国内外のDX先進事例の紹介に加えて 今年話題となったAIの進化やDX人材育成までを網羅
#DX白書2023
大きな反響をいただいた「#DX白書2022」を大幅にアップデートし、ディズニー等のDXの次に進もうとしている企業の先進事例やそれらを取り巻くAI/Web3などのDXトレンド紹介、そしてDXを推進するための人材戦略まで、検討のヒントになる情報を多数詰め込んだ内容となっております。
国内外のDX先進事例の紹介に加えて 今年話題となったAIの進化やDX人材育成までを網羅
#DX白書2023
大きな反響をいただいた「#DX白書2022」を大幅にアップデートし、ディズニー等のDXの次に進もうとしている企業の先進事例やそれらを取り巻くAI/Web3などのDXトレンド紹介、そしてDXを推進するための人材戦略まで、検討のヒントになる情報を多数詰め込んだ内容となっております。
TikTokに興味はあるもののどうすればいいかわからない方
縦型動画を試してみたいけど、アサイン、ディレクションに対してノウハウが無い方
一度は試してみたけど、成果が出ず伸び 悩んでいる方
DX推進のご担当者、事業責任者の方
新規事業や組織改革を担う事業責任者の方
マーケティング担当、Web担当の方
キラメックス株式会社様
著者: Kaizen 編集部
現役エンジニアから、プログラミングやアプリ開発を学習できるオンラインプログラミングスクール『TechAcademy』を運営するキラメックス株式会社。
ブランド認知を目的に動画広告を用いる企業が多い中、キラメックスでは「無料体験」ユーザーの獲得を目的とし、YouTubeを中心に動画広告を展開。そしてKaizen Adご利用開始後は、無料体験ユーザー獲得のCPAが40%減、CV数では2倍近い獲得を実現しているという。
そこで今回、キラメックスではどのように動画広告を運用しているのか、またKaizen Adを利用した感想や効果について、キラメックス株式会社 取締役 伏田雅輝氏にお話を伺った。
※本記事の取材は、オンラインインタビューで実施いたしました
── あらためてキラメックスがどういった事業を展開されているのか、教えて下さい。
弊社では大きく3つの事業を展開しており、まず1つめが『TechAcademy』というオンラインに特化したプログラミングスクールを運営しています。
そして2つめが、TechAcademyを企業様に提供する法人向け事業。最後に3つめとして、『TechAcademyジュニア』という子ども向けのプログラミング事業があります。いずれも、現役エンジニアが学習をサポートするのが特徴です。
なお、『TechAcademy』の動画クリエイターコースでは、Kaizen Platformと共同でプログラム制作をさせていただいており、弊社のサービスで学んだ方がKaizen Adでクリエイターとして活躍できるようになっています。
── どのような課題感から、今回Kaizen Adを利用するに至ったのでしょうか。
もともと広告運用はインハウスで運用していたのですが、今後は動画広告が良さそうだということで、過去に地方でのテレビCMで用いた素材を編集し、YouTubeにて動画広告を展開してみたんですね。
そうしたら、その結果が意外と良かったため、さらに動画広告を拡大していこうと。しかし、手元にある素材と、当時弊社として訴求したい内容が違っていたため、あらためて訴求内容に合わせた動画広告を制作する必要がありました。
一方で内部で動画を制作するリソースもなかったため、外部に依頼しようということでKaizen Adを導入するに至りました。
▼Kaizen Adで訴求内容を変えて制作した動画広告
── 他にも検討されていたツールや制作会社があったかと思うのですが、なぜ最終的にKaizenAdを選ばれたのでしょうか?
いくつか理由がありまして、1つはKaizen Adであればクオリティの高い広告動画をワンストップで制作していただけるということ。たとえばクラウドソーシングで動画制作を発注した場合、必ずしもクオリティの高い動画が納品されるとは限らない、品質の担保ができないという不安がありました。
さらに動画と言えど、いろいろな動画があるわけで、広告動画の制作に慣れているかどうかもポイントです。そこで広告動画に強いKaizen Adであれば任せられるなと思い、依頼させていただきました。
そしてもう1つの理由は、手元にある素材から動画を制作していただけるということ。制作会社に依頼した場合、ゼロから撮影を行い、編集して、と工数も多く、費用感もその分だけ高くなってしまいます。
しかしKaizen Adであれば、同じ素材を使いつつもナレーションやテキストなどを変えることで、訴求方法をいろいろ変えた動画を制作いただけるため、PDCAサイクルを回せる広告動画運用が可能になるなと思ったからです。
── ブランド認知を目的として動画広告を行う企業も多いですが、御社ではどういったことを目的とされていますか?
