定金額もしくは広告ランクにより変動する。

CPV課金は上記の通り、媒体ごとに異なる秒数をもとに視聴回数をカウントされます。例えばYouTubeのTrueview広告は30秒以上の視聴で1回の視聴とカウントされます。

CPCV課金は完全視聴を1回のカウントとするため、動画広告の再生を途中で中断したユーザーの視聴分は支払いが生じません。そのため費用を抑えて広告を運用したいという方におすすめです。

CPM課金は、YouTubeのバンパー広告などで採用されている課金手法です。表示回数あたりなので、ユーザーがどこまで視聴したか、クリックなどの動作をおこなったかに関係なく料金が発生します。そのため、多くのユーザーにリーチできる認知拡大を目的としたプロモーションなどに有効といえるでしょう。

CPC課金は、バナー広告やSNS広告などで採用されている課金手法です。動画広告のCTAをクリックした場合に課金されるため、資料請求やお問い合わせなどをKPIとして運用する広告に向いています。

web広告を効果的に利用する方法

ここまで、web広告の重要性や種類についてご紹介してきましたが、これからはweb広告を運用するうえでのポイントをいくつかご紹介していきます。

適切な配信媒体を選択する
web広告は上記で紹介したとおり、たくさんの種類があります。一重にSNS広告といってもTwitterやFacebookのユーザー層や興味・関心は異なります。そのため、広告の趣向目的や露出したいターゲット層を踏まえて最適な配信媒体を選ぶようにしましょう。

ランディングページを改善する
お問い合わせや資料請求、商品購入などを目標としている場合は、ランディングページの改善が非常に重要です。せっかく広告をクリックしてユーザーが訪れても、広告の内容とランディングページでサービスイメージのズレが生じていたり、どこに訴求されているサービスがあるか分からないなどあれば、すぐに離脱してしまいます。
そのため、ランディングページと広告のテイストに合わせたり、商品単体を訴求する内容で作るなど、工夫してみるとよいでしょう。

テキストや画像ではなく動画を取り入れる
そもそもweb広告は、広告の内容を見てもらえないと意味がないので、短い時間で多くの情報を伝えられる動画広告は有効な手段といえます。
また、動画広告市場は年々拡大しており、サイバーエージェント社が発表した国内動画広告の市場調査では、2018年には約1,843億円で前年対比134%の成長をしており、今一番注目されている出稿方法といえるでしょう。

動画の制作はコストが高く、制作時間も長いと想像されがちですが、Kaizen Adの提供する動画制作サービスであれば、安く、早く、簡単に高品質な動画制作をおこなうことが可能です。
5万円からおこなえるプランもあるので、動画広告をまず試してみたいという方は、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

web広告は、年々拡大傾向で今後も伸びていく市場といえるでしょう。あらゆるプラットフォームが広告枠をさまざまなかたちで提供しており、出稿する企業も増えていくことが予想されます。
まだweb広告を出稿していないという方は、まずは小規模でも試してみて、サービスや商品の目的・ターゲットに最適な出向方法や媒体を見つけてみてはいかがでしょうか。

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