国内外のDX先進事例の紹介に加えて 今年話題となったAIの進化やDX人材育成までを網羅
#DX白書2023
大きな反響をいただいた「#DX白書2022」を大幅にアップデートし、ディズニー等のDXの次に進もうとしている企業の先進事例やそれらを取り巻くAI/Web3などのDXトレンド紹介、そしてDXを推進するための人材戦略まで、検討のヒントになる情報を多数詰め込んだ内容となっております。
国内外のDX先進事例の紹介に加えて 今年話題となったAIの進化やDX人材育成までを網羅
#DX白書2023
大きな反響をいただいた「#DX白書2022」を大幅にアップデートし、ディズニー等のDXの次に進もうとしている企業の先進事例やそれらを取り巻くAI/Web3などのDXトレンド紹介、そしてDXを推進するための人材戦略まで、検討のヒントになる情報を多数詰め込んだ内容となっております。
TikTokに興味はあるもののどうすればいいかわからない方
縦型動画を試してみたいけど、アサイン、ディレクションに対してノウハウが無い方
一度は試してみたけど、成果が出ず伸び 悩んでいる方
DX推進のご担当者、事業責任者の方
新規事業や組織改革を担う事業責任者の方
マーケティング担当、Web担当の方
著者: Kaizen 編集部
株式会社LINEが2020年に発表した「LINE Business Guide」では、国内におけるLINEのMAU(月間アクティブユーザ)が8400万人を超えたと発表しました。これは日本の人口が約1億2千万人とするとその内の半数以上にものぼる、約67%が日常的にLINEを活用している計算となります。
もはや生活インフラの一部といっても過言ではないほど私たちの生活の中に自然と溶け込んだLINE。その絶大なリーチ力を武器に多くの方々に支持されているのがLINE広告ですが、現在その広告の中でも特に注目を集めているのが「LINE動画広告」です。
動画広告が注目をされている背景として、LINEが元々持ち合わせているリーチ力はもちろんですが、未だ世界的に猛威を振るっているコロナ禍の影響が非常に大きいとされています。
同社が2020年に発表した「LINE Ads Playbook」では、コロナ禍における全国的な外出自粛期間の前後で動画に対する反応率が著しく上昇したと記されています。
以下の図の通り、imp数では+93%、CTRは+33%、10秒再生率や視聴完了率も大きく変化していることが分かります。
※引用:LINE Ads Playbook|LINE広告の最新トレンド
このような社会的背景が追い風となり、今最も注目度の高い広告手法の一つであるLINE動画広告。今回は「LINE動画広告」をテーマに、広告の特徴や企業の成功事例、広告の配信方法まで、一つずつ丁寧に解説していきます。
これからLINE動画広告を検討する方はもちろん、すでに広告を検討し始めた方も、ぜひ本記事を参考にしてください。
動画広告におけるお役立ち資料をご覧いただけます
動画広告市場は一層の盛り上がりを見せ、もはや動画を作ればよい時代から、いかに動画で成果を出すかという時代に変化してきました。動画広告で成果をあげるためにも適切な設計と、クリエイティブの勝ちパターンを見つけるPDCAサイクルが大切です。
コンバージョン改善や売上UPの実現を目指したい方へ、これまでKaizen Platformが900社・50,000回以上の改善支援から得た知見や実績に基づいた『動画広告で成果を上げるノウハウガイド』をお届けします。
YouTube広告やTikTok広告、Facebook広告などの動画広告において、打ち手に悩んでいる、ノウハウがないとお困りの方はぜひ参考にしてみてください。
▼目次
1.LINE動画広告とは|MAU8400万人以上と圧倒的なリーチ力を誇る
