株式会社Kaizen Platform

導入事例: さくらインターネット株式会社 様

月額課金ビジネスのプラン選択ページでコンバージョンレートが75%アップ

ユーザー中心への原点回帰を無理なく実現したPDCAサイクルの確立

さくらインターネット株式会社では、少数精鋭主義でのサービスサイト制作体制の中、さらなるサイト改善に取り組むためにKaizen Platformを導入した。その活用により、レンタルサーバーでトップページから申し込みへの遷移率が75%向上、ユーザーが本当に求めている情報を提供するA/Bテストの重要性についても再認識された。

  PDF ダウンロード

「レンタルサーバー」ページのカイゼン例

ポイント: 複数プランの機能を比較しやすくし、お勧めプランを強調

カイゼン前

  • 社内Webデザイナーはサービスアップデート対応のサイト更新に追われがちで、サイトのUI/UX改善にはなかなか手が回らなかった
  • サイト訴求は、サービス開発者の思いやこだわりを前面に打ち出す傾向にあり、閲覧者に求められる情報を提供するという視点が不十分だった

カイゼン後

  • 「レンタルサーバー」でトップページから申し込みへの遷移率が75%アップした
  • WEB制作メンバー間においてA/Bテストの重要性が再認識され、デザイナー側からその実施を求める声が挙がるようになり、改善へのモチベーションが向上した
  • さくらインターネット株式会社
  • 広報宣伝室 マネージャー
  • 小松 直登 氏
ユーザーから求められている情報は、内部の意見とは違うこともあるという発見がありました。

情報更新に手をとられ、後手に回ったサイトのUI/UX改善

日本のインターネット黎明期より事業を開始、個人から法人まで幅広く利用されている国内最大手のインターネットサービス企業といえばさくらインターネット株式会社だ。メインの事業となるホスティング事業は高品質かつコストパフォーマンスに優れたサービスを提供することで定評がある。

サイト全体で月間40万ページビューを誇る同社のサービスサイト制作は、基本的に内製で行われている。広報宣伝室に所属するWebデザイナーが全サイトをカバーしており、少数精鋭主義を取っていたこともあって、割けるリソースは十分とはいえなかった。さくらインターネット株式会社 広報宣伝室 マネージャー 小松直登氏は、直面していた課題を次のように語る。

「クラウド時代に入って、テクノロジーの進化スピードはさらに速度を増しており、当社においても常時機能追加、サービス追加を行っています。当社のWebデザイナーはどうしてもそうした機能アップデートに合わせてサイトを更新するのに時間をとられがちで、根本的なサイト改善は後回しになっていました。ユーザー視点でサイトの陳腐化に気づいても、解析で数値を取って改善すべき点が見えても、そこまでは手が回りませんでした」

クリエイティブ制作と運用を心配しなくてよいKaizen Platformを選択

しかし、同社のビジネスは、サイト閲覧者にお申し込みをしてもらい、サービスの利用期間に応じて代金を支払ってもらうWeb完結のサブスクリプションモデルであり、サービスサイトのUI、UXを決して軽視することはできない。現状の体制を大きく変えることなく、この課題にメスを入れるために同社が注目したのは、サイト改善専門サービスの活用だった。小松氏は複数の候補を挙げ、比較検討した結果、Kaizen Platformを選択する。その理由を同氏は次のように語った。

「他社の提案は、改善の対象となるデザインを当社で用意し、PDCAサイクルを回していく必要がありました。Kaizen Platformのみがグロースハッカーによるデザインの提案と運用まで考えた枠組みを提示してくれました。サポート体制もしっかりしており、そのレスポンスもタイムリーだったので、このサービスを選択しました」

どのサービスサイトでテストを始めるか。小松氏は、同社のサービスにおいて最も多くの会員が利用している主力サービスであるレンタルサーバーのトップページを選んだ。提供されるスペックと月額課金の価格からプランを比較して選んでもらうページである。月間10万ページビューとテスト対象として十分なアクセスを有し、サイト構造が比較的シンプルであり、早く着手できて効果が大きそうだったことが理由の一つだった。

期待外れ…、そこからコンバージョンレート75%アップへ

しかし、Kaizen Platformで行った1回目、2回目のA/Bテストでは、残念ながら改善効果を期待したほど得られなかった。このままでは、小松氏としてはKaizen Platformを導入した投資対効果が見込めないということになってしまう。

同氏はあきらめなかった。ここで、グロースハッカーへデザインを依頼する方法を見直すことにした。

1つは、思いきり振り切ってシンプルに、選択できる5つのプランから「スタンダード」を押し出す方向を明確にしたこと。もう1つは、Kaizen Platform担当者との協議後、グロースハッカーへの期待とリクエストが書かれたオリエンシートを変えてみた。小松氏はオリエンシートに「ドラスティックに変えてほしい」と書き込んでいた。それをより伝わるように。その言葉にこめた思いをこう語る。

「当社は今もベンチャー企業のつもりですが、今年17期目を迎えて、もしかしたら守りに入っていたのかもしれません。一回形を決めてしまったら、変えようという意識になりませんでした。この機会に、第三者のデザイナーの目線で当社のサービスを届けるとしたらどうなるかを見てみたかったのです」

そして、出てきたグロースハッカーのデザインにユーザーが求めるものがあった。3つの仮説として、「画面最上部のメインビジュアルが余計である」「5種類のプラン提示が多すぎる」「プランごとに含まれる機能が比較しにくい」があり、その検証を行った。  結果的に前者2つの仮説は間違っていたが、仮説検証できることに価値がある。最後の仮説課題の解決が大きな成果を上げた。画面遷移なしに直感的にプランを機能比較しやすいUIに変更。さらに、サイト閲覧者がいたずらに迷うことのないよう、最もお勧めの「スタンダード」を立体表示で目立たせた。プラン内容が目立つのを邪魔しないようにイラストも縮小した。

その結果、申し込み画面への遷移率が75%向上した。

「Kaizen Platformは、サイト閲覧者を申し込みへと誘導するのに非常に効果がありました。またこれまではサービス開発者の思いやこだわりを前面に打ち出してしまう傾向がありましたが、ユーザーに求められている情報を届けるという原点を思い出させてくれました」(小松氏)

また、A/Bテストの重要性が広報宣伝室内で認識され、デザイナー側からも積極的にその実施を求める声が挙がり、サイトのユーザー・インタフェースに対するモチベーションが大きく向上した。

テストで結果を出したUI/UXは、同社のレンタルサーバーのトップページでそのまま採用され、新しいユーザーの申し込みを待っている。

  PDF ダウンロード

COMPANY PROFILE

さくらインターネット株式会社

http://www.sakura.ad.jp/
住所
大阪本社 大阪市中央区南本町1-8-14 堺筋本町ビル 9F 東京本社 東京都新宿区西新宿7-20-1 住友不動産西新宿ビル 33F
従業員数
正社員 266名
事業概要
国内最大級の大容量・高速バックボーンを誇る自社運営データセンターを保有し、レンタルサーバー(ホスティング)、専用サーバー、ドメイン、データセンター(コロケーション)、インターネット接続サービスを提供
カイゼン実施Webサイト
  • レンタルサーバー
利用ソリューション
  • Kaizen Platform Enterprise
  • オープンオファー

Kaizen Platform ご利用のお問い合わせ

Kaizen Platform

住所
〒163-0241 東京都新宿区西新宿 2-6-1 新宿住友ビル 41F
※2017年4月から 〒108-0072 東京都港区白金1-27-6 白金高輪ステーションビル 10F に移転
TEL
03-5909-1151
URL
https://kaizenplatform.com/

お問い合わせはこちら