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最強のビジネスモデルとは? (前編)


さて皆さんが中学校3年生だったとして、どのようにビジネスモデルを探していきますか?


中学2年生のときに大きな事件が起きました。会社員だった父が会社を辞めたのです。部活を終えて「ただいまー」と家に帰ると父親が家にいる。なんとも言えない変な空気が漂うものですね…


当時、私立の中高一貫校に通っていたため、「社会に出て働かないと」という気持ちになりました。両親や担任の先生は「学校に行きなさい」と言われて、普通の中高生活を送ることにしましたが、「社会に出よう」と決めてはみたものの「あまりに社会のことを知らない…」と愕然としたことはいまでも覚えています。


おカネを稼ぐとはどういうことか?儲けるとは?


「何か仕組みがあるはずだ」と感じたので、中学3年生のときは「おカネを稼ぐ仕組みってなんだろう?」を1年かけて調べていました。そもそも「ビジネスモデル」という言葉すら知らない当時の私にはビジネス書を読むという発想すらありませんでした。そんな私にとって教科書となったのは文字通り「教科書」でした。


身の回りでもっとも経済に関することが書いてあったのが、歴史の教科書。私は、世界史を専攻しており、世界史には結構経済に関することが出てきたのです。そこで見つけたのが「戦争」。戦争が起きるときはいつも大きな利権が絡んでいました。


こう教科書を読み解いていって、15才だった私が導き出した「仕組み」は、宗教と賭博、資源、国家の4つでした。それぞれが特徴を持っていますが、共通しているのは、原価がかからず、普通の生活や当たり前にあるモノをお金に変えている。こう考えてみると面白いですよね。


実はいまでもこの4つの切り口を元にして、ビジネスモデルを考えています。


もしいまの時代に新しい信仰心が作れたらどうだろう。

これは宗教でなくても、ブランドやタレントなどに当て嵌めることができるかもしれない。最近流行ってきている仮想通貨は“資源”と置き換えられるかもしれません。人気のソーシャルメディアやスマートフォン端末は国家と変わらない収益モデルを考えることができるかもしれません。


それが下地になり、私は就職面接で「リクルートの売り上げを3兆円にします」と明るく面接で話しました。当時リクルートの売り上げは3,000億円。学生の身分で「10倍にする」と豪語していたのですが、これには根拠がありました。


次回は提案した内容について紹介します。

須藤憲司(すどう・けんじ)

須藤憲司(すどう・けんじ)

株式会社Kaizen Platform 代表取締役 2003年に早稲田大学を卒業後、株式会社リクルートに入社、同社のマーケティング部門、新規事業開発部門を経て、アドオプティマイゼーション推進室を立ち上げ、株式会社リクルートマーケティングパートナーズ執行役員として活躍した後、2013年にKaizen Platform, Inc.を米国で創業。

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