LINE広告(旧LINE Ads Paltform)とは、2016年6月に開始された比較的新しいサービスで静止画と動画の2種類から出稿できる広告のことです。
今回の記事のテーマであるLINE動画広告は、映像だけではなく音や動きを組み合わせることで実際の利用イメージを盛り込むことができ、静止画よりも詳細にサービス内容を伝えることができます。
また冒頭でも述べたように、動画広告の特徴の一つにLINEが持つ「圧倒的なリーチ力」があります。2020年1月に同社が行った調査によると、TwitterやFacebookを使わず、LINEのみを利用しているユーザーは40.6%にも達しています。市場的に見てもSNSはLINEのみしか使っていないというユーザーが意外に多いことが分かります。
また日本で一番、一日のユーザー閲覧数が多いとされているYahoo!Japanや動画サイトの王様 YouTubeなど、誰もが知っている有名なプラットフォームと比較しても、LINEのみを利用しているユーザーは19.9%とその圧倒的なリーチ力の強さが垣間見えます。
既にSNSやYouTubeなどで動画広告を出稿していたとしても、LINEのリーチ力を活用し動画広告を配信すれば、これまでリーチ出来なかった層にも配信が可能となります。また、LINE独自で持っているデータベースを活用することで、性別や年齢、職業と様々なユーザーを幅広くターゲティング出来るのも大きな利点となります。
以上のことからLINE動画広告は、これから動画広告を検討する企業はもちろん、すでに動画広告を活用している企業にもおすすめの広告手法の一つといえます。
では、具体的にLINE動画広告にはどのような特徴があるのでしょうか。本章では、その特徴について解説していきます。
LINE動画広告の特徴として、まず挙げられるのが複数のターゲティングができることです。基本的なものとして以下の3つがあります。
・LINEデモグラフィック配信
・オーディエンス配信
・類似配信
LINEデモグラフィック配信とは、年齢や性別、地域、興味関心ごとにそれぞれターゲットを設定し広告を配信する手法のことです。
これらのユーザー属性は、LINEユーザーが登録した性別や年代、エリア情報とユーザーの行動履歴(スタンプ購入履歴、LINE公式アカウントの友だち登録履歴など)から形成されています。
例えば、女性向けのアパレルブランドの公式アカウントを何回も登録したユーザーは、その行動履歴からファッションに興味関心があるユーザーだと分類されます。
それ以外にもセグメントできる属性は複数あり、下記画像のように幅広く配信できるのが特徴です。
オーディエンス配信とは、LINEデモグラフィック配信と同様でターゲティング 設定の一つで、サイト訪問者やアプリのアクションデータなどを駆使しLINEユーザーの中から既存顧客を見つけて広告配信をする手法のことです。
最も利用される広告として、一度サイトに訪れたユーザーに対して再度広告を出すリターゲティング広告と呼ばれるものがそれに該当します。他にも下記のように、初回購入したユーザーのデータを用い、再び購入を促す広告配信もあります。
また、LINE独自の機能として公式アカウントに友だち登録をしているユーザーに対して広告を配信する、友だちオーディエンス配信と呼ばれるものもあります。
類似配信とは、コンバージョンしたユーザーやアップロードした顧客の情報(オーディエンスと呼ぶ)を元に、類似したユーザーを探し出して広告を配信する手法のことです。
類似配信には、サイズと呼ばれる類似度を表す指標があります。サイズの範囲は1〜15%と幅があり、数字が1に近づくほど類似度が高く、15に近づくほど類似度が低くなります。
類似度が高ければ高いほどコンバージョン率は高まりますがリーチできる人数が限られる、という仕様で、逆に類似度が低ければ低いほどコンバージョン率は下がりますがリーチできる母数は増えます。
