Kaizen Platform, Inc.

導入事例: 株式会社クレディセゾン 様

ゴールドカード会員獲得コストが10分の1以下に

グロースハッカーによるサイト改善で競合との不毛な投資合戦から脱却

株式会社クレディセゾンでは、ベンチャー企業との協業に力を入れる中でKaizen Platformに着目。セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードのランディングページ改善で、1ヶ月に3回のA/Bテストを繰り返し、累積でCVRを52%改善。月平均比で会員獲得数1.3倍となり、社内では会員獲得コスト10分の1以下に下げた効果の高い施策と認識され、現在、活用を全社に広げようとしている。

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「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」ランディングページのカイゼン例

ポイント: ゴールドカード層にふさわしいプレステージ感を演出

カイゼン前

  • WebサイトのUI改善には、改善案の検討、外部の制作会社の手を借りる必要性などから時間がかかり、なかなか腰を上げられなかった
  • カード事業のWeb展開において、多大なコストがかかる広告出稿が会員獲得施策の中心だったため、効果のある別の方法を模索していた

カイゼン後

  • 社外グロースハッカーの活用でWebサイト改善のPDCAサイクルが加速。改善活動が容易になり、顧客のニーズを捉えたUIデザインについて今までにない気づきを得た
  • 開始から3回の改善でコンバージョン率の累積改善率1.5倍を実現。同社では、従来比10分の1以下のコストによる会員獲得増を評価し、他のカードや事業へ横展開中
  • カード事業部
  • AMEX推進部兼
  • AMEX・WEB支店 課長
  • 菅野 貴文 氏
広告だけなら1,000万円以上かかるであろう会員獲得が1/10以下のコストで。これはすごいことです

UI改善サイクルの確立を目指すも挫折

株式会社クレディセゾンは、日本の代表的なファイナンスカンパニーの一社だ。柔軟な発想で業界の先駆け的なサービス開発を多く手がけており、クレジットカードビジネスのみならず、ネットビジネスやリース事業、ファイナンス事業、アジア圏内でのリテール金融ビジネスなど、総合的な業容拡大に果敢に取り組んでいる。

株式会社クレディセゾン ネット事業部 インキュベーション部 戦略企画課 課長 吉田慎一氏は、こう語る。

「当社では自らのアイデアやノウハウ等でイノベーションを追求していくことはもちろん、“画期的なアイデア”や“高度なネット技術力”、そして“圧倒的なスピード感”を有するさまざまなスタートアップ企業との積極的な協業によりで自社の成長に繋げる試みに挑戦しており、ネット事業部では年間数百社に上るスタートアップ企業と出会いの場を持っています」

Kaizen Platformとも、当初は協業の可能性を探るためにアプローチしたという。しかし、ビジネスモデルを精査するうちに「社内で使っても効果が出そうだ」ということになり、ネットビジネスの一部で利用し始めた。

このときの目標は、UI改善のPDCAサイクルを社内で確立することだった。これまでは、改善しようとすれば、改善案を自ら考え、外部の制作会社に提示し、製作してもらっていたため、1ページ変更するのに相当の時間がかかっていた。Kaizen Platformを利用することで、メッセージ1行、ボタンの色1つでいいから自分たちでアイデアを出し、A/Bテストを実施しながら、Webサイトの品質を上げていくことを志向した。だが、ビジネス開発を本業とする社員が、Webサイト改善を日常業務の中で習慣化するのは難しかったという。

社外のグロースハッカー活用で不毛な投資合戦からの脱却へ

そこで利用開始したのが社外のグロースハッカーを起用するサービス(サービス名:オープンオファー)だ。知的財産権に配慮しつつ外のネットワークから改善案を集められるとあれば、自社で改善デザイン案を作成しなくてもPDCAサイクルを回すことができる。その利用先としてカード事業部に声をかけたところ、二つ返事で「試したい」という声が返ってきた。カード事業部 AMEX推進部兼 AMEX・WEB支店 課長 菅野貴文氏は、次のように語る。

「ミッションはWeb上でセゾン・アメリカン・エキスプレス・カード会員を獲得することです。従来、その常套手段はアフィリエイト広告やリスティング広告への出稿でした。しかし、この方法だけでは競合他社との投資合戦で不毛なゲームに陥りがちです。われわれはそこへ踏みこむつもりはなく、会社もそれを望んでいませんでした。Webサイト自体で潜在顧客を魅了するのが本質で王道だと思っていたところへ、Kaizen Platform活用の話が来ました。全面刷新ではなく、一部の変更による改善というのも、社内決裁手続きを簡略化でき好都合でした」

「今まで何人のお客様を逃してきたのだろう」

  • カード事業部
  • AMEX推進部
  • 會田 志保 氏
これまで顧客インサイトに合わないWebサイトを提供してきたために、何人のお客様を逃してきたのだろうと、深く考えさせられました

2015年6月、Web支店チームはまず、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・ カードのランディングページの改善を開始した。株式会社クレディセゾン カード事業部 AMEX推進部 會田志保氏はその感想をこう語る。

「簡単にUIを変えられなかったので、ランディングページはここ何年もそのままでした。Kaizen Platformのサイト改善機能は画期的で、社内で簡単に進められるのでびっくりしました。A/Bテストの結果にも驚きました。インセンティブを強調することが重要だと思っていたのですが、勝ち抜いたカイゼン案は黒を基調にしたプレステージ感のあるデザインでした。ゴールドカードを望まれるお客様が求めていたのは、これだったのかと。これまで顧客インサイトに合わないWebサイトを提供してきたために、何人のお客様を逃してきたのだろうと、深く考えさせられました」

従来比1/10以下へ獲得コストを大幅に下げながら会員増

  • ネット事業部
  • インキュベーション部
  • 戦略企画課 課長
  • 吉田 慎一 氏
クレディセゾン全体でさらにこの仕組みを活用しWebサイト改善を行っていこうと、現在体制を整備中です

効果は数字ではっきり現れた。通常は月間平均350件だった同ページからの入会件数が、A/B テストを開始した6月は100件上回って450件となった。9月のテストでも、やはり100件近く上積みされた。獲得会員数は月平均比1.3倍に増加したことになる。菅野氏は次のように語る。

「こうして月間100件ずつお客様を多く獲得できれば、年間で1,000件以上のお客様が獲得できる公算になります。これを広告だけで達成しようとしたと思えば、獲得コスト1/10以下。これはすごいことです」

菅野氏らはこの結果について社内に報告。今後はセゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードなど他のカードラインナップへの展開も進めている。

「この結果を受け、クレディセゾン全体でさらにこの仕組みを活用しWebサイト改善を行っていこうと、現在体制を整備中です」と、吉田氏。同社においてKaizen Platformは価値を生む投資として認められ、ますます期待が高まっている。

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COMPANY PROFILE

株式会社クレディセゾン

http://www.saisoncard.co.jp/
住所
東京都豊島区東池袋3-1-1サンシャイン60・52F
従業員数
2,078人
事業概要
クレジットサービス・リース・ファイナンス・不動産関連ほか
カイゼン実施Webサイト
  • 「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」
  • 「永久不滅.com」
利用ソリューション
  • Kaizen Platform Enterprise
  • オープンオファー

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〒163-0241 東京都新宿区西新宿 2-6-1 新宿住友ビル 41F
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TEL
03-5909-1151
URL
https://kaizenplatform.com/

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