たしかに各社ブランド認知を目的とされていて、むしろユーザー獲得を目的としてしまうとCPAが合わないと感じられている企業もいらっしゃると思います。
弊社ではYouTubeでの動画広告を中心に運用しておりますが、ブランド認知というよりもユーザー獲得を目的として、無料体験の申し込みをCVポイントとして置いています。
その上でターゲットと、計測で見えていない部分をどう見るかという2つの観点があると思っています。
まずターゲットでいうと、私たちがメインで受講してくださるお客様というのは、独学でのプログラミング学習に限界を感じている方。ディスプレイ広告やリスティング広告の出稿、また自社でオウンドメディアを運用しているので、プログラミングを勉強している際にTechAcademyに触れていただくことが多いんですね。
ただ、当然プログラミングを勉強していない時間もあり、YouTubeでただ動画を見ている際に動画広告を見てもらうことで「TechAcademyというサービスあるんだな」と気づいてもらえることが1つの狙いでした。
そして計測で見えていない部分でいうと、動画を視聴した直後はアクションしなかったが、別のタイミングで思い出し、TechAcademyを検索したりして無料体験に申し込むといったプロセスがあると考えています。
実際、広告の管理画面を見ると動画広告は他の広告よりもCPAが悪いので、動画広告の出稿予算も下げてみたことがあったのですが、そうすると全体の無料体験の申込数が減ってしまったことがあったんですね。動画広告による間接効果があるのだなと感じましたし、ユーザー獲得をCVポイントと置いた動画広告の活用は十分可能だと思いました。
── 御社では動画広告運用において、どのようにPDCAサイクルを回されているのでしょうか。
基本的にはA/Bテストをどんどん繰り返していき、勝ちパターンの訴求を残していくやり方です。大体2週間ほどテストを回して、また次の2週間で修正して、といったサイクルで行っています。
そして訴求内容を軸に動画のクリエイティブを変えていっているため、訴求したい内容に合う素材がなければ、素材の撮り直しを行ったりもしています。また出演者を男女別に分けてみたり、訴求メッセージは変えないけど冒頭の見せ方やターゲットを変えたりと、いろいろなパターンを試しています。
── Kaizen Adの動画によって、プロモーション効果の改善や社内での変化は何かありましたか?
直近での比較でいうと、CPAが40%減と大きく改善されています。さらにCVボリュームもしっかりと出てまして。出稿料は変わらずCPAが40%減のため、単純にCV数は2倍近く伸びている状況です。
そして社内からの反響も良く、他部署からも「動画をつくりたい」という声が上がっており、実際に法人営業のチームではKaizen Adを利用して、もともとLPに使用していた素材からBtoBマーケティングのための動画制作を行っています。
たとえば新規のお取引先へ送る資料も、これまでは送っても見てもらえなかったり、イメージが伝わりづらかったりしたところを、60秒の動画にしたことで見てもらいやすく、伝わりやすくなったと聞いています。
▼実際の法人様向け説明用動画
── あらためてKaizen Adを利用してみての感想をお聞かせください。
まず依頼前に期待していたクオリティに関しては、とても満足しています。普通に他の制作会社に依頼していたら金額的に高くなってしまうところ、Kaizen Adは納期も早く、しかも安い上、クオリティに関してもちゃんと広告動画として仕上がってくるのはありがたいですし、特に指摘事項がなく進められたのは素晴らしいなと感じています。
そして、やはり短納期で仕上げていただける分、我々としても早いサイクルでPDCAを回せるため、仮説検証しながら進められるのはKaizen Adを利用してよかったなと思える点です。
また、Twitterなどでユーザーのリアクションをウォッチしたりもするのですが、そこから「この表現は良くなかったかも」といった気づきがあったりします。そうしたときにすぐに修正できるため、広告効果を改善しながらブランド毀損も防ぐことができているなと。
ツールに関して言えば、どのフォーマットで動画を制作したいのかを選べるのも良いポイントだと思っています。たとえばYouTubeに配信したいのか、Facebookに配信したいのかを選べ、さらにどれくらいの尺なのかを設定できるため、インハウスで動画広告を運用する立場としてはどこに入稿するのかイメージしやすく、非常に使いやすいなと感じています。
── 最後に、御社では今後どのように動画を活用していく予定なのか教えて下さい。
セールスチームがBtoBマーケティングの一環として動画を活用しているように、今後は広告に限定せず、動画を使った様々な展開を増やしていきたいと考えています。
特にプログラミング学習の領域でいうと、YouTubeでプログラミングを勉強しているという方も多いため、現在はTechAcademyのYouTubeチャンネルも週2〜3本ペースで動画をアップしています。
また、サイト上のコンテンツももっと動画化していく必要があるなと感じており、たとえばメンターの声や学習の方法といったことも、動画コンテンツとして見せていきたいなと考えています。
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