おすすめの運用方法としては、最初にサイズが狭い(1〜2%)類似配信を行い、リーチできる人数が少なく予算に余裕がありそうなら、少しずつサイズを広げてその数値を調整していくと良いでしょう。
後述しますが、LINE広告はLINEのアプリ内で配信できる面が複数存在します。それぞれの面でユーザーの属性が異なるため、ターゲットに合わせた配信が可能です。
さらに、LINE広告には「LINE広告ネットワーク」と呼ばれる、5400万MAUにリーチできるモバイルアドネットワークが存在します。LINEファミリーアプリ(「ツムツム」などのLINEが自社運営するアプリ)に加え、LINEが提携しているLINE以外の外部アプリに配信が可能です。配信先は非常に多く、例として下記のようなアプリが挙げられます。
LINEアプリ内において、ほぼ全ての配信面で静止画と動画広告の配信が可能となっています。
両者それぞれにメリットがありますが、静止画の場合、制作費が安く作成にもそれほど時間を要さないため、商品やターゲティングをしたい相手に応じて様々なクリエイティブを作成することが可能です。
動画の場合は、音や映像を組み合わせて広告配信が可能なため、ユーザーの注目を集めやすいという特徴があります。静止画に比べデザインの表現の幅が広く、一つのクリエイティブでより多くのメッセージを伝えられます。また、動画にストーリーを持たせることで、ユーザーの気持ちを段階的に盛り上げることができます。
企業によってどちらを使うかは悩みどころですが、手ごろに始めたい方や複数のクリエイティブを作成したい方は静止画を。動画を作成するリソースに余裕があり、より印象に残るような広告を配信したい方は動画広告の利用をおすすめします。
実際にどのような企業がLINE動画広告を利用しているのでしょうか。本章では、実際に動画広告を配信し、成功を収めた企業事例を紹介します。
※引用:エーザイ株式会社
エーザイ株式会社は医薬品の製造販売を手がける企業です。同社は商品の新規定期購入者を増やす目的で「LINE広告」を利用し、静止画のクリエイティブをアレンジした動画広告で成果を残しました。
課題
マス広告に出稿していたが広告の効果が鈍化していった。そのため、狙ったターゲットに広告を届けられるWeb広告を活用することに。他の媒体よりもリーチの獲得が得意なLINE広告での出稿を決めた。
施策
結果
※参照:「人物より商品、静止画より動画」。エーザイがLINE広告で重視した他社との差別化ポイントとは
スマートフォン向けゲームアプリを中心としたネットワークコンテンツなどを展開する株式会社バンダイナムコエンターテインメント。
・LINE広告でリーチできるユーザー層は幅広くモバイルゲームの利用者数が多いことがわかっていた
・ユーザーの属性を元に多種多様なターゲティングと配信が行える
・LINE公式アカウントと連動した広告配信が行える
という3つの理由からLINE広告の配信をはじめました。Talk Head Viewを用いた配信によりゲームタイトルの認知などが向上しました。
課題
モバイルゲーム市場は7兆円を超えレッドオーシャン化していたことから、ゲームタイトルごとにターゲティングの上、効果的な広告配信を行う必要があった
施策
結果
※参照:激戦区のゲーム市場を勝ち抜くターゲット戦略 — バンダイナムコエンターテインメントの「LINE広告」活用法
クレジットカードをはじめ、さまざまな決済手段を提供する国際的なブランド「Visa」。
「Visa のタッチ決済(非接触決済に対応した Visa カードを専用リーダーにタッチするだけで支払いが完了になるサービス)」の認知度向上を目的にLINE動画広告を配信しました。
課題
Visa のタッチ決済の認知度を高める必要があった
施策
結果
※参照:クリエイティブの改善でブランドリフト効果が約2倍に!Visaの「LINE Expand AD」活用のポイントとは?
