2016/2/01
Kaizen Platform、シリーズBで総額$8,000,000の資金調達を実施

Webサイトのユーザー・インタフェース改善を簡単に実現する「Kaizen Platform」を運営するKaizen Platform, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、CEO:須藤 憲司、以下 Kaizen Platform)は、シリーズBを実施し、YJ キャピタル株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:平山 竜)、株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ(東京都港区、代表取締役社長:榮藤 稔)が運営する投資事業組合、株式会社クレディセゾンのコーポレートベンチャーキャピタルである株式会社セゾン・ベンチャーズ(本社所在地:東京都豊島区、代表取締役社長 三浦 義昭)、株式会社コロプラ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:馬場 功淳)の4社ならびに既存株主であるEight Roads Ventures Japan*1 (本社:東京都港区、代表:デービッド・ミルスタイン) 、グリーベンチャーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:天野 雄介)、GMO VenturePartners株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:熊谷 正寿)の 3社より総額 $8,000,000 の資金調達を実施しました。今回のラウンドで、累計の資金調達額は $17,800,000 となります。

今回の資金調達で、更なる経営基盤の強化を図ると共に、プロダクトおよび海外展開の強化を予定しています。

創業から3年間の軌跡

2013年8月より正式に大手企業向けにサービス提供を開始したWebサイトのユーザー・インタフェース改善を簡単に実現する「Kaizen Platform」は、おかげさまでエンタープライズ版の累計導入社数が170社を超え、人材・不動産・金融・EC を中心とする Web サービスにご利用いただき、これまでに2億ドル(約240億円)を超える売上改善を実現しました。(2016年1月末)

お客様へご提供させていただいた高い成果のインパクトに伴いまして、当社売上高も創業以来、10%の月平均成長率と高い成長を継続して実現することができました。

その中で、機械学習による最適化、グロースハッカー*2の育成、サイト改善事例ライブラリの公開など、改善をより進めていくための様々な機能や試作を実施してまいりました。そこで当社が学んできたことは、コラボレーションによって人の知恵やアイデアが促進されることが最も大きなインパクトを上げていくということです。

現在巷で言われているデータやAI(人工知能)によって全てが自動で機械的に最適化されていくマーケティングオートメーションの未来ではなく、当社は、社内外を超えた様々な才能の統合的かつ有機的なコラボレーションをサポートするマーケティングオーケストレーションのインフラとして、人と事業の成長のためのプラットフォームを目指してまいります

経営改善のためのプラットフォームへ

現在のインターネットビジネスは、全ての経営のKPIがユーザー・インターフェースの在り方によって大きく変わります。購買、予約、アップセル、定期購買への引き上げ、解約防止、回遊向上、滞在時間増、全ての経営指標がオンライン上のユーザーエクスペリエンス(顧客体験)によって左右されています。当社はWebサイト上の顧客体験を改善していくことによって経営指標としてのKPIを大きく改善して参りました。

それは単なるサイトの改善ではなく、経営の改善のお手伝いをしてきたと自負しております。

KAIZEN for everyone すべての改善者のために

これまでは、改善すると大きな経営インパクトをお返しすることができる大手企業向けのサービス拡充を計ってまいりました。今後は成果課金型のメニュー開発、プラットフォームをオープン化しパートナー企業と様々な業種やジャンルの改善を推進、ディスプレイやネイティブ広告などWebサイトの外部の改善やオンラインによるNPOやスタートアップ向けの提供など全ての改善したい方のためのインフラとして広くご提供できるよう更なる努力を進めてまいります。

*1 Eight Roads Ventures JapanはFidelity Growth Partners Japanが社名変更したもので、これまでと変わらずFIL(フィデリティ・インターナショナル・リミテッド)のプリンシパル投資部門です。

*2 「Kaizen Platform」に登録するグロースハッカーとは、Webサイトの効果や収益を高め、企業やサービスを急成長させる仕掛け「グロースハック」を仕掛ける人の総称です。2,900名を超える登録者(2016年1月時点)がユーザー企業の改善依頼を受け、改善デザインを作成しています。企業やサービスの評価指標を把握して、Webサイトのユーザー導線やキャッチコピー、ボタンの位置や色を変更するといったユーザー・インターフェース(UI)の改善を高速に繰り返し、CVRをはじめとするKPIを改善します。時間や場所の制約を受けない、高付加価値な新しい職業として、Web制作の現場や企業から注目されています。

本件に関する報道機関からのお問い合わせ

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press@kaizenplatform.com
TEL
03-5909-1151

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