LINE広告はLINEのアプリ内で配信できる面が豊富にあり、その数は下記のように10あります。以下をひとつずつ紹介していきます。
Smart Channelは、LINEのトークリストに最上部に表示される広告です。広告をクリックすると商品やサービスのLPに遷移させることができます。
最も利用率の高いトーク画面の最上部に広告を配信できることから、大規模なプロモーションに適しています。また、後述しますがこの枠で動画広告を出すTalk Head Viewというものもあり、映像を使って訴求することもできます。
※引用:Smart Channel|LINE for Business
MAU6800万人以上と高いアクティブユーザー数を誇る、LINE NEWS。
一般ユーザとー比較し購入意欲が強くインフルエンス力が高いユーザーが多いことから、即時性のあるコンテンツや新商品の発売情報などと親和性が高いです。
※引用:LINE NEWS|LINE for Business
MAU6800万人以上とLINE NEWSと同様の利用ユーザーが存在するタイムライン。その中の約半分にあたる4900万人以上は、タイムライン上で月に1回以上は広告に接触しているといわれます。
ユーザー属性として、女性ユーザーが多く、10〜60代まで幅広い年齢の方が利用しています。タイムラインを利用しているユーザーへ、LINE公式アカウントのブロック状況に関わらずリーチが可能です。比較的どの商材にも合う配信面なので、FacebookやTwitterなどSNSでターゲティング出来ない層へのアプローチが可能となります。
その名の通り、LINEで使えるお財布を意味するウォレットにも広告を配信できます。
LINEが提供している多種多様な金融サービスを一元管理できる場を目指したウォレットは、モバイルでお金の送金が可能な決済サービスLINE Payを中心に様々なサービスの窓口の役割を担います。
MAUは5400万人超とLINE NEWSやタイムラインにはやや劣るものの、幅広いユーザーへのリーチが可能です。
ユーザー属性は女性の利用率が高く、年齢層は10〜50代以上と幅広い層が活用しています。
スマートフォンでマンガが読める電子コミックサービスであるLINEマンガ。
日本国内におけるアプリダウンロード数は、2019年8月時点で2300万を突破し、スマートフォンで利用するマンガのアプリダウンロード数ランキングでは堂々の一位を獲得しています。
ユーザー属性として20代が一番多く、次に10代、30代と続きます。10〜30代の比率が約8割と比較的若年層の利用が多く、また、男女の利用比率に大きな差はありません。
LINEが運営するブログサービス、LINE BLOG。タレントやアーティストを中心に幅広いユーザーが利用しています。
他のブログサービスと異なり、記事をアップするとLINE公式アカウント上のタイムラインに投稿が自動で流れます。サービス開始から徐々にユーザーを増やし続け、開始から約6年という年月をかけ、2500組以上(2019年2月時点)の公式ブロガーによるブログサイトがオープンされました。
ユーザー属性は、女性比率が多く男女比率は3:7、年齢別でみると20〜40代が最も多く約79%にものぼります。女性かつ20〜40代を狙ったターゲティングにおすすめです。
動画の視聴やミッション、友だちを追加するなど、LINE側から出された課題を解決するとポイントが付与される、LINEポイント。
2019年5~10月の月平均PVは3.2億と国内最大級のリーチ力があります。ユーザー属性は、女性比率が約6割で年代にしてみると40〜50代のユーザーが53%以上と他の面と比較しても年齢層が高いことがこの広告の特徴といえます。
※引用:LINEポイント|LINE for Business
2019年9月で会員登録数が3000万人を超え、雑貨やインテリア、洋服、家電、スポーツ用品、コスメなど一億を超える商品を購入できるLINEショッピング。ユーザー属性は、約7割が女性で年齢層25〜44歳までのユーザーが半数以上を占めています。
※引用:LINEショッピング|LINE for Business
LINEチラシは、LINE上で閲覧可能なデジタルチラシです。地域にある店舗のセール情報や特売の情報を発信しています。金融サービスであるウォレットから導線があるチラシメディア上に、ユーザーごとに最適化されたチラシやおすすめ商品情報が届きます。
実際、ユーザーの多くがドラッグストアやスーパーで何かしらの商品購入を検討している際に、LINEチラシを閲覧しているため、比較的購買意欲が高いユーザー層へのアプローチに有効です。
ユーザー属性は、女性が75%と他の配信面と比べても非常に高い女性比率を誇っていることが分かります。また、40代、50代が多く全体の半数以上を占めています。
コンビニやスーパー、飲食店、ドラッグストアなど全国約5万店で利用できるクーポンサービス、LINEクーポン。
ユーザー属性はミドル層である40代から50代を中心とし幅広いユーザーが活用しています。また、女性が全体の7割を占めています。
LINEクーポンのLINE公式アカウントや金融サービスであるウォレットが、サービスへの導線であり、クーポンや割引セールなどお得な情報にアンテナを張っている40代から50代の女性をターゲットにした広告へのリーチを可能にします。
※引用:LINEクーポン|LINE for Business
本章では、LINE動画広告の配信方法についてご紹介していきます。LINE広告は申し込みから広告配信、支払手続きなど全てオンラインで完結するため、方法さえ分かればいつでも広告の配信設定が可能です。
申し込みは「LINE広告の申し込み」から可能です。それでは、一つずつ確認していきましょう。
LINE広告を利用するために、まずLINEビジネスIDを作成する必要があります。
既に所持しているLINEアカウントかメールアドレスからビジネスIDの作成が可能です。
企業用のLINEアカウントがあるという場合を除けば基本的にメールアドレスからの登録で問題ありません。「LINEビジネスID」から登録ができます。
※引用:【公式】LINE広告のアカウント開設から配信までの手順|オンラインでの設定方法
LINEビジネスIDを発行した後、広告アカウントを作成します。広告を配信したい商品やサービス別に、企業名や公式サイトのURLなどの基本情報を登録していきます。
この時の注意点として、広告アカウントは商品やサービス別にそれぞれ作成をする必要があります。仮に広告アカウントで入力した商品と実際に配信する広告の商品が異なる場合には審査が通らない可能性もあるため注意しましょう。
LINE公式アカウントID入力が必要であるため、予め公式アカウントを作成しておく必要があります。公式アカウントの作成は「LINE公式アカウントの開設」から行えます。
※引用:【公式】LINE広告のアカウント開設から配信までの手順|オンラインでの設定方法
次にクレジットカードの入力が必要となります。
作成した広告アカウントをクリックし、広告マネージャーに移動します。左上の「 ≡ 」(ハンバーガーメニュー)をクリックすると「請求と支払い」という項目が出てきますのでそちらをクリックしてください。請求先一覧で、クレジットカードを登録したい請求先名があればそちらを、なければ請求先情報を追加する、をクリックしてください。
後は「クレジットカードを追加」をクリックし、カード番号や有効期限などの必要情報を入力すれば設定完了です。
※引用:【公式】LINE広告のアカウント開設から配信までの手順|オンラインでの設定方法
作成したメディア(クリエイティブ)を入稿します。広告マネージャー左上の「 ≡ 」(ハンバーガーメニュー)から共有ライブラリ内にあるメディアという項目からアップロードします。
この時に、広告の効果測定をするためのタグを設置する必要があります。LINEにはLINE Tagと呼ばれる、LINEが独自に発行するタグがあります。LINE Tagは下記の通り3種類あり、目的に応じて設置します。
ベースコード:ユーザーの行動を計測する全ページに設置する。広告アカウント毎に必要
コンバージョンコード:コンバージョンを計測するベージに設置
カスタムイベントコード:広告主が効果測定をしたいサイトに設置
タグは[ 共通ライブラリ ]の[ トラッキング(LINE Tag) ]から取得できます。
※引用:LINEタグを取得する|LINE for Business
続いて、実際に配信するための設定を行います。
「キャンペーンを作成」をクリックしてください。その次に、キャンペーンの目的を5種類の中から選びます。基本情報でキャンペーン名、ステータス、掲載期間を入力すればキャンペーンの作成が完了です。
※引用:【公式】LINE広告のアカウント開設から配信までの手順|オンラインでの設定方法
基本情報、ターゲット設定、最適化と配信、予算設定を設定します。
ターゲットのオーディエンス設定はリターゲティングリストなど自分たちで作成したオーディエンスから設定を行います。
現在LINE広告は機械学習(AI)の発達により日々広告効果の最適化が進んでいます。その背景を受け、80%以上のユーザーが広告の自動入札を利用しているため、何か特別な理由がなければ自動入札を利用することをおすすめします。
※引用:【公式】LINE広告のアカウント開設から配信までの手順|オンラインでの設定方法
基本情報を入力し、広告フォーマットを選択。
クリエイティブの下にタイトルとディスクリプションを加えることができるため、作成し、URLを入力したら作成完了です。
※引用:【公式】LINE広告のアカウント開設から配信までの手順|オンラインでの設定方法
ここまで入力したら、LINEの審査を待ち完了後広告配信が可能となります。
LINE広告において、広告アカウント、クリエイティブの2つの審査があります。
案件によって審査の期間はまちまちですが、広告アカウントの審査は5営業日ほど、クリエイティブの審査は3営業日ほどかかります。
もっと早く審査が終わる可能性もありますが、上記の期間を目安に余裕をもって入稿することをおすすめします。
既にある動画を使ってLINE動画広告を配信したいと思われるかもしれませんが、LINEでは入稿できるフォーマットは下記の3種類のみとなっています。
3つのフォーマットにおける入稿サイズや配信面についてご紹介していきます。これからLINE用の動画広告を作成したいと考えられていた方は本章にしっかりと目を通しましょう。
静止画であれば1200×628px、動画であれば16:9サイズと広告フォーマットの指定があります。Cardは全てのLINE広告面で配信が可能であるため、比較的汎用性が高くはじめに動画を制作するならばこのフォーマットがおすすめです。
静止画であれば1080×1080px、動画であれば1:1サイズと広告フォーマットの指定があります。ウォレット以外は全ての面で配信が可能です。
SquareではCardよりも大きく表示されるため、ユーザーにより大きな印象を与えることができます。
動画専用の広告フォーマットで、9:16とサイズの指定があります。
フォーマット上では上記の数値ですが、タイムライン上では3:4の比率で広告が表示されるため、上下が一部省略されているようにみえますが、ユーザーが動画をタップすると全画面(9:16)で表示されるようになります。
3:4の比率で表示される時は、上下がカットされているので、字幕などを入れる際はカットされる場所を考慮して作成するようにしましょう。
Verticalはタイムラインのみに特化した広告フォーマットです。
LINE広告は日に日にアップデートしており、様々な新機能が追加されます。本章では、動画広告に関連しこの1年以内にリリースされた機能をピックアップしてご紹介します。
Talk Head Viewとは、2020年1月にリリースされた「LINE」アプリのトークリスト最上部に配信することができる動画広告です。
LINEの中でも最もアクセス数が多いと言われ一日に5000万以上のユーザーにリーチが可能で特に若年層である15〜29歳のLINE利用者に絞ると一日で約90%へリーチすることができるといいます。
またユーザーの性別や年齢などターゲットを絞って配信することが可能で、認知拡大という点において非常に有効な施策の一つといえます。配信できる企業が一日一社限定と制限があることを覚えておきましょう。
動画リワード広告とは、Talk Head View同様、2020年にリリースされた新機能で動画を視聴したユーザーがアプリ内で利用可能なインセンティブの獲得ができるフルスクリーン型の動画広告です。
例えば、LINEマンガを利用した際、動画を視聴したユーザーに対してマンガを読めるクーポンがプレゼント出来ます。またLINEマンガ以外にもLINE広告ネットワークを使った配信で、以下のように様々な面に配信が可能です。
視聴完了率が、他の配信面に比べ高く、動画を最後まで視聴して欲しいという企業にはおすすめの機能といえます。
非常に多くのユーザーにリーチができるLINE動画広告は、ネット広告の中でも特に注目を集めている広告手法の一つです。
今回の記事ではそんなLINE動画広告の特徴や企業の成功事例、配信方法について紹介しました。
まだ、LINE動画広告で出稿したことがないという人は、ぜひ本記事を参考に導入を検討してみてください。
動画広告の運用にお悩みではありませんか?
YouTubeを筆頭に動画市場が盛り上がりを見せる中、動画広告の需要はますます増えています。そこで重要となるのが、ただ動画を作るだけではなく、いかに成果へ繋がる動画を作るか、です。
しかし、いざ施策を打つとなると「自社にノウハウがない」「制作リソースがない」「すでに配信しているが成果が出ない」と悩まれる企業は少なくありません。
もしも現在動画広告の成果にお悩みを抱えていらっしゃるのであれば、Kaizen Platformの「KAIZEN AD」の活用をご検討ください。KAIZEN ADは、低コスト・短納期でクオリティーの高い動画を作り「広告の勝ちパターン」を確立できるクリエイティブサービスです。
「勝ちパターン」をベースに運用することで、無駄な動画を作ることなく効果を継続させられるようになります。
これまで累計1,000社以上、30,000本を超える動画制作で得た知見や実績をもとに、動画広告施策の勝ちパターンや成功事例を資料にまとめました。
CVR改善やCPA改善、売上UPを実現したい方、スピーディーで質の高い動画制作を継続したい方、施策の打ち手にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。